【比較】日本を襲った史上最強の台風は?台風10号がいかに危険かわかる動画
これまでに日本に上陸した台風の、上陸時の気圧を比較しました。この動画を見れば、今九州に接近している台風10号がどれほど危険か理解できると思います。室戸台風や枕崎台風、伊勢湾台風、第二室戸台風などに加えて、去年の台風15号や台風19号などは、どのくらいのレベルの台風だったのでしょうか?近年、あまりこのような勢力で上陸する台風はありませんが、台風10号は、このような最強クラスの台風に匹敵する可能性があるのです。 この動画では台風の「大きさ」ではなく「強さ」を比較しています。台風のサイズ(強風域の直径)が大きい方が危険というわけではありません。重要なのは中心の気圧です。例えば2019年の台風15号は、サイズ自体は小さかったものの、房総半島を中心に甚大な被害をもたらしました。今回の台風10号も、サイズ自体はよくあるクラスですが、中心気圧が普段の台風と桁違いに低くなる予想です。 参考資料 気象庁「中心気圧が低い台風 (統計期間:1951年~2019年第29号まで)」 https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/typhoon/statistics/ranking/air_pressure.html 国立情報学研究所「デジタル台風」 http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/