中米・コスタリカで幻の鳥を激写する！ 最終夜

昨夜のKBS京都・どうでしょうリターンズは、
「中米・コスタリカで幻の鳥を激写する！」最終夜でございました。


この回は、とにかく前枠・後枠が秀逸です。
まず前枠。
写真家・大泉先生が話している時に、画面上に見切れて何かが
飛んできます。
先週「あくまでケツァールを撮れなかった時のため」そして「茶番」
だと言い切った、ミスターさんのケツァール扮装がちらっと映ります。
「おや？もしかして（というかやっぱり？）ホントに撮れなかった？」
と思わせるような前枠です。


いよいよサン・ヘラルド・デ・ドータでのケツァール撮影にかかる
どうでしょう班。
到着した日の夕方、さっそくロッジ周辺の地図を持って探索に
出かけます。
地図によると、ロッジ周辺でのケツァール出現ポイントは3つ。
第1ポイントはロッジの目の前にある川岸。
第2ポイントはロッジの右奥にある池の周辺。
そして第3ポイントはちょっと奥地の山の中。

まずは第2ポイントの池に向かった一行。
このポイントでは2羽見たとの目撃情報があったのですが…
しばらく探してみますが、どうもいる気配がありません。

引き返した一行は、続いて第3ポイントの山の中を目指します。
しかし…「地図にはないけど行けるだろう」と藤村さんが
思っていた道が行き止まりになると思われ、やむなく来た道を
引き返すことに。
「お得意のが出た？」と呆れ顔の洋ちゃん。

戻ったところで案内板に遭遇した一行、実はポイントまでは
4kmの山道を歩くことがわかってショック。
とりあえず行ってみようという出演陣に対し、600ミリのバズーカ
をしょってる藤村さんを始めD陣は行く気を失くしてます。
どうにか1km歩いても「（まだ）行くかい？」「釣りしないか？」と
辞めさせようとする藤村さん（笑）。

1.5km地点に到着した一行。
ここでついに（笑）ミスターさんから「じゃ、撤退ということで」
との言葉が。
山に雲が出始めたことで「山の天気は変わりやすいから」、そして
「ロッジ前の川も出現ポイントだから」を言い訳にしてます。
洋ちゃんは「あとワンチャンスしかないのにそれに賭けてもいいのか？」
と不満そうですが、一行はロッジに引き返すことに。

ロッジに戻った一行は、「ケツァールの出現を待ちながら」（笑）
藤村さんがしきりにやりたがってたニジマス釣りをすることに。
なんでもロッジ前の川にはすっごいたくさんニジマスがいるとのこと。
勇んで釣りを始める洋ちゃんとミスターさん。

…しかし2時間たっても1匹も釣れませんでした…。


こうしてついに残された時間は明日の朝のみとなってしまった一行。
この日の夜、偶然にも同じロッジにいた本物の野鳥写真家・神田君夫
さんと出会い、その神田さんの話では今日もケツァールを見たのだとか。

神田さんによると、ケツァールは雲が出てきて視界が悪くなると出てくる
とのこと。
そして今日見たのはこのロッジからちょっと上の方で、夕方だったとか。



まさに一行が山道を引き返したあたり、そして釣りをしていた頃に
ケツァールが出たということに。
これはどうでしょう班、大失態です…。

翌朝。いよいよこの朝が最終日、ラストチャンスになります。
昨夜「100%見られる！」と豪語したガイドのセニョール・マリーノ
に連れられてケツァールの見られるポイントに行くことに。
何でもそのポイントでは前に12羽も出現したのだとか
嬉野さんも「大泉くん、12羽もいたらどれかにはピントが合う
んじゃねぇか」と期待をよせます。
ケツァールはグリーンが違う、ホントに美しい鳥なのだそう。

いよいよ、100%ガイド（笑）マリーノの運転で彼とっておきの撮影ポイント
に向かう一行。
ポイントに到着後、車を降りて歩きながらケツァールの撮影場所へ。
途中の声を潜めながらのやりとりに、いやでも緊張感が高まります。

撮影場所でカメラのセッティングをし、ケツァールを待ちます。
マリーノもケツァールを探しに森の中へ入っていきます。
やがてマリーノが戻ってくると、「1羽いる」とのこと。
その直後、藤村さんと洋ちゃんが「あっ、あっ！！」という声を上げます。

ついに現れました！鮮やかな赤と緑をまとい、長い尾を揺らしながら
舞い上がるケツァールが！！
音声もなくただケツァールを飛ぶ姿を見せた編集も素晴らしい

慌ててカメラをケツァールに合わせる洋ちゃん。
後ろでD陣も大感激してます。
…しかしここで藤村さんがものすごいひと言を放ちます。

「あいつ（マリーノ）あそこでカゴから放したんじゃねぇか？」

…マリーノと一緒に出てきたから…（笑）？

そのマリーノとともに、さらにケツァールに近づいていきます。
そして移動した先でもまたもケツァール発見
洋ちゃん、手持ちで1発撃ちました。
再びカメラをセッティングして待機、そしてマリーノはまた奥へと
探しに入っていきました。
もうここでは「マリーノが新たにケツァールを放して出てくる」ことに
なってます（笑）。
まぁたとえそうであってもホントにケツァールを
見られたことに、そしてそのあまりにも美しい姿に
感動する一行。ホントにキレイです、ケツァール。

いつの間にかたくさん増えた（！）ツアー客とともに更にケツァールを
追うどうでしょう班。
今度は最大のチャンス、なんと目の前すぐにいます
もう「撮ってください」と言わんばかりの真正面からの姿を
カメラにおさめる事が出来ました。


多少マリーノの行動に不審点がありながらも（笑）、それでも
今回は無事にケツァールの撮影に成功したどうでしょう班。
あの後、前日行った第2ポイント（池付近）でもケツァールを
見たのだそうです。
これにて、コスタリカ編終了でございます。

…「ケツァール展」はどうなったか、ですか？
ハイ、この後にHTBのニュース風に「コスタリカ 大ケツァール展
札幌市内のスーパーで開かれる」というコント？で
映されましたよ～。


最後の後枠…ついに「茶番」のミスター「ケツァール」が登場
何と鈴井さん、クレーンで吊り上げられてます。
高所恐怖症という鈴井さん、怖かっただろうなぁ…。
しかし、ちゃんとケツァールは撮れたのに、「茶番」と言っていた
コレをしっかりやっちゃうのがどうでしょうらしいなぁ～（笑）
最後にこんなオチがくるとは、やられました。


さて！来週からはいよいよ！
昨年のどうでしょう祭りでの「どうでミー賞」名企画部門ベスト10に
2つも登場した、どうでしょう後半の大型名物企画「対決列島」
がついにスタートします
こうご期待でございますよ～