毎日がどうでしょう

「水曜どうでしょう」&ミスター・鈴井貴之さんが大好き♪
そんな私の日常とCUEさんを綴るゆるゆる日記でございます☆

ドラバラ鈴井の巣#23

2006-09-14 | ドラバラ鈴井の巣



2日(土)のCSテレ朝チャンネル・ドラバラ鈴井の巣は、
「マッスルボディは傷つかない」第10夜でございました~


いよいよドラマ本編も大詰めを迎える「マッスルボディは傷つかない」。
次回の最終話を前に、今回はまたまた「メイキング特集
でございます


☆特撮舞台裏①。
 第3話の用務員室でのシーン。
 サルのタカユキ用務員の2役を1人で演じている鈴井さんが、
 同時に一つの画面に映っています
 これはごく基本的な特撮の1つで、
 ①まず用務員だけの芝居を撮影する。
 ②次にアングルを変えずに真池龍とタカユキを撮影する。
 ③これらを編集段階で合成する。
 という手法です。

 しかし、両者が重なってしまい合成が難しい場合もあります。
 こういう時は、「顔を出さない」という大前提のもと、スタントを
 起用
することに。

 今回そのタカユキのスタントとして選ばれたのが、当時の
 新人・オクラホマ藤尾くん。
 「こういう下積みを経て、今の社長があるわけですね」という
 藤尾くん。いやいや、まさしくいま現役でやってるんですけど、
 鈴井さん・・・


 さて、確認。
 今回はスタントということで、顔は一切映りません
 それでも本人にしてみれば大切な出番のひとつ。
 一応顔のメイクもし、鈴井さんから「サルの歩き方」まで学んで
 ついでにせっかくだからと顔の表情まで学ぼうとしたその時…

 「悪いけど、顔映らないから」とスタッフから断言されてしまった
 藤尾くん…「僕、いるだけでいいんですもんね?」とやる気を
 失ってしまいました…
 現場に来る途中でも散々「(顔は)映らないよ」と言われてきて
 いたのに、現場にきたら"それでもちょっとくらいは…"と淡い
 期待を持っていたようです

 さて、このシーンでは真池龍が「普通にしゃべる」という
 見せ場も登場
するのですが…実は大泉さん、ここで
 思わぬ壁にぶつかっていました。

 「地声で話して欲しい」という監督と、「ここまで来ると地声で
 しゃべるのは恥ずかしい」という大泉さん。
 監督と役作りの考え方が完全に食い違ってしまいました…

 「キャラが無い」とかつての大門通(ホワイトストーンズのキャラ)
 を持ってこようとする大泉さんでしたが、監督のキザ野郎という
 リクエストを受け、キザ野郎=ジュリー(沢田研二)風
 試してみることに。
 …しかしやってみると遠山の金さん風になったり、まるまる
 モノマネになってしまったり…

 悩みに悩んだ末、結局大泉さんが本番で持ってきたキャラは
 トヨエツをイメージしたものだったのですが…
 「この台詞を言った後横を向いたら(顔の)アップを下さい」と
 カット割り(=監督の仕事)まで指定し、更には台詞自体も
 「死ぬまでな。」→「未来永劫に。」と勝手に変えて
 しまいました…
 トヨエツが「この世の果て」というドラマで実際に言った台詞
 なのだそうですが、鈴井さんは「もう大物ばっかりでこの現場
 やりにくいんですけど~」とお手上げです…
 
 挙句、大泉さんは照明まで指定し、どうにか真池龍の
 「トヨエツ・キャラ」は完成
 すると今度は、サル(タカユキ)が負けじと大熱演を繰り広げ…

 「ちょっと…、邪魔だなァ!サル…。」と大泉さんが訴える
 ほどの大熱演(笑)。
 リハでこれですから、本番では更に大きくなること間違いなし
 です
 そして迎えた本番は…やっぱり大きくなってました
 大泉さんも台詞の途中で思わず笑ってしまうほどでした
 監督に「真池龍がちゃんとしゃべればOK」と確認を取るものの、
 あまりのことにボー然の大泉さん…
その一方で、してやったり?でお茶目に振舞う鈴井さんが何とも
 可愛い
 そもそもこのサルは脚本に載っていなかった役。なのに周りを
 すっかり食ってしまっているこの存在感…さすが鈴井さんです。


☆特撮舞台裏②
 第4話の音楽室で登場した、真池龍が空中でピアノを弾くという
 ナンセンスなシーン
 実はこの場面でも、先ほどと同じ特撮の手法を用いています。
 ①ピアノの横に台を置いて真池龍の演奏を撮影する。
 ②次にテーブルを片付け、ピアノの下のタカユキを撮影する。
 ③2つを合成するとテーブルも消える。…という具合です

 このシーンは、「柔道一直線の近藤正臣を再現したい」という
 企画者・安田さんの強引な要望で実現したものなんですが、
 演じる大泉さん本人は、恥ずかしくて仕方ないようで…

 「覚えてろよ!お前…」と安田さんを脅してます
 
 それでもさすがは"役者・大泉"、本番になると我を忘れて
 熱演を披露します
 …しかしカットが入って我に返ると、恥ずかしさがこみ
 上げる…何ともいえない苦笑いを
 浮かべる大泉さんなのでした

 ちなみに、宙に浮いたままつま先でピアノを奏でているように
 見えるカットも、高い台の上に座って足で弾いていたのでした

 さて、1人2役のため拘束時間だけは人並みはずれて長い
 鈴井さん。
 この日も例によって出番が少なく、ヒマを持て余し気味…
 結局この日は9時間の拘束でたったの3カット。しかも最後の
 撮影はバナナをかじるだけ…
 昼3時に入ったのに、最後の撮影を終えたのが深夜0時過ぎ。
 その9時間の拘束で撮影したシーンは①用務員の清掃
 ②バイクのスタント ③タカユキのバナナ と何と台詞ゼロ
 その様子に大泉さんも思わず「あの人はなんで疑問を抱かない
 んだろう…?」
とつぶやくのでした


☆豪華!ゲスト陣
 今回の作品はとにかく特別出演のゲスト陣が豪華
 毎回、ドラマ本編のラストに入る「今週のポージング」を
 担当しているのが、いまや全国区の人気を誇る中山きんに君
 企画者・安田さんのたっての願いにより大奮発
 キャスティングされました

 収録当日の朝8時、ロケの前に出演陣3人(安原・真池龍・タカユキ)
 が直々にお迎えに上がりました。出演陣、何故か扮装のままで
 お迎えに行ってます
 朝から超ハイテンションのきんに君、カメラと出演陣にも
 しっかりとご挨拶です
 
 きんに君には番組から事前に資料を送り、内容は既に確認済み
 とのこと。
 その台本を読んだきんに君の感想は…
 「主役になりたい」
 でも「安田さんにお会いして、主役は安田さんだなと思い
 ました」と割と謙虚。安田さんと「腰の低さ対決」
 をするほどです(笑)。
 そして自分のコーナーが毎週必ずレギュラーで放送される
 と聞いたきんに君は、感謝とともに自分の筋肉に向かって
 頑張るように会話してます…
 さらに、「今週のポージング」で6種類のポーズを依頼される
 と「今まで筋肉のことで断ったことは1つもない」と快諾
 …それにしても、筋肉のお願いってどんなのがあるんでしょう…(笑)?

 こうして見せてくれた「今週のポージング」。
 一見簡単なようにも見えるのですが、意外とエネルギーを使う
 ようで時折NGを繰り返し、ひどい時には倒れこむ場面も…
 
 疲れながらも次々とポーズをキメ、ようやく残すところあと1つ。
 最後のアブドミナルアンドサイもキメて無事終了
 丈夫に産んでくれた親への感謝も忘れない、謙虚なきんに君だった
 のでした

 "歌好きの生徒役"として出演してくれたのが、アーティストの
 坂本サトルさん
 「鈴井の巣」スタート以来のお友達で、ロケ期間中にたまたま
 札幌にライブに来ていたところをつかまえて(笑)、昔からの
 よしみ…ということで友情出演をお願いしてしまいました

 現場に入った坂本さん、「僕(何をするのか)何も知らない…」と。
 なんとご本人には何も伝わっていなかったようです
 急遽その場で演出をつける監督。
 「ケンカのシーンにアドリブで歌を入れる」ということに
 何も知らずに現場に来て、いきなりアドリブの歌を要求されて
 しまった坂本さん。
 それでもさすがプロのミュージシャン!本編で歌っている歌は
 その場でご本人が作った、正真正銘のアドリブです
 その曲は、実際に隣でケンカを見ながらイメージを沸かせて
 作ったもの。ホントにほんのわずかな時間で作り上げたようです、
 すごい!

 もう1人。
 わざわざロサンゼルスまで行き、悲しき珍道中を繰り返した末に
 ようやく出会えた、同姓同名のプロボディビルダーケン安田さん。
 その力は安田さんが両腕を使って腕相撲対決をしてもあっさりと
 負けてしまうほど。何せ力こぶがマジック縦1本分の太さもある
 のだから驚きです。まるでポパイのよう…。
 だから片手で40kgのダンベルも持ち上げられます
 一応チャレンジしてみる(笑)安田さん…両腕でも無理です
 世界との差を痛感する安田さんなのでした


 今回はここまで
 次回、ドラマ本編もいよいよ最終回!
 こうご期待でございます


 
  
 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿