6回目(5月16日)、いよいよ最後の治療、卒業試験である。
今回が最終日とあって処置前に院長の問診にて説明があった。
① 前回採取した尿細胞検査の結果はOK
(悪性細胞は検出されなかった)
② 今回で一応BCG治療は終わり、
次回は2ヵ月後の7月11日(月)に尿検査と膀胱鏡検査で再発状況を調べることになる。
③ 睾丸の腫れは、一旦大きくなると元に戻るには数ヶ月かかる。
④ 抗生物質は通常3週間程度だが、まだ睾丸の腫れが引かないので、あと2週間分出しておくが、飲みきったらそれまで。
結局、抗生物質(レボフロキサシン錠500mg)は6週間分を飲みきることになった。
さて、その説明の後に最後のBCG注入。
最後の副作用はこれまでの最悪! であった。卒業試験は厳しかった。
月曜日の午後は薄い血尿が出て、かさぶたも出た。
夕方から発熱、38.6度と最高値を記録した。
解熱鎮痛剤「カロナール」を飲んだ。
(5月16日)月曜日の頻尿は35回。
(5月17日)火曜日の1時30分にやっと平熱に戻った。頻尿は24回と下がった。
(5月18日)水曜日には嘘のように快調となって散歩も出来るようになった。
カロナールノ服用回数も半分になった。頻尿は23回
(その後は徐々に副作用も減ってきて、週末には頻尿 14回となった)
(5月20日)金曜日からは念願のプールを再開することが出来た。
コロナ禍にあって中断していたのだが、このところ感染者数も減ってきて、プールは安全との証明もされてきたので、家族の了解も得られて安心しての再開であった。なんと今年3回目である。
久しぶりのプールはとても気持ちの良いものだった。水の中がこんなに自由で心身ともにリラックスできることを再認識した。
久しぶりにプール友とも会えた。それぞれにコロナ禍で控えていたという。
中には2年ぶりの友も居た。互いに再会を喜び合った。
そして(5月22日)日曜日が来た。
大相撲は千秋楽。一人横綱の照ノ富士が怪我を乗り越えて優勝したのも大いに励みになった。
相撲が終わって、ハット気が付いた。
「そうだ、明日からはもうBCGに行かなくて良いんだ!」
「恐怖の月曜日」とはグッバイになったのだった。
長い長い6週間であった。入院から手術を経て、一番辛かったのが BCG治療だった。
次回、7月11日(月)までの 7週間を思い切り楽しんでおこう!
それまでは、しばらくお休みいたします。 (つづく)
日に35回の排尿・・・、想像を絶する頻尿です。
夜間は眠れるのでしょうか・・・
タマタマ、1回大きくなると数ヶ月大きいままだと、来月からの治療でまた大きいままですね。
たいへんそう。
治療再開までの7週間、完治の解放の練習を存分に楽しまれてください。^^
>第9回から10回までの間の充電中に、この治療に耐えておられたのですね。
そのとうりです。もう友達に電話する気力もありませんでした。
>日に35回の排尿・・・、想像を絶する頻尿です。
夜間は眠れるのでしょうか・・・
間隔は長くて1時間ですから、昼夜を問いませんでした。
とうとう枕元に採尿カップを置いて、起き上がったらすぐにカップへ。良い方法を発見しました。(笑)
>タマタマ、1回大きくなると数ヶ月大きいままだと、来月からの治療でまた大きいままですね。
たいへんそう。
私の場合、たまたまタマタマに感染しちゃったので余計に辛くなりました。
もうテニスボールから半分くらいにはなりまして痛みはまったく無くなりました。でも、まだまだ元に戻るまでは気長に待つしかないようです。
>治療再開までの7週間、完治の解放の練習を存分に楽しまれてください。^^
ありがとうございます。
期間限定になると、あらためて健康のありがたさを感じます。
プールだけは続けています。これが一番の楽しみです。
次の段階、さあて
幸運を祈るばかりでです!
体が病気と向き合って戦ってくれてるんですね。
人間の体ってすごいですね。
花おじさんもすごいです。
次の治療までの間、プールでストレス解消できたら何よりです。
>お疲れさまでしたね。
有り難うございます
>体が病気と向き合って戦ってくれてるんですね。
人間の体ってすごいですね。
ほんとに、身体はしっかりと静かに戦っているんですね。
改めて生物の生命力に驚きました。
>花おじさんもすごいです。
次の治療までの間、プールでストレス解消できたら何よりです。
自分が「がん患者」なんだって実感がまだ無いんです。
昔は本人には極力告知しなかったようですが、今はあっけらかんとしていますから、実感もあまり沸かないんでしょうね。
テニスはもうしばらく様子見ですが、プールは無理しないので楽しいです。