花男の物置部屋 引っ越して3箇所目

備忘録的に食ったもん、読んだもん、聴いたもん等を書いてます。

「博多さっぱそうらん記」 三崎 亜記

2021-12-28 08:25:00 | 活字もすっげえたまには読むぞ


博多駅に迎えに行った新進の建築デザイナーは同級生だった。当時彼のことがちょと好きだったかなめはそれなりにテンションが上がったが、どうも彼=博は・・・自分がトラウマを作ってしまったらしい??? 盛大な物別れに終わった再開だったが、彼とは「手をつないで」協力しなくてはいけなくなる。「博多市の怨念」によって右往左往する「あっちの世界」の影響が現実世界にも押し寄せて来て、博多の街が大変な事に。かなめと博が手をつないだ時だけ聞こえる天の声をたよりに、あっちの世界の住人?片羽をもつ「ハンの物」と協力して、平和を取り戻すために世界転覆・・・福岡転覆か、をもくろむ別の片羽の者たちその名も「カタハネ」と争う事に・・・ってなお話ですか???


この人の荒唐無稽な世界観はいつものことだけど、今回実は最も現実より???ファンタジィがファンタジィとして登場人物たちが認識してる感じはむしろ万城目学とかの世界観設定に近いか・・・結果普通の歴史物ファンタジィ兼ラブコメとして普通の読み応え。普通っぽさに物足りなさを感じなくもないけど、これはこれでちゃんと楽しめました。

面白かったです。

そしてピザ

2021-12-27 19:43:00 | 食い物の話とか
今日は割と午前の早くにAmazonから物資支給が


BGMの追加補充。今を時めく二人の共演プロジェクト。購入のポイントはBootsyの参加だったりするけど=声だけ。それをさておいても流石。毒は無くとも、スリルは程良く。グルーヴは軽快。ポップにキッチリ気持ち良い。ご家庭でも楽しめる素敵なFUNK? 曲がシングルサイズと言うのか、コンパクトにまとまってるのも、正しくポップスの良心が感じられて良い(延々とやたら長いFUNKとかも大好きだけどそれはまた別の話・・・)。そしてBootsyは常に素敵。

そしてお昼は


オールドヒッコリーへ。なんかマスクもらった。

年末モードで、平日ランチはもう休止中との事で、レギュラーメニューからチョイス。

ナポリの漁師風のイタリアンサイズ=2220円を。



魚介たっぷり。しつこく無いのに濃厚な旨味。特にタコがナイス。ここのピザはどれも美味いので、順位付けたら微妙な位置に行きそうだけどこれはこれでまた相当素敵です。よってもちろん幸せ💛


晩飯はクリスマスすぎてたたき売ってた

イオンの鶏ももを。2本で300円切ってた。味わいは元値でもそっちよりは安いので、さすがにハマケイとかの方が美味しいけどまあそれはそれ。


明日はどう過ごそうか・・・ひょっとしたら桜木町出陣の声がかかるかも?


「涙雨の季節に蒐集家は、 夏に遺した手紙 」 太田 紫織

2021-12-27 08:18:00 | 活字もすっげえたまには読むぞ


シリーズ第二弾。前作の感想↓
https://moon.ap.teacup.com/hanao/7522.html

大学を休学して遺品整理の会社で働くことになった青音。その会社の遺品整理士の村雨望春の双子の弟、カウンセラーで「涙コレクター」の紫苑のマンションで共に暮らす。そして遺品にまつわる謎が・・・キャンプ場で遺体が見つかったプロレスラーが残した指輪が広げた波紋、亡くなった伯父夫婦も懇意にしていた老女の葬儀で再開したちょっと苦手だった幼馴染の少女と逃げた忠犬の行方、漂流物の研究をしていた父が娘に残した遺産に込めた思い、そして母に似た絵と村雨紫苑の謎・・・そんなですか。

作者らしいトーンのいい雰囲気です。犬と食い物の描写も相変わらず良い。短編のストーリーも人情や愛もなかなか良く、大きな謎の方はまだまだフワッとしてるけど興味を惹かれる・・・次が楽しみ。

面白かったです。

2日目は川崎方面へ

2021-12-26 08:16:00 | 食い物の話とか

今日のお昼と言うかブランチは二週続けて

はなまるうどんで。今日は天ぷら1個無料券を消費。年内のJAFの50円引きクーポンは併用出来ず、年内もう一回来るか考え中😅




冷たいぶっかけのカレーセットとから揚げにとり天が無料で結果=740円。



無料にしてもらったとり天は悪くないけど、これならしばらく食ってない丸亀のかしわ天の方がやはり美味しい。


やはりはなまるの醍醐味はカレーとから揚げ(次点でコロッケ)。今日も大好きで幸せ💛

で先週発注した



メガネGET。ツヤが無くなってきた古いやつはフレーム磨き?削り?サービスへ(無料)

でイオンモールをプラプラしてたら


なんかもらった。美味しいとは言い切れないけど不味くないです。


そして川崎は鈴木町方面の妹宅へ

姪への2年分のクリスマスプレゼントとか誕生祝まとめて(笑) その後妹家族宅で桃鉄30年ぶり位でやった。ロングセラーだ・・・おおもとの桃太郎伝説の方はどうなんだろう・・・

それにしても妹宅には

高級菓子があふれててヤバかった。無くならないからどんどん食べてと言われ、止まらず大量摂取。

特にヤバかったのが


これ。ものすごくリッチに美味くて絶対身体に悪い奴だ(笑)

そして晩飯おごる


韓の台所と言う店で。人気店の様で予約してたんで入れたけど5時半時点でほぼ満席でかなり賑やかだった。

たっぷり

焼肉。大人3人と子供一人で2万円ちょっと。店員さんに「結構量あるけど大丈夫ですか・・・」と言われたけど、あっという間に無くなったな・・・高いタンと鶏(多分せせり)はかなり美味しかった。他は、まあまあ。

しかし移動中横浜駅に人出とか、マジすごかった。大和からの電車も・・・コロナ禍以前より多いんじゃないかって。街に喧噪が戻ってます。後はオミクロン次第か・・・

ってな感じに2日目終了。


「おわかれはモーツァルト」 中山 七里

2021-12-25 21:27:00 | 活字もすっげえたまには読むぞ

さよならドビュッシーシリーズ改め岬洋介シリーズ改め音楽ミステリーシリーズの第8弾。

過去作の感想↓
http://moon.ap.teacup.com/hanao/2417.html
http://moon.ap.teacup.com/hanao/2741.html
http://moon.ap.teacup.com/hanao/3312.html
http://moon.ap.teacup.com/hanao/3878.html
https://moon.ap.teacup.com/hanao/5335.html
https://moon.ap.teacup.com/hanao/6583.html
https://moon.ap.teacup.com/hanao/7032.html

ショパンコンクールでも入賞した盲目の天才ピアニスト榊原。彼に狙いをつけた捏造ゆすり当たり前のゴシップフリーライターに傍若無人なインタビューから始まって、コンサートの妨害まで。彼の対処を考えていた榊原とそのチームだったが生活安全課刑事の提案で、こちらから再インタビューをあえて受け入れ罠にはめよる事に。しかしそのライターは、榊原の練習室でインタビュー前日に射殺され・・・暗闇での射殺で警察から疑われる榊原。その危機に駆け付けたのはショパンコンクールの時にも救ってくれた岬洋介だった・・・そんな感じ。

上記リンクの中でも特に「いつまでもショパン」
http://moon.ap.teacup.com/hanao/3878.html
のリョウヘイサカキバラの登場。今回ステージ共演も。岬洋介相変わらずです。かっちょいいです。そしてこのシリーズは音楽愛にあふれてますね。

面白かったです。シリーズとしては非常に。