12色のクレパス

わたしが見た、光を此処に。
Thanks for always being there…

木々の向こう、むかし話の世界。

2014-01-30 20:56:00 | わたしのイチニチ。


先日の話。




わたしの仕事は、冬は事務仕事が多くて、



夏ほど現場に出ることもなく、




夏と比べるとかえって、忙しかったりします。






そんな、ある日の朝。





「○○方面行きますけど、何かありますか?」


の、わたしの一言に、



コレとアレとソレと…




用事が山盛り(笑)





でもね、行き先見てビックリ。


どう見ても、「ついでに」行く場所ではないような…




そのうえ、この雪の中、初めて行く場所。



大丈夫かなぁ…と、思いつつ



とりあえず、出発。







目指すは、この川の上流…






道はどんどん狭くなり…



これ、主要道路です(笑)







この道を登って、開けたそこは…



なんとなく、空が近いような。







ふと、木々の向こうに、目指してる集落発見!



まるで、日本むかし話の世界。






あそこに、わたしを待ってる人がいると思ったら、


たとえ、むかし話の世界でも、どこまでも行けるのに。






待ち人は、居なくて…。






待ってると思って行ったのに、

居ないときって、寂しいね。









この後、アチコチ回って、


夕方見た景色は…



なんだか、綺麗でした。


なんだか、刹那な夕焼けで、綺麗でした。




モネの描く夕焼け空は、こんな感じかな。

切なくて、温かい夕焼け。












でもね、逢いたい人に逢えたから。




久しぶりに逢えた、その人は、

心が痛々しくて。





壊れてしまいそうでした。







ゆっくり休める場所が、ないのかな…






どうか、大きく、強く在るように。










わたしね、

どんなに忙しくても、夕焼け空だけは見てるから。






おんなじ空を見てるって、

少しでも、気持ちが和らぐなら、





空を見てよ。




遠い山並みに沈む夕日も、


ビルの間に沈みゆく夕日も、


海をオレンジ色に染める夕日も、


まっ白い大地に吸い込まれていく夕日も、


みんなどれも、ひとつの夕日。









きっと、わたしも見てるから…。








今日もお疲れさま。


オヤスミナサイ。


















木漏れ日さす、雪道。

2014-01-29 12:40:00 | わたしのイチニチ。




木漏れ日さす、雪道。





吸い込まれそうな、木漏れ日。









今日、わたしが見た光と、



あなたが見た光が、同じだったらうれしいな。










あなたは、どんな光を見たのだろうか。









今日は、暖かく、いいお天気です。


それなのに、事務所に缶詰めなイチニチ。







お散歩、行きたいなぁ…






木漏れ日の下を、歩きたい。





いつか、一緒に。










良い午後になりますように。

























其処と此処とイチゴと。

2014-01-27 23:07:00 | わたしのイチニチ。






Thanks for always being there…

いつも、そこにいてくれてありがとう。









そこにいるだけで、いいの。






そこにいてくれたら、それでいいの。







見えない未来も、


今、この瞬間の不安も、






そこに、あなたがいてくれたら、

いつか、きっとシアワセな瞬間に繋がるから。







わたしは、此処にいるよ。

















今、この時も


あなたは、大きな不安に包まれているのかな。








ひと粒のイチゴでは、なにもかわらないけれど、



あの日のイチゴをふとしたときに



思い出してくれたら、





それで、あなたのココロが少しでもほっこりしたなら、





わたしはシアワセです。











今日もお疲れさま。


オヤスミナサイ。



































まっ白な世界、懐かしい世界。

2014-01-22 23:43:54 | わたしのイチニチ。




しんしんと降り続く雪。




世界は、まっ白に。








そんな中、とある懐かしい世界へ行ってきました。







クロスカントリースキーの大会会場へ。







高校時代、わたしがマネージャーをしていた部活の先輩が、


今シーズン、夏場から今日に向けて、トレーニングを始め。






レースに復帰しました。






子育てしながら、どこのチームにも属せず、現役選手と戦う。






夏場から、ずっと先輩を見てきて、


たった一人で、自分を追い込んでトレーニングを重ねる姿に、


胸を打たれていました。








そんな先輩に、前日メールを送ったら、



「かなり、場違いな感じがして…

 でも、せっかく練習してきたから、しっかり集中して全力を出し切ってきます。

 サポートようのビブあるんだけど、ハナミズキの分かな?」



と、お返事が…。






これは、応援に行かなくては!と。


わたしがいてもいなくても、結果は変わらないけれど、


勝負するレースを、見ておきたくて。












先輩には内緒で、会場目指して出発。




スタートは11時。


朝、一人で7時に家を出て、4時間…





雪で道路が大荒れ、しかも初めての会場で、道に迷い…




会場に着いた時には、最後の選手がスタートしたところでした。







会場の雰囲気を懐かしむ間もなく、


とりあえず大会本部へ顔を出し、



スタートリストをもらって、先輩のゼッケンとコースを確認。





間に合いそうな、ポイントへ走る!






コース上、最後の登り坂へ着いた頃には、



前走者が通過。






そのときふと、思ったのです。




吹雪のなか、ゼッケンの番号が見えず、


着ているスーツの色も分からない…




先輩を見つけられるのかな?(笑)







なんて、今更感たっぷりに不安になっていたら




吹雪の向こうに、選手が…






トップできたのは、先輩でした。







過去に、何度となく見たこの光景。







鳥取から、北海道の音威子府まで、

日本のあちこちで見た、この光景。







鳥肌が立ちました。








番号なんて見えなくても、


走り方で、音で、分かるんだね。






あの頃と、同じく、



ただ、前だけを見て…










レース後、

びっくりしてるような、ほっとしたような先輩の顔を見て、


応援に来てよかったと、思いました。




その顔を見た瞬間、長い間のことを思い出して、泣いてしまいそうでした。









やっぱり、凄い人です。








帰り道。




やまない雪は、白銀の世界。









きっちり4時間かかって、無事到着。






なんだか、冒険したイチニチでした。








夜、先輩から、メールが…。



「来てくれて、ありがとう。

 めちゃめちゃびっくりして、本当に嬉しかった。

 ハナミズキの顔を見た瞬間、涙を堪えるのに必死でした。

 知ってる顔を見て、ほっとしたみたい…」



行って良かった(^-^)







時の一流選手が、


今、また走り出しました。





孤独とも戦いながら、ひたすら、自分に挑んでいます。







さあ、次は…






今度は遅刻しないように、サポートに行こう。















長くなってしまいました。






先日のクイズの答え…



毎月22日は、ショートケーキの日。

それは、なぜでしょうか?







答えは…


日曜日始まりとか、月曜日始まりの

一週間ごとのカレンダーを見て。





ほら、22日の上は、15日。



そう、上にイチゴがのってるから!






ふふふ( ´艸`)





だから、今日、22日に


もし、辛い思い出のイチニチの人がいたら、




片隅に、ショートケーキを思い出して。



イチゴの甘酸っぱさを、思い出の片隅に加えてください。





少しでも、辛さが和らぐように…

























薄い夕焼け、雲にとけて。

2014-01-21 20:22:03 | わたしのイチニチ。






あわただしく、過ぎていく日常。



今日も、いつの間にか午後になり、



いつの間にか、夕方に。











ふと、窓の外に目を向けると、



薄い太陽が、夕日になっていました。










この夕日に気づけて良かった。


気づかなかったら、あわただしいイチニチのまま終わってしまいそうで。







見ている間に、雲間に沈んでいく夕日。








ほんの数分で、夕日は雲にとけていきました。





また明日、朝日になる夕日。





とけた夕日はしばらく、雲を夕日色に変えていました。









とけていく夕日を見ながら、ふと、思った。







大きな目標や、使命感、存在意義を持って生きていくことは、もちろん素晴らしいことだし、


自分が、今こうして此処に生きている意味を知り、


自分意外のナニカのために、自分のチカラを発揮できるのなら、


それは、誰から見ても、有意義な人生なんだと思う。





 




でも、

朝日がまぶしいと感じたり、


ジカンの流れを、四季で感じたり、


吹き抜ける風に包まれたり、



大切な人の温かさに気づいたり…





そんな些細なことに「気づける」ことも、また、


ゆたかな人生なんだと、思う。








気づかなければ、ただの日常。


たけど、気づいたら、なんとなくトクベツな日に…





焦ってもいい。

不安を消すことなんて、できないのかもしれない。






それでも、ナニカに気づいていける日々ならば、


小さなシアワセを重ねていけるのかな…って。






それで、充分なんだよね。








今日もイチニチお疲れさま。

オヤスミナサイ。