12色のクレパス

わたしが見た、光を此処に。
Thanks for always being there…

まっ白な世界、懐かしい世界。

2014-01-22 23:43:54 | わたしのイチニチ。




しんしんと降り続く雪。




世界は、まっ白に。








そんな中、とある懐かしい世界へ行ってきました。







クロスカントリースキーの大会会場へ。







高校時代、わたしがマネージャーをしていた部活の先輩が、


今シーズン、夏場から今日に向けて、トレーニングを始め。






レースに復帰しました。






子育てしながら、どこのチームにも属せず、現役選手と戦う。






夏場から、ずっと先輩を見てきて、


たった一人で、自分を追い込んでトレーニングを重ねる姿に、


胸を打たれていました。








そんな先輩に、前日メールを送ったら、



「かなり、場違いな感じがして…

 でも、せっかく練習してきたから、しっかり集中して全力を出し切ってきます。

 サポートようのビブあるんだけど、ハナミズキの分かな?」



と、お返事が…。






これは、応援に行かなくては!と。


わたしがいてもいなくても、結果は変わらないけれど、


勝負するレースを、見ておきたくて。












先輩には内緒で、会場目指して出発。




スタートは11時。


朝、一人で7時に家を出て、4時間…





雪で道路が大荒れ、しかも初めての会場で、道に迷い…




会場に着いた時には、最後の選手がスタートしたところでした。







会場の雰囲気を懐かしむ間もなく、


とりあえず大会本部へ顔を出し、



スタートリストをもらって、先輩のゼッケンとコースを確認。





間に合いそうな、ポイントへ走る!






コース上、最後の登り坂へ着いた頃には、



前走者が通過。






そのときふと、思ったのです。




吹雪のなか、ゼッケンの番号が見えず、


着ているスーツの色も分からない…




先輩を見つけられるのかな?(笑)







なんて、今更感たっぷりに不安になっていたら




吹雪の向こうに、選手が…






トップできたのは、先輩でした。







過去に、何度となく見たこの光景。







鳥取から、北海道の音威子府まで、

日本のあちこちで見た、この光景。







鳥肌が立ちました。








番号なんて見えなくても、


走り方で、音で、分かるんだね。






あの頃と、同じく、



ただ、前だけを見て…










レース後、

びっくりしてるような、ほっとしたような先輩の顔を見て、


応援に来てよかったと、思いました。




その顔を見た瞬間、長い間のことを思い出して、泣いてしまいそうでした。









やっぱり、凄い人です。








帰り道。




やまない雪は、白銀の世界。









きっちり4時間かかって、無事到着。






なんだか、冒険したイチニチでした。








夜、先輩から、メールが…。



「来てくれて、ありがとう。

 めちゃめちゃびっくりして、本当に嬉しかった。

 ハナミズキの顔を見た瞬間、涙を堪えるのに必死でした。

 知ってる顔を見て、ほっとしたみたい…」



行って良かった(^-^)







時の一流選手が、


今、また走り出しました。





孤独とも戦いながら、ひたすら、自分に挑んでいます。







さあ、次は…






今度は遅刻しないように、サポートに行こう。















長くなってしまいました。






先日のクイズの答え…



毎月22日は、ショートケーキの日。

それは、なぜでしょうか?







答えは…


日曜日始まりとか、月曜日始まりの

一週間ごとのカレンダーを見て。





ほら、22日の上は、15日。



そう、上にイチゴがのってるから!






ふふふ( ´艸`)





だから、今日、22日に


もし、辛い思い出のイチニチの人がいたら、




片隅に、ショートケーキを思い出して。



イチゴの甘酸っぱさを、思い出の片隅に加えてください。





少しでも、辛さが和らぐように…