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菅元首相の再稼働批判と、民主党にいいたいこと

2014年08月01日 | 脱原発
毎日、菅善総理のブログを拝読しています。読めばわかりますが、今現在、これほどまでに「脱原発」のために、一身を捧げ、活動・発信してくださっている政治家っているのだろうか、と思います。大手マスコミには、ほとんどとりあげられないけれど、やっぱり菅さんは、いいなあ。
ニュース記事でも、久しぶりに菅さんのお顔があったので、応援アップ。



原発再稼働「強行」と批判 菅元首相、松山で講演
(東京新聞7月28日)

 菅直人元首相が27日、松山市内で講演し、原発再稼働の動きについて、原子力規制委員会の新規制基準が住民の命や避難を対象にしていないと指摘した上で「安倍政権は、規制委の審査を満たせばよいとして強行しようとしている」と批判した。
 菅元首相は、九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)が新規制基準を満たしたことに対し「規制委の審査は、付近の住民の命が本当に大丈夫か、安全に退避できるかなどの重要なことが抜けている」と述べた。
 講演で菅元首相は、東京電力福島第1原発事故の発生後、原子炉への海水注入をめぐる東電とのやりとりなどを約30分にわたり説明。福島県飯舘村の元酪農家長谷川健一さん(61)も出席し、計画的避難区域に指定されたため、育てていた牛が餓死した様子や除染の現状を写真を交えて訴え、「原発事故は取り返しがつかないと常に意識してほしい」と強調した。
 講演には、約120人が参加。愛媛県八幡市の無職河野カツ子さん(70)は、「菅さんの原発を再稼働してはいけないという熱意を感じた。四国電力伊方原発が再稼働しないように訴えて欲しい」と話した。


ちなみにこの記事の菅さんのブログは、こちら→http://ameblo.jp/n-kan-blog/entry-11901026544.html
ホームページでも紹介されている。こちら→http://n-kan.jp/news/1323.html

  

会場の写真を見ているだけでも、民主主義の原点を見ているようで、明るく強いパワーのエネルギーを感じて、ほっとします。
こういう人を、日本の既得権を持っている人たちが脱原発を阻止するために、あの手この手で印象操作し、国民をだまして、総理の座から引きずりおろしたんですね。

それと、菅さんは31日のブログで、民主党の姿勢として、

 私の立場からすると第一に脱原発、再生可能な自然エネルギー促進を明確にする。そして第二に、憲法解釈の変更による集団的自衛権は認められないことを明確にする。この二点で共闘できる勢力と国会で協力する。


と、多くの国民が望んでいることをはっきりと述べています。その通りと思います。

菅さんの言われるように、「脱原発・再生可能エネルギーの促進」「解釈改憲による集団的自衛権は認めない」これを2本の柱として強く訴えることができないなら、反自民の受け皿として、民主党は機能していないことになるし、心ある国民からは見放されてしまう。
残念ながら、海江田さんから、このようなきっぱりとした強い意見が認められない。中で意見が一つにまとまらないなら、強いリーダーシップがなければ。党首続投の意欲があるなら、菅さんくらいの発信は、党首として、いつでもどこでも、どんどんしなくちゃだめだ。
・・・このままでは、民主党は、本当にゆでガエルになっちゃうよ。

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