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どちらを選ぶかは自分次第

消えるために上がる花火

2017年09月26日 | パワーかフォースか

●希望の党の公約「原発ゼロ」は信用できない

この数日で、怒涛のように日本の政治の二極分化が表面化してきた。

小池新党「希望の党」は、小池百合子都知事が代表を兼任することで、注目度が俄然大きくなった。
そうすることで、中身は変わらなくても国民への印象が強くなるなら、いいでしょ、という・・・相変わらず、イメージ戦略のうまい人です。
自分が立ち上げたのだから代表になると思いこんでいたのに、知らないうちに蚊帳の外にいた若狭氏の顔が情けなくてお気の毒でした。希望の党というより、小池さんの都合の党らしい?

しかも、「原発ゼロ」を争点に持ってきた。かつての人気者・小泉純一郎も私の後ろにいるのよ、という印象も取り付け、脱原発を望む人々を取り込む算段。うますぎる。

そして、ガーンと悲しいことに、菅直人前総理まで騙されてしまった。
 →小池氏に日本のメルケルを期待

それもこれも、一部を除いて民進党の党内劣化、どこよりも争点に出来るはずの原発ゼロが、相変わらず党内の電力労組関係者によって、ブレーキを掛けられている現状、小池さんの一言に一縷の望みを見たのかもしれないが…

小池さんは日本のメルケルには、なりえない。

小池さんは橋下徹前大阪市長と同じ。
彼もまた、元経産官僚で官僚の裏側を暴露した古賀茂明氏や環境学者だった飯田哲也氏を従えて(利用して)、「脱原発」を引っさげて維新の会を立ち上げた。私の心の師であった環境NPOの代表まであっさりと騙されてしまったので、あの時も相当、がっくりしたけど。

橋下さんは、案の定、情勢が悪くなると、いとも簡単に「脱原発」の公約を反故にしたのは、皆さんご存知のとおりです。
菅さん、騙されてはいけません。
小池百合子さんは、自分ファーストの人ですから、自分が自由に発言し好きにできるゲームが大好きなだけなんですよ。
どう言ったら、民衆の心は動くか、どう行動したら、人の心がつかめるか、それが楽しいのです。
言葉の向こうにある、彼女の心をどこまで信じていいのかという問題ですが、残念ですが、安倍晋三さん同様、小池百合子さんにも私どもは、まったく信頼を置けないと感じます。状況が変われば、もっともらしい理屈をつけて簡単に反故にします。(しかも安倍さんよりも話がうまいです)


●希望の党が振り分ける意識の二極分化

希望の党には、安倍政権(=日本会議=富国強兵、国家神道による神権政治、特権階級回復、戦前回帰を目指す)の本音を補完する勢力である「日本のこころ」代表中山恭子氏及びその夫が、合流しました。
小池さん自身が、日本会議(=富国強兵、神権政治、特権階級回復、戦前回帰を目指す)所属の人ですから、「日本のこころ」の加入により、そのカラーがさらに鮮明になってきました。
民進党では右寄りの人、松原仁氏も新党入りを表明しました。
彼にとっては、今まで民進党にいることは苦痛だったと思います。共鳴しない部分が多かったでしょうし、小池さんに引き寄せられてしまうのは当然のこと。

 →福田内閣府副大臣、新党合流へ=自民議員初、こころ中山代表も―小池氏は要職で調整


もしかしたら、「悪者を退治する」とかっこいいスタイルで颯爽と現れ、有権者の熱狂的な支持を勝ち得たナチスの手口を有効活用しているのは、麻生太郎さんよりか小池百合子さんだったのかも?


意識の二極分化はもはや、止めようがないのでしょう。
歴代都知事が続けていた関東大震災における朝鮮人虐殺追悼式典への追悼文を送らなかったことにしても、小池さんはバリバリの右翼です。
加えて、中山恭子氏は、いわゆる元祖ゆるふわ右翼、上品な口調にごまかされてしまいませんように。彼女もまた、意識のアセンションの中で、翻弄され下がり続けています。
いわゆる風まかせの浮動票は、新党に流れるかもしれませんが、極右の「日本のこころ」が内在することで、本来のリベラルの票が、間違って小池新党に行ってしまわないような歯止めになるんじゃないかって思います。

しかしあの細野さんも、ついにギリギリのパワーラインにまで下がってしまいました。
意識のアセンションは自分が選んで起こしているのですから、残念ですが、仕方ないのです。でも細野さんには、本当に頑張って日本を救っていただいた過去があるので、これ以上は、下がってほしくないですが・・。


●今回の選挙の選択

今回の選挙では、民進党の意識レベルは全体下がってしまいました。
やはりリーダーの優柔不断さが尾を引いているのか。前原さんが小池新党にこだわるのも、意識レベルが共鳴して引き寄せられているからでしょう。涙。
今回は、枝野さんや、共産党の志位さんが言っていた「新党は、自民の補完勢力、野党ではない」に尽きると思います。

共産党の意識レベルは、実は今、どの政党よりもパワーです。ですから、プラスαの天の追い風は共産党にしか吹かないと思います。
(共産党は2015年の野党共闘以来、1党主義だった175のプライドから勇気を持ってパワーの領域に踏み込み、今は意欲・希望などの意識レベルに入っています)
共産党は、今回の選挙も議席を伸ばすでしょう。私も今回は共産党に入れようかなと思っています。
民進党は、共産党との共闘に足踏みしていたら、ますます混迷を深めてしまうでしょう。

日本の政治が、崩壊していくのは運命なのか、残ってゆくものがあるのか・・・そこまでは私にはわかりません。
花火はドカンと派手に上がり、一瞬輝き、その後は跡形もなく消えてしまいます。



◆おまけ

しばらくこのサイトをトップ記事にリンク致します。
     ↓
無邪気に安倍さんを支持してる人は、これを見てから選挙に行くべし!
http://useful-info.com/abe-supporters-should-check-this-article

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