名古屋で、生物多様性条約会議「COP10」が始まりました。
NHKでは、1992年、ブラジル・リオデジャネイロで行われた環境サミットにおいて、当時12歳の少女、セヴァン・スズキの伝説のスピーチを、流していました。
私が彼女のスピーチを知ったのは、10年以上前になるでしょうか。
ネットワーク地球村の小冊子のようなものに書かれていたもので、スピーチの抜粋であったものですが、そのまっとうさに胸をうたれ、心が揺り動かされました。
「どうやって直せばいいのかわからないものを、壊し続けるのはもうやめてください」
大人たちが自国の利益やお金のために、できないでいること。
シンプルな子どもの目で見れば、どんなに愚かしいことなのか・・・。
もう一度、私たちは、彼女のメッセージに耳を傾けよう。いつでも、何度でも。
セヴァン・カリス・スズキ - 環境サミット1992