原発事故当時、菅前総理の周りにいた方たちの多くが、なぜだかとても高い意識レベルを持った方たちだったのは、偶然ではないのかもしれない。
本当に紙一重で、日本が救われた、と今になってつくづく思う。「神ひとえに」と、言葉を変えてもいいのかもとも思ったのは、今日、うちの不思議人間が本屋さんでみつけた本があったから。
持った途端に、スーッと体が楽になったので、中身を見ないで買ってきてしまった、と申しておりました。
著者は、田坂広志氏。原発事故当時、元内閣参与として官邸で事故対策に取り組み、総理に「脱原発依存」を進言したその人です。
本、まだぜんぜん読んでいないけれど、この本に出会えたことが、とても嬉しかったので、即ご紹介したかったのです。
いろいろなことがある日本だけれど、ヘドロのような毒も沈んでいるうちは、気づかない。浮かび上がってこなければ、すくいとることも出来ません。
いろいろなことがあることは、その本質が、わかりやすく目に見える形になってきたこと。だから、きっといいことなんだと前向きに受け止めることで、希望を持って乗り越えて行けるのではないかと思います。
とりあえず今日は、いい本に出会えたから・・・よかったなっ!
田坂広志氏プロフィールはこちら
http://www.hiroshitasaka.jp/profile/
>いま、この日本という国は、大きな分かれ道にあります。この分かれ道における歴史的な選択をあやまたないためにも、この本が一つの道標となることを心より願っています
前著も読んでいませんでしたが、その言葉は納得できます。ご紹介、ありがとうございます。