母がディサービスに行くのに、
庭の花を持って行きたいと言いました。
庭にバラはいっぱい咲きつつあるけれど、
案外花もちが悪くて、すぐにハラハラと散ってしまうのが多くて
ちょっと躊躇したのですけど、
赤いのをあえて入れて、大きめのリボンをつけて花束にしました。
それを抱えて、ちょっと早めに外に出て、送迎の車を待っています。
そういえば、小学生の頃の私もそうでした。
当時うちの庭は日当たりが悪くて余り植物が育たず、
田舎で広くて明るい庭に季節の花がいっぱい咲いてるのか、
同級生が時々花を持ってきて
教室の柱の花瓶や、先生の机に飾ってあるのが
なんか(そんな家に住んでることと、持ってきたということが)
恰好良く見えて、うらやましくて、
たまたま私の家の隣はお花屋さんだったので、
母に無理を言ってお金をもらって
何回か買って持って行ったことがあります。
もちろん、買ってきたとは言わないで。
だから、こちらに越してきて、お庭を持って
花を咲かせたら・・・当然のように、
持って行きたい・・・、と言わない子供たちにも
無理やり学校に持たせたり・・・したんです。
お母さん、どうぞどうぞ。
母は「ディサービスに行くのはしんどいけど、学校やと思って行くわ。」
と、時々言うし、そこではやはりどなたかが持ってきた
お花があるらしいので、案外昔の私と同じなのかなぁ・・・と。
その上、車に乗ろうというのに、
「あ、その倒れてるのもちょっと包んで。」↑
と、おみやげをあげるように言いました。
今日は二抱えも。
でもぉ・・・買って行った昔の私の気持ちは
わからなかっただろうなぁ。
ま、いいや。
今お役に立てて嬉しいです。
という訳で、時々お持ちしてますが、
介護の方はお忙しいでしょうから、
水替えとか負担にならないかなぁ・・・と
ちょっと気になります。
母を送り出した後、岳君とおじじで金沢の犀川べりの児童館へ。
向こうの女の子は昨日二歳になったとか。
この時は二歳になったばかりの二人だけのために
係りの方が大きな鉄道模型を動かしてくださいました。
マイクでの詳しい解説・・・わかったのかな?
じっとくぎづけの可愛いオシメ組の二人でした。
夕方花メイトのKさんが来て、お庭のバラの花束をいただく。
バラ通の彼女のは・・・渋いオッシャレ~な色だなぁ。
やっぱりいくらあっても、お花をいただくのは嬉しい。
ありがとさん。
そうそう、5月初めの私の誕生日には遠くの次女から
毎年のごとく花束をいただきした、ありがとさん。
自分ではなかなか選べないアレンジでステキです。
流し台の前に飾って毎日眺めていましたよ。
えっ、センスあるお花屋さんが届けてくださったけれど・・・
どしたの?お花屋さんはどうしてここに?・・・と聞くと、
「お母さん、花キューピットみたいに、どこのお花屋さんから届くかも・・・
なんて、私はしないよ。 ちゃ~んとネットで人気ランキングを見て
そのお花屋さんに注文したんだからね!
お母さんの好きなあじさいを入れて、モダンにと、ネ。」
へぇえ~~っ。
ちなみに、長女には「お風呂の回数券」と指定しました。
私のコンセプト「花もだんごも」、あ、いえ、「趣味と実益」でした。