面従腹背(めんじゅうふくはい）

　 面従腹背(めんじゅうふくはい)の意味は、表面だけは服従するように見せかけて、内心では反対することです。


　私は、小さい頃から、両親や兄のご機嫌や顔色を伺い、自分の考えや意見、主張を押し殺していました。暴力があったので、服従せざるをえない環境にもありました。それが身について、相手のご機嫌や顔色を伺うのが得意でもありました。
　
　今回母が他界して遺産の問題や父が施設入所するにあたりどこにするのかも、父や兄の意見に、従ってきましたが、合わせて譲ってきましたが、それは本心ではありませんでした。反対なら反対ともっと主張すればよかったのですが、とても言えなかったです。年上に従うことを選んでしまったのです。お金も絡んでいたので、余計に従うしかなかったです。


　18日（日）に、兄と父の面会に行って、ものすごいショックを受けました。二人とも、前に言ってたことと違うので、唖然としました。上手く騙されてしまったのです。特に父には、母の遺産といい、特養に2，3年で入ると言っていたけどそんな気もなく、私は騙し討ちにあってしまいました。


　私は、母の遺産と父の施設入所の件も、もっとちゃんと主張できればよかったのですが、今更印鑑押してしまったので、父も入所してしまったので、取り返しがつきません。


　私は、今日、「素直と周りの人のご機嫌取ったり、合わせることと履き違えている。」と気が付きました。人に合わせること、自分を押し殺したり我慢することが、素直だと思っていました。素直なふりをしていたのです。
　心の中、腹の中では違うこと考えているのに、いつもとても言ったり、主張通すことができなくて、私自身、自分の本心がわからなかったので、とても不自由でした。何より苦しかったです。

　私がいい子を物わかりのいい子演じていたのです。そして、主人にシェアしたら、「それは、面従腹背って言うんだよ。」と教えてくれました。そのとおりなのです。私はもう面従腹背やめます。やめて、もっと楽に自由に生きたいです！！