シンガー・ソングライターの矢井田瞳(26)が15日、全国ツアーの最終公演を東京・品川ステラボールで行った。
ステージ上から、今夏に日本公開される全米ヒット映画「ロボッツ」のエンディングテーマを製作したと発表した。７月６日に発売する新曲「マワルソラ」で、ステイシー・オリコ、リッキー・ファンテら米人気歌手が結集のサウンドトラック盤にも参加する。
映画「ロボッツ」は米国だけで１億2800万ドル(約140億円)、世界各国で２億4000万ドル(約260億円)の興行収入を上げている作品。
映像のテンポが速い「ジェットコースターアニメ」と呼ばれるＣＧ映画で、日本でも７月30日に公開される。
配給の20世紀フォックスが「50億円を目標」とする話題作。
ヤイコにオファーがあったのは今年２月、各国のトップ歌手にエンディング曲を依頼することになり、ドイツの人気女性歌手サラ・コナーらとともに、白羽の矢が立った。
いきいきとした生命力を持ったロボットたちを描いた作品には「温かみがあってエネルギッシュでパワフルな歌声の矢井田さんがピッタリだった」(20世紀フォックス担当者)として決まった。
書き下ろした曲は「マワルソラ」、明るく力強い歌声で、「夢は逃げない 逃げたのは誰だい」と叫ぶ前向きなメッセージソング。
先月デビュー５周年を迎えたメモリアルイヤーにふさわしい力作。
同曲はシングルＣＤで発売後、７月27日発売の映画のサントラ盤にも収録。
オーティス・レディングの再来といわれる注目の新人リッキー・ファンテをはじめ、ステイシー・オリコ、ジェイムス・ブラウン、アース・ウィンド＆ファイアーら海外の大物の楽曲とともに名を連ねる。
今夏は、７月24日の大阪「ミート・ザ・ワールドビート」など夏の野外フェスティバル６カ所に“参戦”。
ヤイコは「グルグルとマワルソラの下、飛ぶように、飛べるんだと思い、人生を歩んでいきたいとの思いを込めました」と話している。
（スポーツニッポン 記事参考）
