濱寅の好き勝手BLOG

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天使の歌声「ウィーン少年合唱団」一般募集

2005-05-06 | 音楽

今月、「ウィーン少年合唱団」が、500年の歴史で初めて日本人団員を募集するという衝撃の発表から1年「入団希望者ゼロ」の大ピンチに陥っている。
ごく一部の児童合唱団に募集告知を限定していたことが原因とみられる。
窮地の同合唱団は、一般に向けた応募に踏み切ることを決定した。
「天使の歌声」と称される超名門に我が子を入団させる、またとないチャンス到来かも?
広報担当のジェスク音楽文化振興会は当初、9歳で親元を離れての海外生活を余儀なくされ、適性検査の結果によっては入団出来ないケースもあることや、14歳で必ず退団しなくてはならないといった同合唱団の過酷な特徴を考慮。
保護者側に予備知識があるという理由から、児童合唱団を通してのみ告知を行ってきた。
しかし、応募資格のある「9歳男子」自体が、平均的な児童合唱団で数%しかいないこともあり、15日に大阪地区で行うオーディションは、4月末の応募締め切り時点で、申し込み件数は「皆無」。
「このままでは選ぶこともできない」ため「本当の興味と覚悟がある方のみ」という前提のもと、一般に向けた募集に踏み切った。
同合唱団にとってはピンチだが、応募する側からみれば、超名門への道が低競争率で開けるかもしれない千載一遇のチャンスとなる。
大阪地区ほか、東京地区(5月20日締め切り 6月5日オーディション)でも審査し、候補生を決定する。
候補生は合唱団付属の小学校に最終学年生として入学し、ウィーン市内の宮殿で他のメンバーとともに寄宿生活。
合唱団員としての適性を認められれば、来年9月、合唱団内の4グループのいずれかに入団。
世界中へ演奏旅行に赴く生活をスタートさせ「天使」の一員となる。
2007年春の日本公演が凱旋公演となりそうだ。

■ ウィーン少年合唱団
オーストリア・ウィーンの王宮礼拝堂・ホーフブルクで賛美歌を歌う合唱団。
前身は1498年、皇帝マキシミリアンが組織したハンガリー帝国宮廷少年合唱団。
10歳から14歳まで約100人のメンバーが4つのグループを構成。
合計で年間300回もの公演を世界中で行っている。
主な出身者は作曲家シューベルト、ハイドンなど。
 
★ 募集要項
募集人数 1~2人
応募資格 9歳男子(今年8月時点)
◆ オーディション
同合唱団の指揮者ラウル・ゲーリンガー氏の前で、無伴奏で自由曲(どんな曲でもOK)を歌う。
ほかにリズム、聴き取りなどをテストする可能性もある。
◆ 合格者費用
初年度の付属小学校学費・寮生活費は年間約28万5000円+諸経費。
入団後の付属ギムナジウム学費・寮生活費は年間約9万5000円+諸経費。
◆ 問い合わせ ジェスク音楽文化振興会 TEL03-3499-4530

(スポーツ報知 記事参考)

  
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