添心爛漫(てんしんらんまん)

~心に思ったことを添えて載せていきます~

柏まつり

2007年07月31日 | 思うこと・気づいたこと
先日の土日、柏駅前で祭りがあった。
13時から22時まで歩行者天国にする力の入れよう。
いやぁ~そのせいで人がこんもりいたよ、こんもり。

柏ってただでさえ、1km圏内に店とかが集まって
週末は混雑するのに、この日はその3倍程度。
しかも東西の駅前でそれぞれイベントするから、
その連絡路である柏駅構内は人のうず・・・。

ほんとにまぁ人がいすぎてアーケード街では身動きできないくらい。
『この人たち祭りメインじゃなくてナンパメインだな』
という人もごっつきてたけど、
あれじゃあナンパどころではあるまいて。

しかしなぁ、駅前の発展具合は岡山駅ほどでもないのに
なんだろうあのすごい人の数は。
バスを使ってまで柏駅に来ている人がわんさか。
そら、露店の兄ちゃんも味は同じなのに
行列できるくらい繁盛してくれればほくほくだろう。

こういうのがあるから商売人は関東圏に集まるわな、そりゃ。

うちの実家の方じゃアーケード街も閑古鳥がなくわ、
そこの土曜市はなくなってるわで破綻寸前なのにね。
こういうとこにも関東圏一極集中を見ることができるやね。

参院選投票

2007年07月29日 | 思うこと・気づいたこと
今日は選挙に行ってきた。
久しぶりだなぁ、大学の頃行った時以来だから7年ぶりくらいか。

今回行ってみようと思ったのは
なんや自民一党政治がちょっとうんざりしたから。
ちょっと喝がはいらなあかんやろうということで
民主に入れてきた。


別に入れたい人がいるわけではないんだよね。
どっかの居酒屋でたまたま知り合った隣のおっちゃんに
政治に投票にいかないことを非難されたが
行かないんじゃないんです、行きたくないんです。

なぜなら投票したいという人がいないから。
どうも理想的なこと、時事的なことを言うだけで
それをどう実現するのかというプロセス、
どういう国家を目指すのにどういう手順を経るのかが
まったく語られずに名前を叫ぶ・・・。

前どっかの政党の広告で、画期的な少子化対策とかいって
出産費用は無料、
幼稚園に入ったら、5万円支給、
小学校に入ったら、5万円支給、
中学校に入ったら、5万円支給、
とかいっておいて
これを実現するには財源が必要ですが、
財源はあると考えています
って、おい
根拠がないのに、虚言を述べんな

こんなんビジネスでいえば、
いいこと言っておいて、どう実現するかプロセスは明確にせずに
受注を獲得することだけにとらわれている営業みたいなもんでしょ
ただ、政治ではコストや結果、責任を明確にしていないから
そのまま流されているんだろう。



今日も投票に行ったけど、そういう感想しか政治に持ってないので
今回立候補した人の名前も知らずに投票場へ。
そこで、口演に行ったこともなければ
ぜっんぜんどんな政策かも顔すらも知らんが
自分の名前と同じ一文字がある候補者がいたから
その人へ適当に一票。

う~ん、こんなんで一票獲得した立候補者もどう思うやら・・・。

見かけと実情

2007年07月24日 | 思うこと・気づいたこと
いやぁ~若いといわれることには悪い気はしないね。
たとえおせじであっても、大学生と間違われればうれしいやね。

しかし、25才くらいまでであれば手放しでうれしかったが
最近はちょっと微妙・・・。
それはこの歳ではうれしいことなのか・・・
5年以上社会人としていたのに
大人になりきれてないってこと


さらにそんな見かけと異なり、実情は年齢を感じるこのごろ。
なんとまぁ就職して5ヶ月で5kg太った・・・。
73・・・70kgオーバー・・・。
以前の社会人生活でもここまできていなかったのに。
食生活も以前の社会人生活時の方が圧倒的に食べていた。
よく呑みにもいってたし・・・。

これが年というものか。。。
今まで通り食ってたらまずいのね。
認めたくないものだのぉ。

人間ドッグ

2007年07月20日 | 思うこと・気づいたこと
先日、人生初の人間ドッグを受けてきた。
会社の方針で検診ではなく全員人間ドッグに。
いやぁ~まだまだと思っていたものが急にきた感じだ。
できれば避けたかった。


なんでって、やっぱりあのバリウムにひどい恐怖心を抱いていたから・・・。
どろっとしたものを飲んで、ゲップ我慢とか・・・
『あれがしんどい』というのを聞かされていたので恐怖心のみでかくなってた。

けどまぁ、バリウムを極度に恐れていたけど実際はそうでもなかった。
なんかヨーグルトがちょっと硬くなった感じで味もあるし飲みやすかった。
さすがにコップ一杯のむのはきつかったけど。

しかし、よくよく考えてみると
うちは今までたいした事故、手術、病気になったことがないなぁ。
骨を折ったこともなし、盲腸もなし、身体的には健康そのものだ。
祖父母、父母ともに癌だから将来的な入院の可能性はありありだけど。
人間ドッグで総合病院に入ったとき、
妙になつかしく嫌なにおいがした。


人間ドッグ後、無料ででる昼食があり
『どうせ病院の昼飯でしょ?薄味の飯なんだろな~』
と思っていたら近所の木曽路のすきやき定食だった。
しか~も、デザート付。

う~ん、いたれりつくせり。
人間ドッグもいいもんか

『交響詩篇エウレカセブン』

2007年07月18日 | TV番組・映画
旅行にもいけずに書くネタが困ったので
三連休で見てたもの書いちまえ。

で、見てたのがこれ。
『交響詩篇エウレカセブン』。
以降、内容が濃くなります。(笑)
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これはけっこうマイナーな「アニメ」です。
まぁジャンルとしてはSFロボットアニメ、
『ガンダム』とかより『エヴァンゲリオン』に近いかね。

男女の青春物語をロボットアクションと共に描くと同時に、
宗教とテロ、正義と暴力、メディアと戦争など、
現実の世界が抱える諸問題を視聴者に投げかける。
あえてストレートな感情、描写、疑問をなげかけてくることもある。
ロボット同士の戦いでも倒せば
中の人は死に血が流れ殺すことに変わりはないよ~とか、
世界が混乱しているときにはたとえ
偽装の英雄でも大衆はそれを望むものだとか、
メディアに流れないものは大衆は真実として捉えないもんさ、とかね。

と同時にこのアニメはフィロソフィー・フィクションと銘打たれている。
『惑星規模における事象の描写が、
よりミクロな視点で個人の内面に帰属する
事象の拡大投影図として機能するという
多層構造のストーリー設計が施されて』おり
哲学的テーマを含んでいるらしい。
(詳しくはWikipediaを参照しちくり)

というわけで、はっきり言って理解するのが難しい。
アニメなのに・・・

それに一言でこの作品の概要を記述できん。
世界が満ち足りていていつ何かが崩壊してもおかしくない時代に、
少年が成長の過程で突きつけられる現実と憧れとの
ギャップに苦しむ姿を描く、
との説明があるがそれだけじゃないんだよな~。

見てて、長い経済論文を読んでいるように、眉間にしわがよることも。
戦争で勧善懲悪どんぱちやって、男女がつきつはなれつで
最後は戦争に勝って男女結ばれハッピーエンド、
だけならなんとわかりやすかろうが。
ジブリ作品やハリーポッターの方が
よほどわかりやすくおもしろいだろう。

しかしそれでも見てしまったのは、
現実にない独自の世界観、環境、法則、生物に魅力を感じ、
そんな中に現実では目をそむけるか無視、隠蔽されている課題に
気付かされる部分があるからだろう。
現実ではこんな課題に解決策を見つけることはまずできないだろうけど。


こんな風に30前になってアニメを見ているとか人が見れば
『いい歳して』とか『マニア』とか言われることもあるのだろう。
けど、役にもたたん芸能人のゴシップを追っかけたり
ブランド物の買い物袋に行列つくったり
金と時間を費やして正妻と別の女を求めたり
取引先との話題つくりのために経済新聞を読んだり
貴重な時間と金を玉かリールを転がすのに費やすのと
何が違うというのだろうか。
確かに駄作もあれば、暴力的・卑猥なものもある。
けどそれは映画もだろう。
漫画・アニメを好む人が大人でも多いのは、
それだけ取り込むほど作品の力が強いのか
そこに逃げ込んでしまうほど現実が悪いのか。
『でも漫画やアニメは子供のものだろう?』
という人は、本質を固定概念の色眼鏡でしか
見えなくなってしまったという場合もあるだろう
誰やしらん評論家が
『現代社会のゆがみや課題を映し出している』といわれた
映画作品をありたががって
それを見て本当にそんなことを感じているのか

とまぁかなり余談が長くなってしまった・・・。


しかし、この作品も最終話はめちゃくちゃだったけどね。
そこだけ製作者が変わったかと思ったくらい。
だので最終回だけ見てこの作品を評価されないよう
ご注意いただきたい。

最後にこの作品で、お、いいなというセリフがあった。
作中も結構使われてる。

『ねだるな、勝ち取れ。さすれば与えられん』
旧約聖書に出てくる「求めよ,されば与えられん。」が出典元。