添心爛漫(てんしんらんまん)

~心に思ったことを添えて載せていきます~

0510 hama的中国記10

2005年11月29日 | 旅・イベントなど
次にいったのは、
今や上海の観光地として欠かせない存在になった(といわれてる?)
『新天地』

  

1920~30年頃の市民の共同住宅として使われ、
上海近代建築のシンボルともなっている
「石庫門」建築というものを改造し、
娯楽施設として生まれ変わった場所。らしい。

・・・ん~、ここは観光地としてはいまいちだった。

外見は『上海近代建設』といわれるけど、
下の写真にあるように、
西洋風のレンガ建物をキュウキュウに詰めて建てただけのように見えるし
建物の中も普通のバーとかレストランだった。

  


まぁ住んでたら、
この建物と小路を歩いて、
そこにある隠れ家的BARでのむのが
楽しいんだろうなぁ。

  

0510 hama的中国記9

2005年11月28日 | 旅・イベントなど
『中国では自転車だろう!?』といくまでは思っていたのですが
案外自転車は少なかった。
(自転車多いのは北京の方らしいです。)


その代わりタクシーが多かった。
しかーも、そのほとんどが
『ヴォルクス ワーゲン』。。。


わが目を疑ったよ・・・
いくら車に詳しくなくても、それが高いことは知っている・・・。

まぁ実際は、中国ではヴォルクス ワーゲンは高級車ではなくて
すぐ近くにヴォルクス ワーゲンの直工場があるので
普通の車より安めだから使っているんだそうだ。

しかし日本人には耐えられんだろうな・・・この光景。。。


それと、摩訶不思議な二輪車が公道を走っていました。

なんとこれ、スクーターにもなるし自転車にもなる優れもの!
この写真では判別つかないけど、
これ、スクーターにペダルがくっついています。

エンジンをかければスクーターとして使えるし
ガソリンなかったり節約したいときはペダルをこいで走る。

『うさんくせ~。』
と思っていたら、なんとそのメーカーはあの
『ブリジストン』・・・。


中国で日本の価値は通じない・・・。

日本人の価値観

2005年11月28日 | 哲学的なこと!?
今日、社内の人が朝礼で
『日本は昔に比べ物騒になった。
 それは別の国の人が頻繁に往来するようになったからだろう』
といっていた。

・・・ほんとにそうか???

生半可な知識しかもたないけど、
僕が思うに、
昔持っていた日本人の価値観が
薄くなってきたんじゃないかと思う。


アメリカとかの国の人はよくキリスト教を価値観としている気がする。
 "それはキリストの教えに背く"
 "主はこうせよとおっしゃられている"
ていう感じで価値観がはっきりしている。
(まぁキリスト教圏が全て物騒じゃないかは置いといて・・・)


それに比べて日本人の価値観はどこからきてるのだろう?
それが悪い・恥ずべき行為だと認識するのは何を基準に?
それが正しい・誇るべきことだと考え行動するのは何を基準に?

葬式の仕方とか、初詣とか日本式の行いはするけど
ぼかぁ神道なり仏教ってのはなんらしらない。
"南無阿弥陀仏"ってとなえるけど、真宗もしらない。
(南無阿弥陀仏が何宗かネットで調べたくらいだし・・・)

その基準は、ある人が言っていた受け売りになるんだろうけど
『武士道』ちゅうもんが根幹にあるんだろう。

 "どういう行いが潔い・道理にかなっているか"
 "どういうことが恥ずべき行為か"

そういうことを『武士道』ってものに当てはめてみると
自然しっくりくる。

例えば、日本人が他人に物を贈るとき
 「つまらないものですが」
というけど、
それは謙譲の美徳といって
 "あなたのような方には
  どのような素晴らしい品物を贈ろうとも
  つまらないでしょうが
  気持ちだけでもお受け取りください"
という意味が含まれている。

そういった慣習なり、価値観っていうものは
最近薄くなっているのではないだろうか?


日本人たるゆえんであり価値観をわすれれば
何が正しいか・何をしたらいけないかがわからなくなり
次第にただただ自分の思うように行動するようになってきはしないか?

今、日本全体が昔に比べて物騒になったといわれるのは
そういう価値観がなくなってきている現われじゃないのかな?

0510 hama的中国記8

2005年11月22日 | 旅・イベントなど
まぁ『外灘』ちゅうのは前回書いた通りですが、
ここで「おぉっこれが中国か!」という感慨を受けました。



まず、声をかけてくる現地の人が多い。しかもしつこい。

まぁ日本でもティッシュ配りやアンケートなどいろいろ声をかけられますが
中国ではそんな生半可なものではない。

ビラ配りはしつこくまとわってきてかばんに無理やりビラをつっこんでくるし
(とっさに「やめろっちゅうねん!」と日本語で怒ってしまった・・・)
乞食のおっちゃんかおばちゃんか見分けのつかない人が
「お願いします、お願いします」などと金銭を要求してくる。
ビラ配りなんて子供だよ。
子供も生きるのに働いて、大人は生きるためにプライド捨てて乞う・・・。

あまりの多さにちょっと初めはげんなりしてきます・・・。
まぁなれたら『私中国語わかりませ~ん』で簡単に無視できますが。。。


次に、路上で商売をしている人がいるのですが商魂が違う。

たとえば凧をあげているのでなんやろうと見てみると
「この凧すげぇだろう?買っておくんな!」
という感じで商売してきます。
興味本位で見てただけだよ・・・。

同様におっちゃんが道端でラジコンで遊んでる。
かと思いきや売ってるラジコンの実演販売だった・・・。
どおりで人の足元をうろちょろさせてるはずだ。
興味本位で見てただけだって・・・。

あとサインをおいているのでなんやろう見てみると
なんとサインの書き方を教える商売だとか!
すげぇ・・・元金0で商売できるじゃん。
でも買わないから・・・興味本位だって・・・。

路上の人は常に人の興味を引きつけることに力をいれてる。
この『なにがなんでも売ったるで』の商魂はすごいね。

0510 hama的中国記7

2005年11月21日 | 旅・イベントなど
『豫園』のあとにきたのが『外灘』というところ。



ここは黄浦江という川の岸。
北側は租界時代(1843年~)の石造建築が残る古い町並みと
南側は急速発展中の高層ビルが連なる新しい町並みとが
川を隔てて存在している一種奇妙な風景。
しかもこの黄浦江、川なのに大型のタンカーが入ってくる・・・
日本ではお目にかかれない風景だ。


上の画像が北側で租界時代の上海の中心地であったそうで
当時の建築物がまだまだ現役で多く残っています。
今は銀行とかに使われているんだとか。



また上の画像が南側・黄浦江の対岸で、
急速発展中の金融・貿易開発区の高層ビル群と
上海のシンボル的存在の東方明珠タワーが見えます。

夜はライトアップされ、とってもきれいだそうなのですが・・・
野郎ばっかりで夜景鑑賞としゃれこんでもねぇ。

しかし、ここも観光の人が多い・・・それも現地の人。
本当に仕事とか大丈夫なのか?