添心爛漫(てんしんらんまん)

~心に思ったことを添えて載せていきます~

「がけっぷち犬」

2007年01月30日 | 思うこと・気づいたこと
あの、テレビで話題になった「がけっぷち犬」、飼い主決まったそうですね。
ど~でもいい~ですよ~。


しかし、あの犬はなぜあそこまでマスコミに取り上げられたのだろう
わしの好きな「とくだね」でも、LIVE中継してたし・・・。
ほんとにそのニュースがリアルタイムで知りたいのだろうか・・・
かわいそうな状況にある犬に対する愛情といえば聞こえはいいけど、
そんなら「処分」されて「ごみ」として「捨て」られるペットたちはいいのかい

ある県の動物愛護センターで年間で致死されたペットの数、
●犬   7,017頭
●ねこ  7,856頭
ですってよ。
一日に合わせて40匹のわんちゃんねこちゃんが、命を奪われてる・・・
単純に全国47都道府県をかけると、一日1880匹。



それに加え、なんでも飼い主募集したところ
がけっぷち犬には引き取り希望が相次いで、
同じように救出された姉妹とみられる犬には引き取り希望がなかったんだとか・・・。
がけっぷち犬とその犬はなにが違うのか・・・。

むしろ何もないがけっぷちに行ったがけっぷち犬の方が
ちょっと頭がよろしくないという気もするのだが・・・
話題になったから、飼ってみたいというのだろうか。


がけっぷち犬、「りんりん」という名前になったそうだけど、
もう一匹も「らんらん」で一緒に飼ってあげてよ。

そんな風に思うのはわたしだけ  

0609京阪めぐり7

2007年01月28日 | 旅・イベントなど
竜馬好きなら、京都に行ったら絶対いっておきたいとこ第二段。


そう、二条城。。。
大政奉還が行われた場所


ってのは冗談で、

やっぱ寺田屋

そう竜馬が京都で常宿にしていた場所。
今では、そこが竜馬に関する資料館。




肖像画や、似顔絵付の手配書、志士たちの集合写真、
お竜の写真などもある。
竜馬が酔ったときにつけた柱の刀傷とかも。(笑)


ファンとしては記憶に残る
お竜が竜馬の危機に素っ裸で駆け上がった階段/風呂もそのまま残ってる。


寺田屋実際行って感じたけど、けっこう狭いのね。
天井もしかり廊下の幅もしかり、風呂もしかり。
ここで刀を使って乱闘しようとしたら、そらしんどいわ。
てか、昔の人はこの建物がちょうどいいほど体の大きさが小さかったのか


こういうのが、幕末からそのまま残ってるって不思議だよなぁ。
こういうとこが京都のいいとこだなぁ。
日本の歴史のつながりを感じれるというか。

きっとこの縁側にも竜馬が座っていたのかと思うと、感慨深いわい。

『愛の流刑地』

2007年01月21日 | TV番組・映画
久々によかった。
恋愛系の映画でひさびさに、ほろりときた~。

今日、『愛の流刑地』を見てきた。

まぁざっくりいえば男女の不倫劇(さっくり言い過ぎ)なんだけど、
わしも、初めは女性が最高のエクスタシーを感じた瞬間に
その一時的快楽を永遠に続けたいという願望による
『殺して』
という女性の言葉を、男性が安易に応じてしまい起こった事故だろう、
と冷めてみていたのだけれど、
最終的にその冷めた視点を覆された~。

仕事に忙しく家庭を顧みない夫の下子供を育てる平凡な主婦に終わるか、
本当の快楽・愛の内にその生を終えるか・・・
なかなか考えさせられるとこもあったじぇ。


わたくしが、この映画で感動した部分として、
男性は彼女に唯一ただ一人の殺人者として選ばれたことによって
女性は恍惚のままに愛する人の手にかけられることによって
自分の人生に意味を持たせて
人生の完結を迎えた点に
あこがれにも近い感動を受けた。

うむ、これは1800円出して見てよかった。。

ツンデレ喫茶

2007年01月20日 | 思うこと・気づいたこと
この前、ダウンタウンのテレビで知ったんだけど
今アキバでは『メイドカフェ』に続いて
『ツンデレカフェ』が出たんだとか・・・。

ツンデレ:
「普段はツンツンとすげない態度を取るが、一定の条件下ではデレデレといちゃつく」という女性
(Wekipediaより)

まぁ一般の現実世界で言うと、いつもはツンツンしてるけど
二人っきりのときは甘~い顔を見せてくれる女性みたい。
マンガの世界ではメイド系と並び
ヒロインとしてはツートップな人気キャラらしい。


しかし、そのツンデレカフェは、店員がタメ口、暴言は当然。。。
来た客に
『何しにきたの!?』『さっさと注文してくんない!?』
とか、注文したらしたで
『めんどくさいな~』
とか
持ってきたものを投げ出したり
話しかけるのを無視したり
とか。

『おいっ、こっちは金払ってんだ~まともな対応しろっっ』
ってつっこみたくなるけど、
それがツンデレカフェらしい。


・・・アキバはどこまで独自の世界に進んでいくのだ。

0609京阪めぐり6

2007年01月14日 | 旅・イベントなど


禅の教えをあらわす白砂の石庭、方丈庭園。

そう、竜安寺

幅25メートル、奥行10メートルほどの敷地に白砂を敷き詰め、
帚目を付け、15個の石を5か所に点在させただけのシンプルな庭。

15の石が東から7・5・3で配置される。
15個の石は、庭をどちらから眺めても、
必ず1個は他の石に隠れて見えないように設計されている


この方丈庭園、この中に哲学的な問いがある、とパンフには書いてあったのだけど
決してそれが何かは書いていなかった。
『自分で考えろ』
ということだろうか。

周りには多数の人が腰掛けて、長い時間庭を見つめていた。
みんなもその問いを考えていたのかなぁ

うちが、その砂の庭園で思ったことは

「この庭園にひとつの答えがないように 今ある世界にたった一つの答えはないのだろう」
「あの石が、人であり、自然であり、原始であり、 それらが互いに干渉し世界の波ができているのか」

なんて、ね。


ここには知足のつくばいでも有名。
 吾唯足知 
この意味は、『満足することを知る』
ということだろうか。
上を上を、さらに上を目指しても
上には極みがない。
今ある状態にも満足はある。
ということか。

そういえば、前の会社を辞めたときにある人にこの言葉をもらったっけなぁ。
かなり心に訴えかけられた。

あともういっこおんなじ時に別の人には、
『夢は逃げない、逃げるのはいつも自分』
って言葉ももらったなぁ。



そうそう、先に書いた方丈庭園には
規則的に配置された石が虎の親子が海を渡る光景とも解釈されたりする。

その元の中国の説話「虎の子渡し」の概略を調べてみたので
その内容は以下の通り。
(長いので、読みたい方だけ・・・

虎は、3匹の子どもがいると、そのうち1匹は必ずどう猛で、
子虎だけで放っておくと、
そのどう猛な子虎が他の子虎を食ってしまうという。

そこで、母虎が3匹の虎を連れて大河を渡る時は次のようにする。
母虎はまず、どう猛な子虎を先に向こう岸に渡してから、いったん引き返す。
次に、残った2匹のうち1 匹を連れて向こう岸に行くと、
今度は、どう猛な子虎だけを連れて、ふたたび元の岸に戻る。
その次に、3匹目の子虎を連れて向こう岸へ渡る。
この時点で元の岸にはどう猛な子虎1匹だけが残っているので、
母虎は最後にこれを連れて向こう岸へ渡る。
つまり、3匹の子虎を渡すのに3往復半するわけである。
龍安寺の石庭はこの様子を表わしたものだというわけである。