添心爛漫(てんしんらんまん)

~心に思ったことを添えて載せていきます~

USJの変化

2009年01月21日 | 思うこと・気づいたこと
最近、大阪のUSJが変わってきているらしい。


もう7年くらい前に一度行ったことがあるが、そのときは
『でかい箱モノのアトラクションばかりのテーマパーク』
というイメージだった。
猛烈な火が印象的な『バックドラフト』や生物のリアルに迫った『ジョーズ』とか。
激しさがおもしろかったけど、一回行ったらもう数年は行かなくていい、という感じ。
(実際それ以降行ったことないし・・・)


当初の印象は、
 ●男性や刺激を求める若年層に対して、
 ◆膨大な投資額を使った過激なアトラクションを提供する、
というものだった


ただ、最近はその流れが変わってきているんだそうな。

それは
 ●カップルや若い家族に対して、
 ◆アトラクション+参加型イベントを提供する、
という流れになってきているらしい。


変わったものまず1つには、パレードの実施。
以前にもパレードは実施していたけど
いかんせんユニバーサルスタジオのキャラは私らにはなじみ薄く、
ディズニーのようにそれを楽しみにする、ということはなかった。

しかし最近は日本の有名キャラ「キティ」を呼ぶことによってお客を集めてる。
キティといえば女性を中心に超熱烈なファンがいる。
そのパレードってサンリオランドとかいかないと見られないだろ~。

ファンの女性なら行くんちゃう
女性が「見てみたい」といって男が引っ張られていくのが目に見える。(笑)


2つ目にアトラクションも今までと少し変えつつある。
今まで西部劇をテーマにしたエリアを
オズの魔法使いがテーマのWICKEDに変えた。

劇団四季でもWICKEDはやっているけどそれは3時間のフルコース。
USJのは20分の凝縮版。

西部劇って、まぁちょっと年齢高めの男性なら懐かしものだろうけど
今の子供や女性に西部劇といっても印象が薄かろう。
それをWICKEDに変え、より身近で印象が残るアトラクションに変えている。

劇団四季を見るというのはあこがれてもちょっと敷居が高いもの。
それがアトラクションの1つにあれば参加したいし、
劇団四季で見た人も比較して見てみたいという欲求がわく。


3つ目にはおもしろい割引で客を集めている。
今は『ユニバーサル・バレンタイン』といって、期間中に
カップルで、クーポンをもって、チケットブースでKISSまたはハグをすれば
「キス割」「ハグ割」が使用できるという。
付き合いはじめのカップルなどにちょっとしたイベントとしておもしろい。


日本でテーマパークに来るのはたいがいカップルや家族層。
その人たちの欲求はきっと
『身近な非日常を楽しみたい』
『イベントに参加し、心を開放したい』
というもの。

そういう意味でUSJのターゲットを変えて、
提供するものも変えたのは的を射ているかな。
実際、ちょっと行きたくなったし。



ただ1つ今後の課題があって、それは「食事」、だろう。

以前どっかのWebの記事で読んだんだけど、
USJ内の食事がおいしくないため、
フリーパスチケットを使い一旦園内から出て食事をして戻ってくる客が多く、
それを苦慮したUSJ側が園内からの一旦出場を禁止したらしい。

園内の料理がまずくて近所のファーストフードとあkに逃げ込むってどうよ。
そこまで米流を真似なくてよいのでは・・・。


それがネックとなって客が激減とはなりはしないが、
そこが改善されればもっと売上が見込めるだろうに。

ぜひ大阪代表のテーマパークになってほしいね。

最新の画像もっと見る