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KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

晩秋へ

2014年10月11日 | お散歩写真
天気 薄曇り

巨大な台風が日本列島へ進んでいる。全国どこも免れない大きさ。三連休が台無しになった。

明日は句会で出かけるので、今日はちょっとだけ秋を見にすぐ近くの史跡公園へ往復。
今日はスマホでの接写の試し撮り。
桜の老木の並ぶ公園、桜紅葉を期待したら、色づかないうちにもう殆ど散ってしまっていた。上の写真はハナミズキの紅葉。ついでに、実も接写してみた。


尼寺跡のねこじゃらしがみごとなまでに枯れきっていて、なかなかの風情。と思って写真にしてみたけれど・・??何やらさっぱり解らない。


帰路、家の前の山椒の木に実がなっているかしら、と見たら、今年は工事の関係もあってか実はなくて、替わりに空蝉が何匹かぶら下がっていた。哀れ。


もっと撮った写真、VEGAサイズでそのままアップしてみたら、何とも荒い画像なので、縮小サイズにした。
旨く撮れるときと、そうでないときの差は何なのだろう? スマホの写真で素晴らしい作品を撮る人も居るけれど、やっぱりもともとの腕の差?

知る人に誰も会はぬ日鉦叩  KUMI
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10月10日

2014年10月10日 | お散歩写真
天気 晴のち曇がち

東京オリンピックから50年、ということでTVでは色々特別報道がある。この日は東京は晴天になる、と決まっている。なぜこの日を祭日にしておかなかったのだろう?体育の日を第2月曜にしたため、ほら、台風が来てしまう。

そして、こちらでは、武蔵国分寺の薬師堂の年1回の御開帳の日でもある。重要文化財の薬師如来さまを拝すことが出来る。いつもは、お堂の外から手を合わせるだけ。
家に居れば必ずこの日はお参りすることにしている。午前中の法要には真言宗の僧侶がたくさん集まり、声明を唱えて、荘厳な儀式もある。檀家だけではなく、誰でもお堂に入ることが出来る。
今年は、法要にはパス。
お昼過ぎにお参りさせていただいた。脇侍の月光菩薩(だろ思う)。左にちらと見えるのが薬師如来。如来さまは鎌倉時代のものだが、十二神将と日光・月光菩薩はそう古い時代ではないらしい。


でも・・午後行ったら、如来さまのすぐ前までは入れなくなっていた。去年は法要の直後にすぐ近くから写真が撮れたのに(失敗写真になったが)・・今年こそ、と思ったら、今年も失敗。
蝋燭の灯りしかないので、カメラがその焔に反応してしまうのだ。色々試してはみたけれど・・結局は技術がない、ということ。
参拝客が多いのでいつまでも如来さまの前には居られない。諦めた。

そして今日は・・なぜか午後3時に健康診査の予約をしてしまった。御開帳のことを忘れていた。
なので、昼食が食べられない。何が辛いといって空腹ほど辛いことはない、という情けない食いしん坊なので、1時過ぎに、如来さまに健康をお祈りして帰宅した。
毎月の診察を兼ねていつもの内科で受けたので、心電図とレントゲンの結果はすぐに教えてくれる。相変わらず、心臓も肺も異常なし。
母親譲りなのだろう、心臓だけは丈夫に出来ているようだ。

秋麗や如来に願ふことあまた  KUMI 
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がっかり・・

2014年10月09日 | お散歩写真
天気 曇

天気は悪いけれど、台風前に行けるのは今日しかないので、昭和記念公園の丘のコスモスを見に行った。
こちらは広大な公園の北の外れ、砂川口の駐車場からすぐなので、車で行けば早い。運転手(夫)の都合で午後になってしまった。
いつもより1週間も開花が早い、と公園のHPにあった。台風で大分荒れたらしいというのであまり期待はしていなかったが・・期待外れ以上の期待外れ。




写真は、きれいに見えるところだけを撮ったもの。
台風の影響で倒れたものもあるだけではなく、9月の雨の多さも影響したのか、花が少ない。その上、区画によってはあまり育っていない。おまけに降りそうに暗い曇天。
先日の原っぱのコスモスは堪能したので、ま、いいか。ということでコスモス畑はそこそこにして「こもれびの里」をひとめぐり。




茶畑があって、茶摘みなどの催しもあるようだから、良く手入れされていたけれど・・端っこの方には花が咲いていた。茶畑は花を咲かせてはいけない、とも聞いている。


このあたりは、今の地へ越す前に住んでいた地域なので、当時はまだ茶畑もお茶の垣根も残っていたのを思い出した。狭山とは地続き、昔はこの地もお茶が作られていたのだろう。

コスモスの丘に、自衛隊のヘリの音がわんわんと響きっぱなしだ。公園の隣りは自衛隊と消防庁の防災基地だ。週日に行くと訓練のヘリがうるさいのは仕方がない。
御嶽の災難救助にこの輸送ヘリも行くのかな、と思いつつ見上げた。


倒れてもなほ咲きついで秋桜  KUMI
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皆既月食とねずみ小僧

2014年10月08日 | お散歩写真
天気 晴

こんな皆既月食を写真にして載せるのは恥ずかしいけれど・・私のレンズは150mmマックスなのでこんなもの。雲が流れてきてすっきり見える瞬間がなかったように思うけれど、不思議な朱い色は神秘的だった。
本当なら玄関出れば満月が見える、という高階に住んでいるのに、今はマンションの補修工事で空が見えない。下まで行き、近くのマンションの光の邪が入らないところに、近所の人も集まって眺めた。
子供たちには良い経験だったろう。

月食とねずみ小僧は関係ないけれど・・満月の夜は江戸の怪盗も仕事にならなかったろう。
昨日、両国へ行ったついでに、駅に近い回向院へ寄ってみた。ねずみ小僧の墓のあることでも有名だ。
吟行句会で行くことはあったが、個人的に行ったのは初めて。今は近代的なお寺になっていて、境内から両国駅方面はこんな感じ。


寺の歴史などを披歴するときりがない。無縁の人を供養してくれる寺として知られていて、昔は広い敷地だったのだと思う。江戸時代の海難で亡くなった人たちを供養する塔が建っている。その他、犬猫の供養塔などもあり。


そして、ねずみ小僧次郎吉の墓。


ほんもののねずみ小僧は、35歳で処刑された。武家ばかりを狙う泥棒だったので庶民には人気があったようだ。実際には盗んだ金を長屋にばらまく、などという善行はなかったようだが、歌舞伎の演目で「怪盗」となったとのこと。
その墓は、歌舞伎役者が明治になって作ったらしい。ところが、「金が自分にまわってくる」というご利益があるということで、墓石を削っていく人があとを絶たない。そこで、前立の石を置いて、それを削るような仕組みにしたのだ。
何年かで石はきれいに削られてしまうそうだ。
で、ご利益にあずかろう、と思い、私も少しだけいただいて財布に入れてきた。
さて、金には縁のない私にも少しはまわってくる?

ひやひやとねずみ小僧の墓削る  KUMI
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五十年

2014年10月07日 | お散歩写真
天気 晴のち一時曇

東京オリンピックから50年、新幹線開業から50年。
ということで、東京(都心のことです)では色々と催しがある。
あれから半世紀、ということにびっくりし、何だか歴史を知る「老人」になったみたいな気分にもなる。
ということで、両国の江戸東京博物館へその催しの展示を見に行ってみた。


通称「江戸博」、東京都が作り上げたときは、人が来るだろうか、という奇抜で豪華な建物で心配したものだ。駅前に国技館と並ぶ大きな建物で、常設展示は見応えある。
心配はないようで、いつも観光バスが並んで駐車している。見学の小学生がたくさん居て、昼食を、3階の広場で食べていてびっくり。向こうに見える屋根は国技館。


でも、常設館の方もう何回も行っているのでパス。オリンピック&新幹線の歴史の展示だけ見てきた。
展示室、すべて撮影禁止でがっかり。オリンピックの開催までの資料とか、当時の暮らしとかの資料の展示、懐かしい、というよりもついこの前までこんな暮らしをしていたなあ、という感じで。
新幹線の方は、鉄道には乗る以外はあまり興味ないので、開通の半年後に新婚旅行で乗った車両がなつかしい・・程度。新幹線が50年なら、我々夫婦も50年になる訳で・・。
我ら時代には自分の歴史を遡れて興味が湧くものも多く、見に来ているのも半世紀前にもう大人だったような人が多かった。週日だから当たり前?
小学生の見学も来ていたけれど、多分、新幹線の方にしか興味ないだろうなあ、と思った。

という展示を見て、折角両国に来たのだから、と駅の反対側の回向院などをぶらりと。
それは後日。

空高しオリンピックのあの日また  KUMI
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