KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

不安な新年の始まり

2022年01月05日 | 俳句
天気 晴

どこで撮ったのか覚えのない、15年前の冬木の写真。元気だったから、近くの林に入り込んだのかもしれない。

実は、あまり文章に書かなかったが、新年早々あまり体調は良くない。良くなる訳のない病気を複数持つのだから仕方ないとはいえ、去年からの、お腹の不具合は続いているし、息苦しくて今日は外出する気力もなくなった。仕方なく、買い物はネットスーパーへ注文した。とても、トイレットペーパーまで持つ買い物は出来そうにない。

元気がなくなった理由の一つに、常勤看護師が2人も、年末に退職していたことがある。3人のうちの、一年以上勤めていた2人が突然の退職。三が日に顔を見せず臨時の看護師が来ていたのは、正月休みのせいだとばかり思っていた。
4日にも二人の顔が見えない。「まさか、Tさん、退職された訳ではないわよえ」と訊いたら・・ケアマネさん「知らなかった?」って、知らない人は私だけではない。不安にさせまい、と告知しなかった?
Tさんはここへ入所して以来、一番の信頼できる看護師だった。途中、入院などして体は丈夫ではないようだったが、50代で、元は大病院の病棟看護師だったという。とても知識は豊富、的確に色々と指示してくれて、私の病気は「少し長く病棟務めしていたから患者さんはたくさん看てきた」と、下手なドクターよりも頼りになった。
退職、と聴いて思わず「困ったわあ、泣きたくなった」と言ったら、ケアマネさんまで「私も泣きたいわよ」と。それも困る。ケアマネさんが右往左往したら、入所者は誰を頼ればいいの・・

そんなことがあって、昨日から、Tさんに相談出来ぬまま、色々と悩みが増える。明日が大事な通院始めの日。ドクターに訊くことを何度も復習した。Tさんが居れば、的確に「これとこれとこれを先生に聞き忘れないよう」と念押ししてくれるのに。

府中郷土の森博物館の園内の欅並木。春夏秋冬、私の大好きな風景だった。


コロナは、オミクロン株とやらの感染者が倍々ゲームみたいに増えていく。ちょうど、冬休みで海外から帰国や帰省の人たちが増えた頃の感染者だろう。世界的な流行も日本だけは避けてくれるかも・・ということには、やはりならなかった。
それに加えての米軍基地からの感染洩れ。横田基地からの「漏洩」はまだ聞かないが、横須賀のことを思えば人ごととは言えないかもしれない。
経済活動は止めずにコロナ任せの米国。せめて、基地の人間たちに日本人の暮らしを勉強させたい。基地の塀の外は、日本なのです。

ここの自由な家族や面会者の出入りも、また、禁止されるかと思うと気分が落ち込む。

初鴉かがやく富士を過(よぎ)りけり  KUMI
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6 コメント

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Unknown (小父さんK)
2022-01-05 21:01:41
>15年前の冬木の写真

相変わらず素晴らしいです。

ふと私の駄作を思い出しました(汗)
「記念樹も冬木になりてプレートが見え」

>3人のうちの、一年以上勤めていた2人が突然の退職

それは痛いですね~。

>・・・下手なドクターよりも頼りになった。

なおさらのことですね。

>Tさんが居れば、的確に・・・

素晴らしい看護師さんだったんですね。

>感染者が倍々ゲームみたいに増えていく

ほんとうに、先ほどのニュースにびっくりしました。

>米軍基地からの感染洩れ

これ酷いですよね。
国は地域協定を改定してもらわねば!
米軍のやりたい放題では占領下の気がします。

>また、禁止されるかと思うと気分が落ち込む

せっかく、外の空気が入ってきた矢先なのに。

「初鴉かがやく富士を過(よぎ)りけり」

鴉だけですよね、元気に飛び回っているのは。
あれ、綺麗な句を汚してすみません。

有難うございました。
返信する
Unknown (ふきのとう)
2022-01-06 07:39:24
「信頼している看護師さんが突然居なくなる」それは衝撃ですね。細かく言わなくても察してもらえるのは精神的にもあり難いですものね。控えている看護師さんの中に早く信頼できる方が見つかると良いのですが。スタッフの入れ替わりが激しいと、落ち着かないでしょう。一日も早く相性のいい方見つかりますように。
返信する
Unknown (キャサリン)
2022-01-06 09:39:39
信頼できる人ってそうそういませんよね
看護士に限りませんけどね
家電と一緒にしてはいけませんけど
素人が質問をするわけですけど、それに
専門家としてどう答えるかが信頼につながり
購入につながります
外来ですが、医者も同様に素人&病んでる者
にどう対応し処置するかが、信頼と治癒に
つながると私は思ってて
期待度が大きすぎるのでしようが
今までかかわった医者や看護師で信頼
したのはわずか 7/100%ぐらいですから・・
滅多なことで病気やケガができないと
思い知らされています
KUMIさんも頑張って元気になってください!
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小父さん、良いことはなかなかありません (KUMI)
2022-01-06 20:50:13
世の中を嘆いてばかりではいけませんが・・
なかなか、今日は良いことがあった、というようにはいきません。

何だか、別のコロナ禍がやって来たような気がします。
もうコロナにも疲れた・・なんて言って緩んできたのもいけませんね。
アメリカの真似だけはしない国でありたい・・と思います。

自由律、というのは解りませんが、定型の方が作りやすい光景ですね。
「記念樹と知りぬ冬木となりてのち」
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ふきのとうさん、やはり看護師も不足 (KUMI)
2022-01-06 20:55:15
1年前、とても良い看護師さんがいらしたのです。一緒に頑張りましょう、と・・でも、春に65歳の定年で退職。マスクしていたので50代に見えていたのですが。その方のあとに来ましたが、元々体が弱かったようで、病棟ほどではなくてもきつかったのだと思います。健康で若い人では高齢者の相手をするのは面白くないでしょうし、信頼されないこともあるでしょうし・・難しいですね。
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キャサリンさん、キビシイですね (KUMI)
2022-01-06 21:15:30
信頼度7%とは・・私には考えられません。
何しろ、今何もかも任せている病院は、病院を信頼しています。
ですから、ドクターは多少厭なことがあってもこの病院だから、と諦めています。
看護師さんは厭な思いをしたことが殆どありません。
多分、私が寛大で諦めが早いからでしょうねえ。

今の施設は、文句言ったら限りのないほど不満があります。
人手不足なので仕方ない、と諦めています。
文句言って「出て行け」と言われても帰る所がありませんから。
そんな中で、人の気持を汲んでくれていた看護師さん・・
なかなか居ません。でも、弱かった体が多忙さについて行けなかったのでしょう。
世の中、旨くいかないものです。
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