KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

朝顔・余談

2012年07月11日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

今朝は、鉢の朝顔にピンクの花が咲いた。絞りでもなくごく平凡。でも、江戸紫の花と白い花の中間の色なのでちょうど良い。

ちょっと気になる朝顔事情。
最近、子供の頃から親しんだこの朝顔を育てる家が少なくなった。昔は庭のある家なら必ず咲かせたものなのに。それに替わって咲くのがヘブンリーブルー、などの西洋朝顔で、朝顔市にもヘブンリーブルーの行燈仕立てがあってびっくりした。この花、色はとっても美しいし昼間も咲いているし蔓がよく伸びて垣を彩ってくれるし、良いことづくめのようだ。マンション暮らしには関係ないが。
それを悪いこと、とは思わない。
去年の秋彼岸に、秩父札所の鍛錬吟行があった。札所の周辺の畑の道を歩いていたら、足元に青い朝顔がたくさん咲いていた。もう朝顔は終わりの時季なのに・・と良く見ると西洋朝顔だ。葉っぱが丸いからすぐに解る。
西洋朝顔は繁殖力が強いので、野生化していたのだ。宿根にもなるのだという。
それを見てから、ちょっと怖くなった。そのうちに日本の朝顔は、育てやすくて見栄えの良い西洋朝顔に負けてしまうのだろうか?
毎日通る道の家で、今年はヘブンリーブルーが鮮やかに咲いている。来年はもっと増えていくのかもしれない。

灯を消して厨に残るバナナの香  KUMI

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2 コメント

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困ります (ふきのとう)
2012-07-12 19:04:19
帰化植物の繁殖は日本の植物にとって脅威です。
オオキンケイギクもその1つ、どんな山奥の道路にも
咲いています。農家の庭先にも咲いていて明らかに
育てているように思います。
三箱ばかりり蜜蜂を飼っている家人でさえも危惧していますから養蜂家にとっては
命がけでしょう。背高泡立草の混入した蜜は商品として取引できないとも聞いております。

ヘンブリーブルー初めて知る花の名前です。
ありがとう御座いました。
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ふきのとうさん、ほんとに・・ (KUMI)
2012-07-12 22:53:55
キンケイギク、私は嫌いです。河原などに容赦なく咲いていて。
最初は鑑賞用だったのでしょうね。
最近、セイタカアワダチソウは少なくなりました。
ススキの元気なところにはあまり生えないとか。
ミツバチも好むのでしょうか?あの花は花粉症の元にもなるのですよ。

ヘブンリーブルーは、以前は「憧れの花」だったみたいです。
色は素晴らしいのですけど、秋の終わりまで咲いてる朝顔って、変ですよね。

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