KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

運不運

2024年07月14日 | 俳句
天気 雨

山百合の花。前の住まいのマンションの敷地に、誰が植えたのか1本だけ咲いた。ふるさとの林にはたくさん咲いたので、懐かしい花だ。百合の花の種類は色々あれど、香も含めて山百合がいちばん好き。このあたりでは滅多に見られないが、昭和記念公園の外れの林にはたくさん咲く場所がある。一度行ったのだが、普段行かない場所なので遠回りしてしまい、やぶ蚊に刺されてさんざんだったことを思い出す。

最近はぐっすり眠れて、睡眠だけは健康・・などと思っているが、眠っても眠っても眠くて仕方がない。その眠さ、今朝はトランプ氏銃撃事件のニュースですっ飛んだ。私は今、ご飯は皆よりも30分遅く食べるので(ゲホゲホジイサンと一緒の時間帯にならないため)7時からの報道番組を見ていて一報を知った。
これは大変な・・と思ったら、弾は片耳貫通しただけだったらしい。普通、耳にあたったら頭を貫通するでしょ、耳たぶだけ貫通したって、何という強運なのだろうか。ひとまずは大ごとにならず良かった、ということだけれど。
思わず、ケネディ大統領の暗殺時を思い出してしまった。遠くからの銃撃は、本当にその時の運不運で・・人間はじっとしている訳ではないのだから。
政治的なことは書かないけれど、人間の、運不運で言えば、こんなに強運の持ち主は居ないだろう。
この事件を、トラさんは、次期大統領への返り咲きの運へとつなげるのだろう、と思う。何だか、アメリカがどんどん厭な国になっていくのでは、とうんざり。そんなこと、どうでもいい・・と思いたいけれど、我らが大谷選手の活躍している国ですから。

アガパンサスの花。


私はとっても運のない人間で、宝くじはほぼ当たらないし、年賀はがきだって末等の切手くらいしか当たらない。唯一、知人に「あら、大当たりね」と言われたのは、浅草寺のお御籤で大吉が出た時。滅多に大吉の出ないお寺なのだそうだ。でも、その翌年も欲を出して引いたお御籤が「凶」だった。凶なんて他の社寺でも滅多にない。やっぱり・・と、その年に心臓が壊れたので覚えている。
でも、人生の最後に強運が待っているかもしれないので、もう一度、宝籤を買ってみようかなあ・・と思う。

幸運と縁なく老いてこの猛暑  KUMI  
コメント (4)
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