KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

春一番

2022年03月05日 | 俳句
天気 晴 19℃

春一番です、と言われても部屋から出ないのでよく解らなかった。それでも北側のガラス戸を開けて冷たい風が入ってこなかったので、やはり暖かかったのだろう。
気温急上昇・気圧急降下・・ついには珍しく頭痛までしてきて、昼食後にはカロナールを飲んでしまった。本当は、点滴の副作用で発熱した時の用心に貰ってある薬なのに、春一番用に転用。発熱はないけれど、頭痛はもしかしたら副作用かもしれない。


昨夜、報道番組の中で、ウクライナのニュースで気を付けること、の中に「子供には戦争画面を長時間見せないこと」という話があった。子供といっても、どの年齢か解らないが確かに・・。映像とはいえトラウマとなることはあるかもしれない。
本物の戦争で、私はB29の爆音がトラウマになり、中年になる頃まで飛行機のエンジン音にさえドキッとして気になった。だんだん慣れてきたのは、自分が飛行機に乗るようになり、飛行場に出入りする身になってからのような気がする。
本物の戦争の中に居る子供たち、平和な世の中になっても、あの音と爆撃の光景は頭から消えないだろう。私の記憶の底にも、音だけではなく、撃墜されて山に墜ちた飛行機(日本機だろう)の上げた煙や、海の向こうを赤く染めた東京大空襲の空の色など・・音だけではなく、忘れたいのに残っている記憶はある。

ロシアでは、世界からの情報のすべてを国民へ鎖すことにしたそうだ。この情報化時代に、ロシアもまた、北の某国と同じく国民は何も知らされないことになるのだろう。

ヨーロッパの出来事、と思ってはいけない。恐怖の国は日本の隣国です。

閉店のシャッター揺らす春一番  KUMI 
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2 コメント

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権限 (ふきのとう)
2022-03-06 15:40:51
愚かな1人の大統領の権限で、殺戮が始まっていいのでしょうか。いま国民は大統領のすることに憤りをどれだけ感じているのでしょうか。日本の元総理も「核」に対して不穏当な発言をしていますね。政治家の殆どが戦後生まれだと言いますが、彼ら彼女らの親たちは子どもに何を伝えたのでしょうか。政治家になる夢だけに邁進させたのでしょうか。改めて問いたいですね。有事があれば、私の息子も娘婿も、最前線で戦かわされる年齢ですし、家族は銃後を生きて行かなければならないのです。
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ふきのとうさん、人間のすることではないですね (KUMI)
2022-03-06 18:39:42
何か、恐ろしい悪魔のようなものが大統領の頭に棲みついたとしか思えません。自分の国は何も悪いことはしていない、という情報だけしか知らされない国民の頭の中も、だんだん狂っていくのでしょうね。ロシアは今、日本の戦時中と同じ状況・・
何だか、行きつく所まで行かないと・・と怖くなります。人生の終わりにこんな思いをするなんて、と腹が立ちます。コロナは100%人間のせい、とは言えませんが。
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