KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

句会・大久保

2014年06月21日 | 俳句
天気 曇がち

夏至の今日、大久保の俳句会館での勉強&持ちよりの句会。
いつも歩き慣れた道、でも新宿とはいえ裏通りには花を咲かせる家もあって楽しめる道。なのでたまには写真でも・・と思いいつも持参のコンパクトデジを出したら、あら~メモリカードを入れ忘れ。パソコンにセットしたままだ。なので今日は写真なし。

いつものメンバーの何人かが色々な事情で欠席、の中に、今日は珍しい飛び入りの人が出席してくれた。もう20年も前にこの句会に来ていて、その後結社をやめ、今は俳句から遠ざかっていた、という若い男性(私にとって、40代50代は若い年代になる)。
おそるおそる、遠慮がちに「よろしいでしょうか」と入ってきた。私が結社に入ったころ、名前だけは知っていたが今日が初対面だ。が、今のメンバーに旧知の人も居て、あとはもういつもと同じ句会になった。
俳句の世界は不思議なもので、俳句という共通点があれば、知らぬ人同士でもすぐ仲間になってしまう。職業とか年齢とか社会的な地位とかはまったく関係がない。
おかげで、私の句も初対面の彼の評価を得て、少し救われた。

今日出された句に使われていた季語。
夏至・滴り・夏つばめ・麦秋・梅雨・紫陽花・蝸牛・蛍・桜桃忌・蟻・海紅豆・青田風・十薬、など。
今がいちばん季語の多い季節かもしれない。

明易し寝返れば夢消えてをり  KUMI
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする