KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

台風禍

2013年10月16日 | 暮らしのつぶやき
天気 台風 曇のち晴れ 

昨夜はかなりの雨、それでもぐっすり眠って、風の音で眼が覚めた。いつもより1時間は早い時間、でも、かなりの強風でもう眠れない。雨はあまり降っていなくて、台風も房総半島の東を通ってくれたので多摩の方はあまり被害もなくて済んだ。
9時ごろには雨も上がり、昼過ぎまで強風だけが残った。台風一過、とはいかず、富士山は写真のように日暮れまで雲を置いたままだった。

こちらは覚悟したほどのこともなかったが、伊豆大島は惨禍となってしまった。正確には、東京都大島町。ニュースでは「伊豆大島」としか言わないのがちょっとひっかかる。伊豆七島のいちばん北にある島。
未明に、土砂崩れで何十戸もが流されて命を失った人は今もまだわからない数という。
大島三原山が噴火して全島避難してから、もう四半世紀を過ぎたろうか。その噴火の前とあとに訪れ、さらに10年ほど前にも行っている。火山岩と灰で出来ているような島だから、一日で800㎜ともいう雨が降ったのだらひとたまりもなく崩れてしまうのだろう。
東京の島には色々縁があるで、惨状を見て涙があふれそうになった。

台風へ鴉果敢に飛び立ちぬ  KUMI
コメント (4)
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