はるのほっぺ

備忘録です。仕事柄、政治の話題が中心です。

第164通常国会・政治家の姿3「岩本司」

2006年01月25日 | 政治
今日の代表質問では、民主党から福岡県選出、参院1期生の岩本司が登壇していました。
岩本司41歳。前原代表と2歳違い。若手議員に出番を回した執行部には拍手です。
岩本司のプロフィールはこちら
特徴的なのは、大学卒業後、英国留学後。会社員を経験しています。
そして元内閣総理大臣 細川護煕(旧)日本新党代表付とあるように、細川元首相の秘蔵っ子の一人です。
日本新党といえば、前原代表や中田横浜市長と同じグループですね。代表質問に起用されたのも頷けます。
しかし国政へチャレンジは遅く、渋谷区議を経験しています。
チャンスを開いてくれたのは民主党。
2000年総選挙に出身地の福岡2区から初出馬。自民党・山崎拓に僅差で敗れています。
その善戦した勢いをかって翌年参院選へ転身し初当選を果たしている人物です。
いや、やっぱり色々な人物が国会にはいますね。
残念ながらこうした若手が多くいるのが民主党の特徴でしたが、昨年の総選挙で自民党にお株を奪われてしまいました。

今回ピックアップした岩本司は福岡県の選出ですが、福岡県の民主党のドンは衆議院6期・松本龍です。
なんでも山拓さんも選挙では勝てないので、福岡2区を選挙地盤したぐらいですから。
脱線しますが、ホリエモンを福岡1区にぶつけようとしていた自民党執行部に反対したこともあったようです。
この点は山拓さんの感は鋭かったと言えます。
この松本龍そして父、祖父と松本家が福岡のドンとも言えます。
『ウィキペディア』からその経歴を見てみれば一目瞭然です。
-祖父は元参議院副議長・松本治一郎、父は元参議院議員・松本英一。
父の秘書を経て、1990年の第39回衆議院議員総選挙で当時の日本社会党から初当選。-

どうしてこうした強烈な力の継承ができるか、その背景を理解できるインタビューがあります。
民主党参議院(比例代表1期)松岡徹のHPがあります。そのなかで松本龍と松岡徹の対談がありますので、是非ジャンプして読んでみてください。
松本龍の力の源泉を理解して頂けると思います。

またまた話が脱線しましたが、話を岩本司へ戻します。
来年は参院選。
岩本司に加えもう一人民主党候補を松本龍が立候補させようとしているなど、
福岡県では岩本司と松本龍の関係が冷え切っているとも言われています。
日本新党系の岩本と旧社会党系の松本とでは“水と油”ほど違いがあるのですから非常に難しい参院選になるかもしません。
選挙の時に誰が民主党の代表になっているかわかりませんが、岩本司参院も地元で学ばなければいけないたくさんの歴史があるようです。そこから2期目の当選へ向かってほしいものです。
ちなみに母方が福岡県なので、いろいろな人から教えてもらったことなんです。

お楽しみ頂けましたか。よかったらクリックをお願いします。励みになります。




最新の画像もっと見る