はるのほっぺ

備忘録です。仕事柄、政治の話題が中心です。

勝負の「勘と運」

2007年05月28日 | 政治
 競馬ファンでもない管理人ですが、なんでも日本ダービーなるレースで安倍首相が馬券を的中させたという記事がありました。
時事通信<「内助の功」で馬券的中=安倍首相>から以下に記事を抜粋します。
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 「家内は牝馬ということで単勝を買い、わたしは家内が買ったんで複勝を買いました」。安倍晋三首相は27日午後、昭恵夫人とともに東京競馬場(東京都府中市)で開催された日本ダービーを観戦。牝馬が64年ぶりに優勝した歴史的なレースで、夫婦そろって見事に馬券を的中させた。
 優勝したウオッカの父親は、5年前に当時の小泉純一郎首相が日本ダービーを観戦した際の優勝馬「タニノギムレット」。首相はウオッカを買った理由について「ギムレットの子どもだから」とも説明。5年半にわたる長期政権を維持した小泉前首相を意識したのは間違いない。「競馬は人生の縮図。計画通りにいかないが、最後まで頑張ったものが勝つ」。首相は政権運営への決意を新たにしたようだが、果たして競馬のようにうまくいくかどうか。
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 安倍首相が語った「競馬は人生の縮図」というフレーズ、共同通信の記事によればヘミングウェイの言葉だそうです。このフレーズでGoogle検索してみると全文が分かりました。
 「競馬は人生の縮図であり、これほど内容の詰まった小説はほかにはない」。沢山の競馬ファンのブログなどでも紹介されていました。
競馬自体のなのか、馬券を買う自らの人生をそこに重ね合わせるのか分かりませんが、政治家の人生も似たような感じであろうと想像は出来ます。
 選挙、総裁選レースどれをとっても勝者は一人。数多くの政治家のなかで、安倍晋三という人物が幸運を手にしていることは事実です。
欲しくて欲しくてしょうがない政治家の方が圧倒的に多いことを考えれば、総理、総裁というポストは人を選んで転がり込むものなのかもしれません。
もちろん、転がり込む可能性が高くなるところまで努力はしなければいけません。そうなった状況が総裁選への出馬あたりなのでしょうが、ここでも3~4名ですから激戦です。
 総裁選に打って出られるところまで来ていても、その後のポジショニングでまたチャンスが変わってきます。
麻生太郎、谷垣禎一の動きをみていればよく分かると思います。主流派でいくか非主流派でいくかは「勘所」であったようです。
「勘所」はキチンとおさえた麻生太郎は外務大臣に就任し、総裁を目指して走り続けています。
 安倍首相も小泉純一郎前首相に仕えきってこそ今があります。「勘と運」、両方を掴んだ政治家がポスト安倍になってくるのでしょうか。

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