はるのほっぺ

備忘録です。仕事柄、政治の話題が中心です。

曖昧なままの外交・防衛政策

2009年10月03日 | Weblog

海自補給 代替案も見つからず政府苦悩 閣内不一致発言 「水と油」の連立(産経新聞) - goo ニュース

インド洋での海上自衛隊の補給活動について、

政府内の意見や連立与党、民主党内の意見の違いが明らかになり、

予想通り出口の見えない展開になってきました。

そうしたなかで米政府の顔色を見てくるハメになったのが、

民主党内でも親米派の防衛政務官・長島昭久さん。

手みやげも無く米国に行くのはさぞ辛いことでしょう。

もともと長島さんは外務副大臣や防衛副大臣の筆頭候補でしたが、

あまり猟官運動をしなかったせいで、

お役が回ってきたのが防衛政務官だったのでしょう。

管理人は副大臣人事のなかに長島さんの名前がなかったので、

てっきり党内に残って国会運営を支える

一人になると思っていたのです。

ところが、前原・野田グループの若手、

選挙区でみたら菅グループと思われているのか、

小沢幹事長の人事構想には長島さんの名前は浮上せず、

党内の要職は回ってきませんでした。

社民党、国民新党との連立政権では、

外交・防衛政策に関しては

最初から足並みが揃うわけがないのですから、

野党自民党が攻撃するポイントでもあります。

まぁ、自民党内には加藤紘一さんのような人もいて、

政党としての考え方はまとまっていないのですが、

野党ですから曖昧のまま進むでしょう。

親米か反親米で2つの政党があった方が、

国民にはありがたいと思います。


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