
ヨーロッパ・アルプスの南山麓に広がる美しい湖水地方。3日目午前はコモ湖のクルーズと旧市街の散策です。
EC統合後は陸続きの欧州各国は陸路で自由に往来ができます。
特に冬の太陽が少ない北部欧州から夏には太陽を求め「北イタリア」へバカンスにやってきます。
スイスとの国境近くのコモ湖畔に人口8万人ほどの県都コモの街はあります。古くは絹の産地として有名でした。
1.高級別荘やホテルが並ぶコモ湖
今年5月まで寒い日が続き、6月の急激な雪解けのため湖畔は道路まで湖水があふれていました。
2.湖上からの眺め

日当たりの良い南側の湖畔に建つホテル。
3.氷河に削られた細長い湖

細長い湖は北を頭に「人」の形をしており、コモはその左払いの先に位置します。
谷や峠の多い地方にある細長い湖は水運の発展に貢献しました。
4.ガヴール広場のボルタの像

コモ出身のアレッサンドロ・ボルタ(1745-1827年)はコモ出身の自然哲学者(物理学者)で電池(ボルタ電池)を発明しました。
彼の死後1881年にボルタを記念し電圧の基本単位を「ボルト」と呼ぶことになったそうです。
5.ドゥオーモ

「ドゥオーモ」とはイタリア語で「大聖堂」のことで、街を代表する教会堂の事です。
コモのドゥオーモは1396年に建設が始まり、1744年に完成したと言われています。
立派な教会堂は街の自慢です。
6.東側から見たドゥオーモ

重厚な「ロンバルディア・ルネッサンス様式」だそうです。
昼食後は西に位置する「マッジョレー湖」湖畔のリゾート地「ストレーザ」へ向かいます。
撮影:CANON EOS M5 + EF-M15-45mm
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