羽黒蛇、大相撲について語るブログ

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2014年07月26日 | 三賞(殊勲賞、敢闘賞、技能賞)
今場所の三賞候補は多すぎで絞るのに困る。万が一「該当者なし」になったら相撲記者失格(羽黒蛇)





三賞の伝統は、「一つの賞に一人、賞が三つで三人」。この伝統がないがしろにされて、「一つの賞に二人、該当者なし」が乱発されている。選考委員は伝統を大事にして欲しい。

今場所は、殊勲賞と敢闘賞の候補が豊富で、技能賞が選ばれないのではないかと心配している。





技能賞は、豪栄道と妙義龍のどちらかが受賞すべきである。

三賞の選考結果より感じるのは、過去の受賞した力士には辛く、初受賞の候補には甘い。

賞に価する価値が同等の場合は、初受賞の候補を受賞させることには賛成する。

しかし、過去に受賞した力士の方が、初受賞の候補より受賞に価する(差がある)場合は、初受賞は辞めるべきである。以上の理屈より、下位で技能相撲を発揮した荒鷲よりも、豪栄道か妙義龍を推す。





三賞選考で、該当者なしが多発するのは、一つ一つの賞をそれぞれ選考するから。

選考方法を変えるべき。

まず、三賞に価する力士を三人以上選んで、どの力士にどの賞を受賞させるかを決めるのがよい。





今場所、三賞に価する力士はたくさんいる。相撲内容もよかった。

豪栄道11-3 殊勲・敢闘・技能

大砂嵐 7-7 殊勲・敢闘

豪風  8-6 殊勲・敢闘

妙義龍10-4      技能

常幸龍10-4    敢闘

千代大龍9-5   敢闘

高安  11-3   敢闘





活躍したけど、三賞に価しないと羽黒蛇が評価した力士に、

遠藤 7-7 技能

豊ノ島10-4技能

荒鷲  9-5技能、14日目の千代大龍戦の、とったりの技能は光った。

照ノ富士 8-6 敢闘





すんなり選ぶと、

殊勲・豪栄道

敢闘・高安

技能・豪栄道





一人の力士が二つの賞は避けるべきという伝統に従うと、

殊勲・豪栄道

敢闘・高安

技能・妙義龍





妙義龍より大砂嵐に三賞を与える価値が高いと評価するなら、大砂嵐が千秋楽に勝ち越す条件で、

殊勲・大砂嵐

敢闘・高安

技能・豪栄道

ここで大事なのは、白鵬に勝った豪栄道を自動的に殊勲賞に選ぶのではなく、三賞を受賞させる三人に、大砂嵐を入れるか否かという判断。大砂嵐は勝ち越せば三賞にふさわしいとなると、殊勲か敢闘しか該当しない相撲なので、豪栄道を技能賞にまわすことになる。これ以外には、

殊勲・豪栄道

敢闘・大砂嵐

技能・高安 という組み合わせでも、素晴らしい三賞である。





殊勲・豪栄道と大砂嵐(千秋楽勝ち越したら)

敢闘・高安

技能・該当者なし、美しくない。が、相撲の美をないがしろにする三賞選考委員会の選考を予想するとこれ。⬆

該当者なしを乱発する三賞選考委員を、相撲協会は更迭すべし。





羽黒蛇

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