スタートレックDS9 170話 変節の時

2005年05月15日 | スタートレックDS9
隊長殿:  無事DS9へ帰還したエズリとウォーフ。出迎えるベシアとオブライエンだがエズリは何となくベシアを避ける。シスコも出迎えに加わる中、ブリーンによる地球攻撃の報が届いた

俺:  カーデシアプライム。戦況報告に沸くウェイユン。ダマールはそれに水を差すようなことを言い放ち不快に感じたウェイユンは部屋を出ていった。残ったブリーンにいつか責任を押し付けられると怪しく囁く
「私があんただったら、ウェイユンには決して背中を見せん」

隊長殿:  部下と秘密の会合を持つダマール。反乱軍を組織しドミニオンに対抗を開始する

俺:  預言者に叛きつつもカイとしての仕事をこなすことに不満を募らせるウィン。側近のソルボに奴当たり気味のウィンにデュカットが囁く。
「まずは、パーレイスを解放しなければならない。その答えは、コストアモージャンの書物にのっている。」

隊長殿:  アラモの模型に夢中のベシアとオブライエン。その姿に呆れるクワーク。その様子を見て彼らを子供と言い放つウォーフはエズリに問いかける。
「ほんとにあの男なのか?」
「そんなこと私にも解からない。でもハンサムだわ」
「男の価値は顔じゃない」

俺:  ソルボが諌めるのも聞かず、コストアモージャンの書物を紐解くウィン。ウィンを唆しているとソルボはデュカットの正体に疑いを持つ。遂に開かれる書物。しかし其処にはなにも書かれていなかった。関連書物を調べ解読に没頭するウィン

隊長殿:  ブリーンがチントカ星系で攻勢に出た。迎え撃つためディファイアントが出撃する。この後に及んでまだアラモの模型の事で言い争うベシアとオブライエン
「友達にオモチャを貸せばなくすものなの」

俺:  続々と集結する連邦・クリンゴン・ロミュラン艦隊。対するドミニオン・ブリーン・カーデシア艦隊。戦端が開かれた

隊長殿:  次々沈んでいく艦艇。五分五分の戦局にブリーンのエネルギー兵器が唸る。攻撃を受けたディファイアントのエネルギーが吸い取られる。ダウンするシステム。防御の攻撃もできないディファイアントを襲うブリーンの攻撃

俺:  なす術も無く撃ちこまれる攻撃にシスコはディファイアントからの撤退を命じた! 脱出ポッドで飛び立つクルー達。その目の前でディファイアントが轟沈する。ブリーンのエネルギー兵器になす術もなく堕ちていく連邦・クリンゴン・ロミュラン艦隊

隊長殿:  書物の解読をするウィンとデュカットの許に走りこむソルボ。デュカットを指差し正体を言い当てた。信じていたアンジョルが宿敵デュカットであったことに愕然とするウィン。そしてパーレイス復活に力を注いでいることがソルボにばれた。外へ知らせに出ようとするソルボをウィンは思い余って背ナイフで刺してしまう

俺:  如何にかしなければ。うろたえるウィンに優しく囁くデュカット
「それでいいんだ」
その時ナイフの血がコストアモージャンの書物に垂れた。吹き上がる炎。書物に文字が現れる

隊長殿:  ディファイアントを失い何とかDS9へ帰還したシスコ達の前にダマールの演説が届いた

「我々はドミニオンと同盟を結んだ。彼らがアルファ宇宙域のカーデシア勢力拡大を約束したからだ。それと交換に、我々は連邦と同盟軍との戦争に加わることを誓った。カーデシア人は戦争を恐れはしない。その証拠に同盟を結んでからの 2年で、700万もの同胞が戦場に命を散らし、同盟に寄与してきたのだ。だがドミニオンがくれたものは何もない」

「侵略するどころか侵略されてしまった。我々の同盟軍は一発も発砲することなく、我々を征服したのだ。だがもう好きにはさせん」

そう言ってドミニオンのクローン施設を含む基地への攻撃を告げる。これでボルタのクローンが創れなくなった

「全領域にいるカーデシア人に告ぐ。抵抗せよ、今日抵抗せよ。明日も抵抗せよ。最後のドミニオン兵士が我々の土地から去るその日まで」



次回予告
多くの艦艇を失いブリーンの攻撃に対する有効な手段の無いシスコ達は、ダマールの反乱を後押しすることで側面からドミニオンにダメージを与えようと画策する ダマールの許へゲリラ戦に長けたキラを送り出すが、同行したオドーに発病の兆しが現れる   次回STDS9 171話 嵐の予感