３．１１を過ぎて

風は強いけど、日差しはずいぶんと暖かくなった。
昨日は３．１１。
この日が来ると、４年前のその日を思い出す。

余震が続く中、不安なキモチで眠った真っ暗な夜。
会社の業務を日常に近づけようとくたくたになって通勤し続けたパパちゃん。
頼まれていた執筆作業の締め切りを守ろうと停電中にバッテリーを駆使して作業した私。
計画停電中、懐中電灯でのまっ暗な食事を楽しんでいたのん気な子供達。（当時中１）
どこかの家の世話を焼きに行った元気なじい。
その様子をやきもきしてみていたあーちゃん。
いつまでも直らなかった我が家の屋根瓦。
停電中の暖はお湯を入れたペットボトルを抱えて。
それでも東北や福島の方々に比べれば序の口だ。

「なんだかんだ必要なのは、最後はお金よね～」

とプライベートレッスンの生徒さんと話した。
まったく同感。

時の流れとともに、大変だった日々は忘れがちになっていく。
今一度、気を引き締めなければと思う今日この頃だった。