日々の音楽と学習

ライブやCDの感想と医学関係の話題。

COUNTDOWN JAPAN05/06 その4(12/30)

2006-01-01 18:27:11 | 音楽
マキシマムのあと仲間はグループ魂へ、私は椿屋四重奏へと向かう。椿屋四重奏は見るのがこれで3回目、私にとっては初の屋内。ラメがかった音楽といい彼等自身も屋内の方があっているようなことはいっていたが、まさにその通りだと思った。やや押してのスタート。

「ロックに取り憑かれたお前らに捧げます」
昨今、こんなMCをしてくれるバンドは本当に減ってしまった。「ロックスター」であるという姿勢をきちんと客に向かって発信している椿屋の姿勢は嫌いでは無い。

赤や紫の照明をバックにラメがかった曲が流れる。全て日本語でカタカナの混じらない歌詞は聴いていてもなんだか文学的な、官能小説のような感じで、場の雰囲気をフルに活かしきっていた。曲は代表曲を中心に以下の通り。空中分解のあとにメンバー紹介。今回もまたイエローモンキーのMCと全く同じメンバー紹介をやっているのを後ろに聴きつつDJブースへと移動した。

SET LIST
1:プロローグ
2:成れの果て
3:紫陽花
4:螺旋階段
5:踊り子
6:空中分解 ←ここで移動。このあと「小春日和」を演奏。


椿屋を途中退出してDJブースに向かう。
ハヤシヒロユキDJの時間だ。既にDJブース回りには人だかりが出来ていて期待の大きさが分かる。TAICHI MASTERが終わったあとも殆ど人が動かない。昨年と比べて参加人数が増えていることに比例して集まった人の数も多い。

そんな中、ハヤシ登場。今回は新ネタを多く披露。のっけから「帰ってきたウルトラマン」・・・みんなわからないから。ハヤシDJとはPOLYSICSのハヤシヒロユキが自分の好きな曲をチョイスして、それに当て振りとカラオケが付くという一種お笑いステージのようなもの。音楽に併せた踊り、当て振りが堪らなく面白い。もう毎回毎回Xジャンプが楽しくて楽しくて・・・今回も途中からフミさん(POLYSICS:BASS)登場、今回も「夢見る少女じゃいられない」を熱唱。今日2回も聴くことになろうとは思わなかった。

ただ今回のセットリストはどれだけの人がその曲を知っていたのかがちょっと疑問。仲間も知らない曲が多かったと言っていた。ザゼンを見るためにのこり5分で移動。最後はシーソーゲームか?

SET LIST
1:帰ってきたウルトラマン(主題歌)
2:おかしな二人:ユニコーン
3:恋のT.K.O:すかんち
4:日本印度化計画:筋肉少女帯
5:風になりたい:THE BOOM
6:チープトリック(?)の曲
7:DO YOU WANT TO:フランツフェルディナンド
8:ペレストロイカ
9:THE SPECIALS(?)の曲
10:恋をしようよ:ルースターズ
11:X:X
12:スネークフィンガー:電気グルーヴ
13:筋肉少女帯の曲
14:夢見る少女じゃいられない:相川七瀬
おそらくその後、シーソーゲーム:MR.CHILDREN

COUNTDOWN JAPAN05/06 その3(12/30)

2006-01-01 17:50:31 | 音楽
初めの3バンドが終わったので、一回長めにブレイクを取る。
事前にチェックしていた博多ラーメンの店へと足を運ぶ。とんこつラーメンとご当地焼酎を扱っており結構な行列が出来ている。特にガイドブックに載っているようなお店では無いようなのだけれどとんこつ独特な癖がなく優しい味で中々美味しい。

そんなとんこつラーメンのおともにご当地焼酎をチョイス、黒伊佐錦をロックで頂く。非常に切れ味鋭く、香り高く癖がある焼酎がある中、クリアな味わいが非常に特徴的だった。

「博多白天」東京世田谷線上町下車 東京農大の近く、バス停「農大一高前」並び。


お店の場所がDJブースの正面で、中の様子も流れてくる曲も良く聞こえる。ラーメンを食べながらTEAM紅卍をザッピング。松尾スズキ(?)がヨン様の格好して出てきて「冬のソナタ」の曲が流れたと思えば、「おーい、おーい、おい、花魁だ~」と自身が歌っている「真夜中の弥次さん喜多さん」の挿入歌「ヒゲの花魁」が流れてきたりする。締めはラジオを爆音でかけたり、ふとんを叩いたりしながら「引っ越せ!引っ越せ!」と何年間も叫んでいて結局逮捕された「引っ越しおばさん」の声をサンプリングしたものを流して終わり、本当にやりたい放題だ。


松尾スズキの小ネタを横目にのんびりしたあと、またネタの要素満載のマキシマム ザ ホルモンを見にMOONに向かう。中々の人の入りだ。やたらDr.のMCの声が高いなーと思っていたら女の子だった。メンバー同士が関西弁でのノリ突っ込みを展開するが、「恋の街 八王子」「われらが街、八王子」・・・思いきり関東出身。そういった突っ込みどころも芸の内なのだろう。MCの途中、Dr.が相川七瀬の「夢見る少女じゃいられない」を歌い出したりと盛り沢山。

肝心の音の方もゴリゴリのパンクでそれがまた面白い。「ロッキンポ殺し」は同名のアルバムもあり(ジャケが漫☆画太郎画伯)、気になっていただけに本当に聴けて良かった。ただ音だけ聴いたら、ダミ声でシャウトしているバンドという印象に過ぎ無いのだろうけれど「MC・ノリ・音楽」の三位一体がすばらしい威力を発揮していた。
次回のジャパンサーキットにも出演が決まり(OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND/向井秀徳アコースティック&エレクトリック/マキシマム ザ ホルモン/他)、次回のライブが楽しみ。



COUNTDOWN JAPAN05/06 その2(12/30)

2006-01-01 11:10:21 | 音楽
12/30,31-1/1と長丁場なのに最初から飛ばしてしまいeastern youth迄、束の間の休憩を取る。スポンサーへの義理立ては済んだので再び湊屋に行き、常陸路ネストビールを呑む。時間が無いので再びGALAXYへとんぼ返り。MOON STAGEのVOLA&THE ORIENTAL MACHINEも見たいので途中で抜けて、途中から感じ。

相変わらず、丸刈り3人集の熱気は暑苦しい。昨年のCDJでのeastern youthは初登場ということもあってか、彼等の代表曲揃いぶみ+最新アルバムの曲といった本当に名刺代わりのようなそんなライブだったが、今回は2回目ということもあってか代表曲ではあるもののやや昔の曲を中心とした構成だった。

「未ダ未ダヨ」~「青すぎる空」と比較的初期の名曲をいつも時間一杯喋り倒す吉野がMCらしいMCもせずに淡々としんみりと歌い上げる。いつもと比べて静かなライブ。いよいよ時間だと言うところで「スローモーション」が鳴る。吉野は何も難しいことはしていない。何故に単純な音の一つ一つが胸に染みるのだろう。最初にたまたまeastern youthを聴いた時からその点は何も変わってはいない。少々の名残を残しつつ、「スローモーション」が終わると同時にMOONへと移動。


MOONに到着すると既にVOLAのライブが始まっていた。前回、イベントで聴いたのと同じ曲が流れている。アヒトイナザワ(ex.number girl,ZAZEN BOYS)は相変わらずホストみたいな格好で、一見以前と同じように見えたが中身は大違いだった。7月時点で非常に多くの課題を内包し、もしそれが今回そのまま残ってしまっていたら見通しは明るくないなと思っていたのだ。

アヒトの高音とギターを前面に出し、それを生かし切れず薄っぺらな音だったバンドは大きく変貌を遂げていた。音は厚みを増し、それに併せてアヒトのウ゛ォーカルも力強さを増していた。80年代の香りがする音楽はそのままに、ライブを重ね自力を貯えてきたかと思うと非常に嬉しかった。

近々、ミニアルバムも発表され、それに収録されている曲を全て出し切ってのライブは無駄な喋りは全くなく、「サクッとやって、サクッと帰ります」というアヒトの弁をそのまま態度で示したようだった。アヒトは終演後、湊屋にてファンに捕まっていた。別に大挙して囲まれるわけでも無く、普通に立話をしてる姿が印象的だった。

COUNTDOWN JAPAN05/06 その1(12/30)

2006-01-01 10:24:52 | 音楽
職場の外来診療は12/30まであるのだが幸いお休みを貰うことが出来た。東京駅から京葉線に乗り換え海浜幕張へ。SUMMER SONIC05以来、4か月ぶりの幕張。あんなに暑かった幕張も当然だけれど、自宅周辺と変わらない気候になっていた。

リストバンドを受け取り場内へ。まずはGALAXY STAGE前のパスタ屋さんで「ミートボール入りのミートソソースパスタ」を食す。ネットで美味しいと評判だったが如何せん量が少ない。結局、湊屋に行き、五浦ハムを買ってきて、スポンサー様に義理立てしたレーベンブロイをおともに食す。そんなこんな、のんびりしていたらトップバッターPOLYSICSの時間が迫っており移動する。

POLYSICSは夏と比べて大きく成長していた。音の完成度がまるで違っていた。US,UKツアーを通じて伸び幅はとても大きなものがあったように思えた。セットリストは公表されていないがNow is the time!の曲順にNEW WAVE JACKET,PEACH PIE ON THE BEACH,CODE4,URGE ON!!を間に挟み込み、最後はBUGGIE TECHINICAで締めた。

今回のライブ、カヨさん大活躍で"I My Me Mine"ではやたら音の良い縦笛を披露し、"Bay's Head"ではCDではピエール瀧が担当しているパートを扇子をパタパタしながら語り、いつに無くキャラの濃いカヨさんがいた。

ハヤシはハヤシでいつも通りと言うか、むしろ後半は楽器隊に負けていた。ハヤシの声が出ないのか、それともマイクの問題か・・・。いつもの絶叫裏声に張りが無い。それとは裏腹に楽器隊の演奏は素晴らしいものがあった。圧倒的な音の集約感。特に"Tei! Tei! Tei!~シーランカンス イズ アンドロイド","BUGGIE TECHINICA"は本当に鳥肌が立った。ピコピコ楽しいのがポリのライブであって、音の質感に圧倒されることはこれ迄なかったのだけれど今回は別だった。

今、BEST判の"BUGGIE TECHINICA"を聴いているがまるで別物だ。かつてはライブアルバムに限り無く近いCDと思っていたアルバムが霞んで見える。

COUNT DOWN JAPAN 05/06□MY TIME TABLE

2005-12-09 21:34:32 | 音楽
COUNT DOWN JAPAN 05/06
今年も12/30,12/31-1/1にて参戦予定。

さて、今のところのマイタイムテーブルは少々迷いがありつつも以下の予定。それでレポも書く予定。

12/30
13:00 POLYSICS
14:05 eastern youth
14:30 VOLA&THE ORIENTAL MACHINE
16:30 マキシマム ザ ホルモン
17:30 椿屋四重奏かCORNER
18:30 ハヤシヒロユキDJ
19:15 ZAZEN BOYS
20:35 PENPALS

途中時間のかぶるところは途中参加&退出。

12/31-1/1
PLAN A
18:00 真心ブラザーズ
19:15 エレファントカシマシ~少年ナイフ
21:15 ART-SCHOOL
22:20 PUFFY
23:40 10-FEET OR くるり
0:40 RYUKYUDICKO
3:15 BEAT CRUSADERS
4:20 DOPING PANDA

PLAN B
18:00 真心ブラザーズ
19:05 Salyu
19:30 少年ナイフ
21:15 ART-SCHOOL
22:20 PUFFY
23:40 10-FEET OR くるり
0:40 RYUKYUDICKO
3:15 BEAT CRUSADERS
4:30 レミオロメン

Salyuとエレカシの被りが何より痛い。

PIXIES□JAPAN TOUR 05□ZEPP東京12/5

2005-12-06 00:46:05 | 音楽
寒空の中、仕事を早々に切り上げお台場へと足を向ける。かなり早くに職場を出ているのだが結局開演直前になってしまった。PIXIESのライブは初めてなのだけれど、とにかく外人が多い。他の海外バンドのライブや今年のSUMMER SONICにもいたけれどその比では無い。全体の1/3-1/4は外人といった印象。何処にいても前後左右のどこかに外人がいる。

そんな中、ドリンクの引き換えで並んでいるところでライブがスタート。まずはGOUGE AWAYから。まったりと聴きながらビールを受け取りPAブースの横に陣取る。来ている客層の年齢層のせいか、それとも外人が多いせいか盛り上がり方がひと味違う。なんと言うか、ただ「うおー」となるのでなく、それぞれが楽しむ大人な雰囲気があった。

そんな雰囲気の中、ライブは進み去年のFUJIでは最初だったBONE MACHINEがなる。このあたりから徐々に客が一緒にコーラスをするようになる。PAブースには今回のツアー専属と見られる外人のPAがおり、どうもPAが気になる。曲に併せてまるでピアノでも弾くかのように音の調整をしていく。その手の動きと音とが完全にシンクロしている。それを見ていたらPIXIESは5人編成のような気がしてきていた。ギターソロの最中、ギターがドラムスティックを受け取ったかと思うとそれで指揮をしだす。先のギターソロをサンプライズ、PAがそれを加工して指揮に合わせて流す。遊び心満点だ。

今回のライブで最も印象的だったのはメンバー同士が本当に仲が良さそうなこと。La La Love Youではメンバー全員が順番にお互いを見ながら、照れているのだか可笑しいのだか笑いながら"I LOVE YOU"と言っていく。カッコ付けているわけでなく、みていてほのぼのと暖かくなるような絵づらだった。コレだけ仲が良さそうに見えるバンドがどうして一時解散していたのだろうか。裏を返せば仲が良いから再結成したのだろうけれど。

いよいよライブも終盤、where is my mind~here comes your man~vamosと盛り上がりつつ部分的に一緒に歌える曲を畳み掛ける。会場も一気に盛り上がる。一方的に熱を発散するのでなく共に場の雰囲気を作っている感じが非常に良かった。アンコールは皆に手を振っている流れからそのままgiganticへと流れる。日本のように予定調和で一度下がってから予定調和で出てきた感じでなく客とのアットホームな関係がここでも築かれていた。

今回の心残りはCACTUSをやらなかったこと。

さて、現在進行中のツアーを含め、海外での公演の音源がPaypal経由で購入できる。各公演4200円。現在どうするか考え中。URALは

http:www.pixiesdiscs.com

SET LIST(某所より)
1.gouge away
2.ed is
3.planet
4.caribou
5.head on
6.broken
7.crackity jones
8.I bleed
9.monkey gone to heaven
10.is she
11.mr. grief
12.tame
13.hey
14.No.13
15.bone mashine
16.debaser
17.umass
18.la la LOVE YOU
19.winter
20.in heaven
21.waveuk surf
22.where is my mind?
23.here comes yours man
24.vamos
25.into the white
EN: gigantic

向井秀徳/浜崎貴司/小谷美紗子□King low Songs

2005-11-23 22:38:34 | 音楽
King low Songs(勤労ソング?)というイベントに行く。
赤坂から横浜へと移転したブリッツに向かう。恵比寿のリキッドにしろ最近出来たライブハウスは本当に綺麗。開演が押すことはよくあることだが、この日開場が10分ほど押した。入ってみるとチケットには立ち見とあったのに。整然と椅子が並んでおり、この準備のせいのようだった

ライブは小谷美紗子から、半袖にはだし。
初めて歌を聴いたのだけれど、変な癖が無い。クラムボンにせよ、Salyuにせよ独特な節回しがあるのだけれどそういったものが無い。非常に芯のある印象を与える佇まい、力強い歌声。決してソウルフルな感じではないのだけれど妙に真に迫る感じ。

会場は盛り上がるわけでなく、ステージ上も曲を煽るでもなくライブは淡々と進む。本当に座して聴く感じの音楽。でも、とても格好が良かった。小谷美紗子は見た目は小柄で少々ふくよかで可愛らしい印象なのだけれど、歌っている姿は格好が良い。ああありたいもの。


二番手は浜崎貴司。浜崎貴司はMCUと組んで何かしているくらいの印象で何ものかよく知らなかった。歌の第一声を聴いて「この人どこかで聴いたことがある」と思った。

「幸せであるように」が流れて、ようやく何ものかが理解できた。90年代に活躍していた"FLYING KIDS"の人だ。非常に有名な曲ばかりで会場の雰囲気ががらっと変わる。ギターでの弾き語りなのだけれど、声に厚みがあり、ギターもそれに相まって一層の厚みをかもす。

かつてのFLYING KIDSのややバブル期の音楽を引きずったような、その時代独特なアレンジは全く鳴りを潜め、音の一つ一つがハッキリとソウルフルな歌声とともに響く。本当に得をした感じ、それにつきる。著明な曲が持つ音楽の威力は夏のFESでのサザンでも思い知らされたけれど、知っている曲がさらに熟成した形で思いかけず目の前に現れるのは非常に嬉しいものだ。

SET LIST
1:あなたとキスをしてはいけない
2:MUSASHINO
3:幸せであるように
4:暗闇でキッス~Kiss in the darkness~
5:風の吹き抜ける場所へ
他にもう一曲位あったかもしれない。


客電も落とさずに向井が登場。
先日、公式の日記にて「わずらわしいから」ということで脱・無戒宣言をした向井。最初から「”向こう”に”井戸の井”と書いて向井秀徳と申します」とMCが変わっていた。

曲はアコエレでよくやっている曲をそのままやっている感じ。アコエレの曲ではNUMBER GIRLのFIRSTにはいっている”young girl seventeen sexually knowing”が特に気に入っている。アコエレの「記録シリーズ」のような物は出さないのだろうか。

今回もKIMOCHIで客を物色する、やはり好みの女の子を選んでいる様子。何人も手をにぎってステージに促すもイヤイヤとされてしまうことが多く、二人目を上げようと何人か物色するも、結局、途中でアレンジャーは付けたまま袖に去っていった。

夏以来、久々に見た向井は少々痩せたように見えた。アコエレで実験的なことをやっているのは変わらないのだが、以前のようなアングラな空気が薄れ、歌を聴くような雰囲気に変わりつつある。来年早々に発表になるZAZEN BOYZ?、非常に楽しみ。

SET LIST
1:Furastration in my blood
2:CRAZY DAYS CRAZY FEELING
3:young girl seventeen sexually knowing
4:THE DAYS OF NEKOMACHI
5:KIMOCHI


伊豆大島の食 その2

2005-11-06 21:59:43 | Weblog
伊豆大島には牧場があります。島ですが。

大島のスーパーには大島生まれの牛から搾った牛乳、「大島牛乳」が売っています。この「大島牛乳」牛乳そのものよりも、パッケージが非常にかわいいのです。ちなみに1リットルパックは可愛くありません。200mlをお勧めします。

そんな大島牛乳のお供に、明日葉ドーナツ。
みどり色は明日葉の色です。

伊豆大島の食 その1

2005-11-06 21:53:58 | Weblog
伊豆大島に渡航してきました。
今回初めて食べたもの。
「かめのて」のお味噌汁。

「かめのて」とは磯にいる文字通り亀の手のような形をした生き物のことです。貝のような、イソギンチャクのような、なんとも奇妙な生き物です。

身は食べれません。殻で覆われていて。
ダシだけなのですが、非常に美味でした。

Root&United vol.5□Scoobie Do/ZAZEN BOYS

2005-11-06 21:47:28 | 音楽
h_netterです。伊豆大島に行っておりました。
今回、ライブ仲間のmykさんにレポートをお願いしました。
どうぞ御覧あれ。

 今回、非常に個人的な思い入れの強い感想文になってしまうと思われますが
何といっても、本日のお題は「Scoobie Do TOUR 2005 AUTUMN
"Funk-a-lismo!" FINAL VERSION Root&United vol.5 "Grand-Funk-a-lismo!"」であります。
Root&Unitedというのは、3ヶ月に1回程度、代官山UNITで開催されいている
「Scoobie Do presentsによるクロス・オーヴァー パーティ 「Root & United」。
毎回多彩なゲストによる熱いライヴが話題のステージ(Scoobie Do公式サイトより)。」
で、THE ZOOT16、CENTRAL、TUCKER、犬式(a.k.a. Dogggystyle)、RHYMESTERに続き
第5回目のゲストがZAZENBOYSだったわけなのです。
正直言って、ZAZENBOYSとScoobie Doって、鳴らす音のジャンルといいヴィジュアルスタイルといい、
あまり交差する共通点は無いように見えるけれど、「ロックバンド」という手法を使って
自分達の表現にこだわりを持ち、それを他人に伝えたい(向井の言葉を借りれば
「売れる売れない二の次で かっこのよろしい歌作り 聞いてもらえば万々歳」)
という意味では、どちらも引けをとらない情熱を持っているバンドであると思います。
そして、自分は彼らが同じくらい大好きで、このバンド達がお互いにお互いをリスペクトしていて
同じイベントに出てくれるという事実が発表になってから、今日という日が来るまで、
ずっと待ちきれずにおりました。

 と、前置きが長くなってしまいましたが。
代官山のUNITに着くと、客層はZAZENのライブにしては女子が多く、スクービーのライブにしては
男子が多い、つまりは男女比が半々といったところ。まあ当然なんだけど、新鮮な感じ。
山名昇氏のDJのあと、LIVEまずはZAZEN。客電が消え、出囃子のマーキームーンもなく
町田のヤンキーことひなっちことベーシスト日向が一人で現れ、バリバリとベースを奏でだす。
本日のひなっち、髪型がストレートのヘルメット状のマッシュルーム(?)で
前髪が伸びてて目が見えてないもんだからまるで鬼太郎のよう。しかし気迫のソロプレイの中
他のメンバーが現れ、向井がベース演奏に合わせてテキトーな英語まがいの歌詞を歌う。
皆さんの出で立ち、向井→背中に桜吹雪みたいな柄入黒シャツ。カシオ→ピンクシャツ。ヤンキー→黒T。アツシ→多分黒T(ごめんなさい)。
向井の「この世の沙汰は」というMCでライブが始まり、USODARAKE→HIMITSU GIRL'S TOP SECRETS と続く。
ああ、メンバーの背後に「Fank-a-Lismo! Scoobie Do」の垂れ幕があるのが
なんだか嘘みたいな、良い意味でいつもと変わらぬZAZENライブ。
中盤で新曲が3曲ほど披露された。それぞれ主な歌詞が「メタルフリクション」、「ここはウォーターフロント」、
「今夜はフライデーナイト」みたいなやつ。「メタルフリクション」はまるで酔っ払いがボヤきに適当に節つけて
歌っちゃいましたー的な歌の合間合間に「んぎゃっ」という向井の合図でいっせいに決めが入るという
非常に緊張感あふれるナンバー。って文章で書いてもなんだかよくわかんないですね。
「フライデーナイト」は最近のZAZENでは珍しく(?)乗りやすい8ビートで、スクービーファンにも
優しかったのではないでしょうか。
向井は新曲の後半2曲ではテレキャスターを置き、キーボードを弾きまくっていた。
途中、MCで「マツリスタジオからスクービードゥーに無理やり呼び出されてやってまいりました、
ZAZENBOYSです」。無理やりでしたか向井さん。
その後、開戦前夜では各メンバーのソロの際、カシオマンことギターの吉兼に、ピンクのハートの
サングラスをかけたカシオマン本人の大きな顔面コピーのお面をかぶせ、
ひなっちにはこれまた大きな黄色い星型サングラス、ドラムス柔道二段マツシタアツシにも大きな黄色額の
サングラスをかけてあげていた。向井本人も何時もの黒サングラスon the眼鏡。
一体何のバンドだよっていう光景が繰り広げられるが本人達はいたってまじめにやっているところが
可笑しい。

 密度が濃くもあっという間のZAZENの一時間が終わって、またDJの後、本日の仕掛け人Scoobie Doが登場。
昨年のスクービーは、アルバム「Beautiful Days」からも分かるけれど「それでもやっぱり少しは売れたいんだよ僕ら」
的な迷いがあったように思える。けれど今年に入ってからはそんな迷いが吹っ切れたかのようなファンキーで
熱いステージを繰り広げている。世間の流行なんて関係ないぜ、俺らは俺らのやりたい音楽をやるぜ!てな調子。
中盤でSOIL &"PIMP" SESSIONSのタブゾンビ&モトハルのホーンコンビが登場!沸く観客。
新曲「この世は金次第/この世はコネ次第」の歌詞で始まる新曲「What's going on?」の前に
MCで小山が「金とコネがあるからZAZENBOYSだって呼べるんだよ!」と言っていて、
自分も興奮しながらも「あーZAZENとセッションはないのか…」とガッカリしたのは秘密。
だってだって、SOILの二人がはけた後、なんだか怪しげな音楽&ニヤけるメンバー、
そしてセッティングされる白いテレキャスター。まさか、まさか…と思いつつ前に押し寄せる観客。
やっぱりやって来た、向井秀徳その人が。その後はモッシュの中最前近くまで押されてしまい、
正直言ってよく覚えていない。 ただ、スクービーの最強FUNKY4に、間違いなく向井が
加わってギターを奏で、歌を歌っていた。小山が向井を指差し、「This is ムカイシュートク」
白いテレキャスターと白いスーツが映えていた。
そうだ!向井と向かい合って、白テレキャスの6本の狂った鋼に齧り付いていたぞコヤマシュウ。
こらーー!!
セッションでやった曲の歌詞は、最前近くにいたためほとんど聞き取れず。かろうじて「六本の狂った鋼の振動」
というフレーズをコールアンドレスポンスしてたのと、「R・O・C・Kでお前を扇情」っていうところだけは聞こえてたので
おそらくそのへんのやつ。しかしメロディは初めて聞いた。
向井と小山ががっちりと肩を組み、あっという間に夢のセッションはおしまい。

 その後はFUNKY4本領発揮のたたみかけ攻撃。新曲と最後のLittle Sweet Loverしか覚えてないけど
まさに狂乱の宴状態だった。そしてあっさり去っていった後、アンコールも無く終わってしまう。
どうやらその後、別のイベントで会場を使用するため時間が無かったからのようだけれど、
あまりにも濃い内容に疲労困憊だったのでかえって良かったかも。

 帰り道は代官山のお洒落なカフェにて、ライブの余韻と酒ですっかり酔っ払って帰ってきましたとさ。

 写真は会場に貼ってあった今回のイベントのポスター。垂涎モノです。主に自分にとって。
どうせ終わっちゃったんだから貰ってくればよかった、と激しく後悔中。

HG?

2005-11-03 21:50:40 | Weblog
今日電車で奇妙な人を見かける。
最高気温が20℃を切ろうかという陽気の中、ジーンズ地のホットパンツにノースリーブのタートルネックの上着の男性。これがレザー地だったら、完全にレイザーラモンHGの様な出で立ち。
大きな違いは下着を付けてい無いのか半分お尻が出ているような状態で歩いていること。

肌は日焼けサロンで焼いたのかきれいな小麦色で、口元は常ににやついた様な感じ。「俺を見ろ」といわんばかりに電車をうろついた後、電車を降りたと思うと反対側のホームに向かっていった。

友人に本物のゲイがいるが、それとはまた違った空気を感じた。
その友人は男性を見ると新宿でその層に受けるかということを言うのだが、彼に言わせると今日見た人はどんな風になるのだろう。

あまりに強烈だったので雑感記す。

toddle/M.A.G.O.□下北沢 CLUB Que□10/31

2005-11-01 19:54:47 | 音楽
丁度ひと月振りにtoddle企画のライブに行く。今回は対バンでginza lights/M.A.G.O./music from the marsも出演。

公式でチケットの予約を済ませ、主催者だから出番は最後だろうと月末処理を済ませてから職場を出ると18:30を回ってしまっていた。下北沢というところは案外都外から行くと交通の便が良くないところで到着したら20:00近くになっていた。

前回行ったO-NESTでのライブはブッチャーズの吉村氏がいたにもかかわらずスペースに余裕がかなりあり、今回もゆったり見れると思い中に入るとドアの前までビッチリ人がいる。まずビックリする。有名なバンドが他にいるわけでは無いので知らないだけで有名なバンドがいるのかと思いながら奥のスペースのあるところに移動する。

到着したときには既にM.A.G.O.が始まっており、非常に独特なサウンドが流れている。まず二人組。一人はアコースティックギターを弾きながら歌い、もう一人はパーカッションサンプラーとキーボードを担当。パーカッションの音をいじって加工しながら曲を奏でていく。二人なのだけれど音は非常に濃厚。何かに似ているというものが無い。知らないだけでコレは凄いなと思って調べてみたらeastern youthの吉野氏や奈良美智もリスペクトしている様子。非常に納得。

最後に「落花生」という曲をやっていたがこれがまた格好良い。M.A.G.O.が途中からになってしまったのは実に残念だった。M.A.G.O.が12/24に主催する企画「東京イブ石器時代」はMETALCHICKS(元DMBQの人が参加)、ひょうたん(eastern youthのBASS別バンド)、toddle、そしてM.A.G.O.+BINGO(54-71)と非常に濃ゆい面子、変な意味で豪華。まずはCDを入手しようと思う。

ginza lightsはとにかく音の完成度が高く、技量的な面で本当に文句が無かった。仲間が「MUSIC CITY TENJINに出ていた"field"というバンドの人かも」といっていたがその通りだった。
なんというか昭和歌謡。私は「キンモクセイとゆらゆら帝国を混ぜた感じ」といい、仲間は「椿屋四重奏みたい」といった。どちらにしても昭和歌謡な要素が強いわけだが、名前はもしかしたらVENTURESの"GINZA LIGHTS(1966)"から取ったのか?その昔、このバンドのBASSとバンドを組んでいて「こんな高い(10cm位)ブーツ履いてライブしてた」とひさ子。

ようやく最後にtoddle。全員お土産でタオルをくれた。
ひと月前と比べ、格段にサウンドが進化している。バンドの音の完成度が物凄い。やや緊張の趣でようやく歌っていたひさ子も徐々に板に付いてきた感じ。歌にかける度合いが減じたせいか、ギターの切れもナンバーガール時代に聴いた感じに近い。ツアーを通じて大幅な底上げが成された感があり、CDよりもライブの内容が遥かに良い。今後も伸びしろが随分ありそう、今でこそ向井もかなり評価されているがNUMBER GIRLの最初期のアルバムの歌は酷いものだったし。

MCではあいかわらず、ひさ子と小林愛(Gr.,Vo.)との「横の」やりとりが面白い。殆ど只の女の子同士の会話。
「こんなに入って良かったよね~」「良かったね~」
「前向いて話すと緊張するから、横向いて話すこと覚えたらこんな感じになっちゃったしね」「ね~」
「タオル踏まれてたら~」「泣いちゃうよね」
本当にほんわかほんわか。

一方、BASS、DRUMの男性陣は二人をいじってみたり、何かはわからないが長崎と新潟でむかついたと話していた。NUMBER GIRL時代と比べ、アットホームに仲良くやっている感じが伝わってきて見ていて安心できるバンドだった。

SET LIST
1:a sight
2:bakadana~
3:hesitate to see
4:wanderlust
5:scene of a girl
6:world wide waddle
7:oyster
8:so long
9:I dedicate D chord
EN1:「昔の曲」(ひさ子)
EN2:mur mur

画像はアイコンこと小林愛のエフェクター。
ひさ子日記によるとライブ後風邪で弱っている模様。

M.A.G.O.公式
http://www.eva.hi-ho.ne.jp/tomioka-eri/mago/cd.html

渋さ知らズ/ズボンズ□10/23 上野不忍池水上音楽堂

2005-10-24 00:11:42 | 音楽
久々の更新。9月末にtoddle(田渕ひさ子:ex.number girlのバンド)のライブに行き、一緒にブッチャーズの吉野氏などを見てきたのだけれど、その翌日に伊豆大島に行ったりして細かいことを忘れてしまいレポを書かずじまいだった。とりあえずアルバムの曲を全て出し尽くし、吉野氏はtoddleの曲を3つほどカバーしていた。

さて、本日のイベント、正確なイベント名は「国際反戦平和音楽祭」という非常に政治色が強いイベント。出演者は渋さ知らズとズボンズの他に李政美、クイーチャ-パラダイスという面子。

快晴のなか不忍池へ。春先と違い蓮の葉がまだ青々としており青空にはえる。前回渋さを見たときと同じ主催者でバンドとバンドの間に責任者や反戦団体の人が出てきて色々と話していく。客層はかなり年輩の反戦イベントとして参加していそうな人から、かなりの若手迄本当に幅広い。それでも若手が圧倒的に多く、多くはただ音楽を聴きにきただけなのではと思った。私とその一行もそんな集団だった。

とにかくズボンズが始まる迄が長い。本当に長い。渋さ知らズとズボンズのネームバリューで集まった人が多いと思われるなか13:30-16:00までを反戦系の音楽をやっている人が占める。クイーチャ-パラダイスの沖縄民謡の舞踊の人たちが毎回曲ごとに衣装替えをしてくるのは面白かったが。

陽が傾きかけたところでようやくズボンズが登場。ZAZEN BOYSのドラム松下敦が以前席を置いていたバンド。ウ゛ォーカルのドンマツオはひょろっと背が高く、見た眼がアンガールズのよう。ところが音楽は非常に粒のはっきりした鋭角なドラムにベースとキーボードが織り成すグルーブ感が非常に耳に残った。今回は椅子付きの会場だったが、曲のテンポやボーカルのガレージパンクなノリなどを見るにフェスで威力を発揮しそうな印象を受けた。そのドンマツオが絞り出すようにして賛美歌"アメージンググレイス"を歌う。何かの意図があったんだろうが良く分からなかった。年末のCDJなどの出てきたら会場が結構湧くのではないかと思う。今回はPAの仕切りが悪くウ゛ォーカルのマイクの出力調整がてんで旨くいかず何度も調整を要していた。次は是非フェスにて。

渋さ知らズはオーケストラ編成に玄界灘渡部、ぺろ&さやか、暗黒舞踏3人、変な白衣の人(頭と顔中に洗濯ばさみをたくさん付けていた)のパフォーマ-軍団。今回はオシャモジ隊は不在だった。

曲であるとか、編成に大きな変化は無いものの、やはり渡部が反戦では無いものの少々メッセージ性を込めた話をする。つまりは頭をつかえという話。いかに盛り上がろうと考えて行動しろと。ついでに町中で弁当屋さんに並んでいるお兄さんから熱いウインクをされて、それをどう考えれば良いんだよ!!とも語っていたくらい。普段との差はそんなところ。結局、1時間半弱の演奏で5曲のみ、1,2のみで1時間ほど取っていたか。

セットリスト
1:Naadam
2:Space in the place~Fishermanの歌(渡部)~Space in the place
3:ひこうき
4:仙頭

「ちょんまげ天国」→「GO!GO!7188 九・二一事件」

2005-09-20 22:07:54 | 音楽
先日職場にあった「ちょんまげ天国」というCDを聴いてみた。「ちょんまげ天国」とは暴れん坊将軍やら水戸黄門やら、有名時代劇の主題歌や音楽を集めたCD。何故このようなものが職場にあるのかは不明。ジャケは微妙に似せていない銭形平治や暴れん坊将軍。

さて、その「ちょんまげ天国」のことをわざわざ書くにはそれなりに理由が有り。聴き進めていくとコレはというイントロが流れる。それは時代劇で聴いて知っているのでは無く、CDで聴いた曲なのだ。

GO!GO!7188のライブ盤「九・二一事件」の冒頭で流れる曲。イントロに始まり「大人のくすり」と続く、凄く気に入っている流れの部分だ。その音がどうして「ちょんまげ天国」に・・・その曲名は「三匹が斬る!」のオープニング曲だった。オープニングで「三匹が斬る!」、もうそれだけで心意気に打たれました。

リリースラッシュ

2005-09-16 23:56:19 | 音楽
ケムリのイベントのチケットを押さえていたが、仕事の関係で途中からしか行けないので処分してしまった。9-10月にかけてリリースが多く、把握して切れていないのでまとめてみる。

9/21 KEMURI "waiting for the rain"
9/22 toddle "I deicate D chord"
10/5 VELTPUNCH "A HUGE MISTAKE"
10/19 POLYSICS "NOW IS TIME"