日本医療労働組合連合会http://www.irouren.or.jp/から「介護・福祉労働者のる同実態調査」の中間報告が出された。
経営者にはぜひ読んでいただきたい。労働者側の調査だからということだけで否定するにはすまない報告内容となっている。
調査対象は加盟組合員が大半と思われることから全体を表す内容ではないという認識に立つし、高齢者施設に勤務する労働者に限定された回答ではないこともあって高齢者介護の現場を表しているものではないといえる。
しかし、6千もの回答というこの調査報告は尊重されるべき内容であろうし、すくなくとも今の介護労働の現状の一部でも表しているといっても過言ではない。
さて、調査報告で主だったところで健康への影響、やはり腰痛53.9%と多い、さらに肩こり51.1%、手荒れ40.8%となっている。これらは介護労働の職業病というべきで、介護では当たり前ではすまないところに来ている。
ついで、セクハラ・パラハラに関して、受けた相手として「上司」からが32.5%、「同僚」からが15.7%、すくなくともセクハラが行われないように職場環境を整備しなければ労働者が働く環境とはいえない。これでは職場でセクハラがあるという職場で入居者への虐待という議論は空虚な話に聞こえる。
調査ではこうした問題は給与と職場環境にあるとしており「介護報酬」に言及しているが、介護報酬に関しては早急な改善ができるわけがないので現場でいまでも改善が行えることに取組むことが求められる。
この調査結果を参考にして労務改善を行わなわなければ入居者へのサービスが低下することが予想されるし、しいては施設経営に影響を及ぼすことも考えられる。
介護報酬は待遇を支える一部の要素であるから介護報酬だけに注目して介護労働者の待遇を議論しても解決はしない。まして介護報酬は法人が受け取るもので、介護報酬の引き上げ分が介護労働者にわたるとは言えない。
根本的な解決は労務管理を行い介護労働者の職場環境の改善を行う以外にないと考える。
経営者にはぜひ読んでいただきたい。労働者側の調査だからということだけで否定するにはすまない報告内容となっている。
調査対象は加盟組合員が大半と思われることから全体を表す内容ではないという認識に立つし、高齢者施設に勤務する労働者に限定された回答ではないこともあって高齢者介護の現場を表しているものではないといえる。
しかし、6千もの回答というこの調査報告は尊重されるべき内容であろうし、すくなくとも今の介護労働の現状の一部でも表しているといっても過言ではない。
さて、調査報告で主だったところで健康への影響、やはり腰痛53.9%と多い、さらに肩こり51.1%、手荒れ40.8%となっている。これらは介護労働の職業病というべきで、介護では当たり前ではすまないところに来ている。
ついで、セクハラ・パラハラに関して、受けた相手として「上司」からが32.5%、「同僚」からが15.7%、すくなくともセクハラが行われないように職場環境を整備しなければ労働者が働く環境とはいえない。これでは職場でセクハラがあるという職場で入居者への虐待という議論は空虚な話に聞こえる。
調査ではこうした問題は給与と職場環境にあるとしており「介護報酬」に言及しているが、介護報酬に関しては早急な改善ができるわけがないので現場でいまでも改善が行えることに取組むことが求められる。
この調査結果を参考にして労務改善を行わなわなければ入居者へのサービスが低下することが予想されるし、しいては施設経営に影響を及ぼすことも考えられる。
介護報酬は待遇を支える一部の要素であるから介護報酬だけに注目して介護労働者の待遇を議論しても解決はしない。まして介護報酬は法人が受け取るもので、介護報酬の引き上げ分が介護労働者にわたるとは言えない。
根本的な解決は労務管理を行い介護労働者の職場環境の改善を行う以外にないと考える。