こんにちは PTA会長の小銭です。
10月24日(水)東浦町教育懇談会に出席してきました。
町内の小学校・中学校の先生方が「東浦町」の
①子どもをとりまく環境(いじめ、不登校などの問題)
②学校をとりまく環境(通学路危険箇所、ICT(授業をサポートするデジタル機器)の活用など)
③教員をとりまく環境(教員の実務時間、様態報告)
など幅広いデータに関して、1年間テーマ(課題)を持って活動された結果を報告頂き、
意見交換をする機会になっています。
背景にあるのは「子どもたちの健やかな成長」につなげるため、
①②③の中でテーマを設定して「仮説」をたてて、行動されている事が認識出来ました。
(民間企業の「QC活動」「小集団活動」「業務改善活動」「PDCAサークル」に通じる活動ですね)
授業や部活動での指導以外の業務を確認出来、教員多忙の一因を感じましたが、
日々子どもたちの事を思って、このような活動を行って頂いている点、感謝の思いで一杯です。
最後に、教育委員の方から、昨今のデジタル機器(タブレット・スマホ)に関してのご意見を頂き、
納得!と思いましたので、ここに記載しますね。
学習時の疑問点や不明点の「調査・確認・検索」に関してはデジタル機器を使用することで
解決出来るが、そこで解決出来た事は2年を経過すると忘れてしまう。
何故か?「前頭葉」を介した行動ではない為。
「記憶」のメカニズムでは「前頭葉」を介して初めて記憶に残る研究結果が報告されているそうです。
「前頭葉」を介する勉強方法としては「朗読」「筆写」があるそうです。
米国ではその研究結果を踏まえ、私立小学校・中学校では、デジタル機器を使用しての授業展開は
実施しない方向性に進んでいるとの事。
だから、デジタル機器はダメ!!の考えではなく、
親子で話し合いながら、目的や利用頻度、方法を一緒に考えたいですね。
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