YASUKOの人生珍道中

2006年秋、新しく始まるYASUKOの人生はブリスベン!この先どうなることやら…珍道中

スクールホリデー だから

2011-09-26 20:38:33 | Weblog
今、日本で言うと 『春休み』
2週目に突入!

先週の水曜日に大学での最後の講義を終えて、やっとお休みに入ったGreg.

毎日、彼のストレス解消法の1つのの 『家事』 をこなしてくれています。
ストレス解消法が 『家事(特にお掃除)』なんて凄くない?
なんてラッキーな私達でしょ 

家の家事は…
大人3人、家にいる人が気が付いたことをやる。
これ以外、何の取り決めもありません。

一番大きなお仕事は、洗濯かな?
家の洗濯物は、子供たちのお洋服、Gregのシャツ、J君のソックス、Naoの水着、私のエプロン…等々、み~んな一緒。
「お父さんのパンツは別洗い!」なんてことは一切 無し!

まず、その日にお休みの人が洗濯機をスタートさせ、
終わったのに気が付いた人が干す。
お天気によっては2回戦、3回戦…
なんたって、家は7人家族。
洗濯物は、湧いて出てくる (笑)

今日も、帰ってきたら、ベッドの上に今日の洗濯物が、綺麗に洗われて、たたまれて、帰って来ていました。

家に帰ったら、出来上がった洗濯物が待っててくれる!
これって、  目茶苦茶幸せな事  だと、
毎日思う。

これだけ、普通に家事をこなす男は、日本には…いないよ。

私の自慢の息子  です。



そして、今日、月曜日はごみの回収日。
私の部屋のごみも…
ちゃんと出しておいてくれました。

「ごみ、だしてくれてありがとう。Greg。」って言うと
「それやったの、Lenだよ!」 だって 

家の子供たちはスクリーンタイム(テレビやDSなど画面を見て遊ぶもの)が制限されている。
尚且つ、そのスクリーンタイムをゲットするために、みんなの役に立つ事(お手伝い)をする。
そうすると、両親の判断で 『スクリーンタイム何分!』って許可が出る。

だから、子供たちは争って(?)お手伝いをするの。

いくら小さくても、お手伝いできることはいっぱいある。
勿論、そんな事、手伝って貰わなくても、大人がやった方が早いし、綺麗。
でも、それを我慢して、ゆっく~り、大きな気持ちで子供に手伝わせる。

これをすることで、子供たちの 『生活力』が凄く伸びると私は思う。

だから、ナオは小学校の頃から、家事をしてた。
私は「宿題はしなくても、晩ご飯のしたくはしなさい!」なんて言う、とんでもない母親だった(笑)

でも、彼女は、苦でなく、それを楽しんでいたと思う。
そして、今、それが役立っているんだと思う。

だから、また彼女の子供たちにもさせているんだと思う。


ちょっと、話が逸れるんだけど、
ここまで書いたら、前から思っていた事と繋がってきたから、もう少し書くね。

前から、頭の中に
『子供を手放す時』って言うことと 『親からのプレゼント』って言う言葉が頭の中をぐるぐるしてた。

これは、私とナオの場合ね。
私がナオを手放した(海外留学)のが、彼女が15歳(高校一年)の時。
その時にみんなに
「よく、そんな歳の子を手放せるね。心配じゃない?」って言われた。
私は、全然心配じゃなかった。

だって…
それまでに、お勉強はどうだか分からないけど 『生きる事』は教えてきたもの。
だから、たとえ無人島で一人になっても、絶対に生き延びることが出来る。
生きる事を考え、行動出来るから、それが海外であっても大丈夫!
って思ってた。

私は、根本的に考え方が同年代の人達とは違ってるので、とっても 『母親らしくない母』
であり、世間で言われる『母親らしい事』はほとんどしてきていないと思う。

でも、
『生きる事』だけは、ちゃんと見せたし教えた。
そして『ワーカーホリック』って言われるくらいに仕事をしている 『私』を見せてきた。

これが、何もしてあげられなかったけど…
私のできるわが娘たちへの 『親からのプレゼント』だったと思う。

そして、ナオは私から飛び立つ日に
「お母さん、長い間ありがとうございました。」って言って、頭を下げた。
大粒な涙と一緒に…15歳の子が…

この時に私は (ああ、私はこの子の母親でよかった!)って、
こんな素敵な子に育ってくれた事を誇りに、幸せに思った。

今度はナオが彼女の子供たちに贈るプレゼントを、今一生懸命に築いているんだと思う。

頑張れナオ 
頑張れ、今子育てしてる人達