ようやくのことで『白金ガ鳴ル 11-3』を書き終えた。
そもそも餃子倶楽部に『白金ガ鳴ル』を書き始めたのは
いつごろだろうか。
今先ほど、
このサイトの右横にあるカテゴリーで「白金ガ鳴ル」の
過去作品を改めてチェックし直したところ、
タカちゃんが2006年4月9日に『白金ガ鳴ル 1』を、
僕が同年4月22日に『白金ガ鳴ル 2』を書いたのが始まりのようだ。
最初は同じ時代を生きた2人それぞれの語りが
どこかでうまくシンクロしたらおもしろいだろう
なんてことを考えてリレー連載っぽく書いたのだが、
やはり20年以上も前の話だし、
当時の様子を日記などに克明に書き残したワケでもなく
ナカナカ筆が進まなかったのが正直なところである。
そうこうしているうちに5年の月日が流れてしまった。
*
しかし、(もう一度書いてみよう)という気にさせてくれたのが
84L飲み会のプロモーター『し』さまである。
プロモーター『し』さまの牽引力と統率力、企画力と実行力、
そしてなによりも酒力があったからこそ、
僕たちはもう2度と会うこともなく終わっていたかもしれない面々に
たくさん会うことができたのだと思います。
金子!おまえ感謝しろよ!
(まぁ、金子のことだから絶対に餃子を読んではいないだろうが)
84L飲み会で君たちに会って酒を飲み交わしていると
その時その空間が1984年になってしまうから不思議だ。
2011年の今となっては全く思い出すことのない
蜘蛛の巣のはったようなくだらない記憶が
芋づる式に次から次へと甦ってくるではないか。
まさにトリップである。
*
気がつくと、
餃子倶楽部は
僕たちのソーシャルネットワーキングサービス(SNS)になっていた。
これは本望である。
餃子倶楽部に“意味”が与えられた。
ここしばらくは『白金ガ鳴ル』の創作活動にいそしみたいと思う。
そして
かさねがさね、プロモーター『し』さまに感謝の意をささげたい。
アーメン。
(『白金ガ鳴ル 11-4』、どうしよう…)