小梶兄の影響をうけて、
アルバムの整理をしてみた。
兄の言葉
『大事な写真とゆうのも、
そう多くはい』
に強く共感したからだ。
僕は意を決し、
押入れの奥を占拠し続ける
カビ饐えた古いアルバムたちと
対峙することにした。
刹那たじろぐ。
けれど
何も全てを捨てようと
ゆうのではない、
『消去ではなく圧縮』
すれば良いのだ、
兄は僕にそう教えてくれていた。
まずは
1965年の北千住から
竹ノ塚、
1988年の白金あたりまで
およそ23年間を
圧縮してみた。
すると
長かったように思えた
その歳月は、
無印良品で買った
990円のB5サイズ・アルバム
一冊20Pに
ピタと収まってしまった。
整理されたアルバムが
こころなしか
墓石に見えてきたのだが、
気のせいだろうか。
*
アメリカのメジャーリーグ、
エンジェルスから
ドジャーズに移籍した
大谷翔平くん、
民放テレビ各局は
こぞって彼の情報を
流し続けている。
グングンと筋肉をつけて
ものすごい体躯へと変貌する
大谷くん。
僕は大谷くんの体躯を見るにつけ、
現役晩年の
清原和博を思い出す。
筋トレで作り上げられた体躯が
清原の両ひざに与えた
負担や影響を
はかり知ることはできない。
けれど
筋トレが
現役引退の遠因のひとつではない、
とは言い難いのではないだろうか、
そう思う。
なので僕には
大谷くんがストイックに鍛える
その体躯をみるにつけ、
彼が「生き急いでいる」
そのように見えてしまって
仕方がない。
すると
そのことに符合するような
大谷くん自身の発言を
聴く機会があった。
ドジャーズへの入団会見である。
会見で大谷くんは
次のように(はっきりと)
語るをみて、
僕は茫然とした。
・
『競技人生が
終わりに向かっている
と考えると、
今を楽しまないと』
『終わりが近いだけに
もったいない』
・
この言葉って、
10年総額1015億円の契約を結び、
夢と希望に満ち溢れた
順風満帆の
29才の男の子
の言う
セリフであろうか。
ある意味において
この言葉って、
大谷くん自身が
野球人生の終活に入っている、
そう本人が
言っているに
等しくはないだろうか。
ここで僕が言う終活とは、
人生の終わりに向けた
潔い身支度ではない。
いつの日か
必ずや迎えるであろう
終わりの日を
しっかりと見据えながら
今をキチンと生きる、
とゆうことである。
キチンと生きる、
とは
考えることであり
楽しむことであり、
そして
身辺をちゃんと整えておくこと、
そんな風に思う。
だから僕には
大谷くんが
自らの「生き急ぎ」感を
自覚している、
そう感じた。
そして
29才の男の子
の悟りの声に注目したマスコミは
きっと少ない。
*
年末に遊びに来る妹家族や
長女・次女、
と飲むために
青葉台でワインを買う。
*
年内、
今度は亡くなった母の
アルバムを整理しようと思う。
うーん、
年内にできるかな、
年が明けてからになるかな。
アルバムの整理をしてみた。
兄の言葉
『大事な写真とゆうのも、
そう多くはい』
に強く共感したからだ。
僕は意を決し、
押入れの奥を占拠し続ける
カビ饐えた古いアルバムたちと
対峙することにした。
刹那たじろぐ。
けれど
何も全てを捨てようと
ゆうのではない、
『消去ではなく圧縮』
すれば良いのだ、
兄は僕にそう教えてくれていた。
まずは
1965年の北千住から
竹ノ塚、
1988年の白金あたりまで
およそ23年間を
圧縮してみた。
すると
長かったように思えた
その歳月は、
無印良品で買った
990円のB5サイズ・アルバム
一冊20Pに
ピタと収まってしまった。
整理されたアルバムが
こころなしか
墓石に見えてきたのだが、
気のせいだろうか。
*
アメリカのメジャーリーグ、
エンジェルスから
ドジャーズに移籍した
大谷翔平くん、
民放テレビ各局は
こぞって彼の情報を
流し続けている。
グングンと筋肉をつけて
ものすごい体躯へと変貌する
大谷くん。
僕は大谷くんの体躯を見るにつけ、
現役晩年の
清原和博を思い出す。
筋トレで作り上げられた体躯が
清原の両ひざに与えた
負担や影響を
はかり知ることはできない。
けれど
筋トレが
現役引退の遠因のひとつではない、
とは言い難いのではないだろうか、
そう思う。
なので僕には
大谷くんがストイックに鍛える
その体躯をみるにつけ、
彼が「生き急いでいる」
そのように見えてしまって
仕方がない。
すると
そのことに符合するような
大谷くん自身の発言を
聴く機会があった。
ドジャーズへの入団会見である。
会見で大谷くんは
次のように(はっきりと)
語るをみて、
僕は茫然とした。
・
『競技人生が
終わりに向かっている
と考えると、
今を楽しまないと』
『終わりが近いだけに
もったいない』
・
この言葉って、
10年総額1015億円の契約を結び、
夢と希望に満ち溢れた
順風満帆の
29才の男の子
の言う
セリフであろうか。
ある意味において
この言葉って、
大谷くん自身が
野球人生の終活に入っている、
そう本人が
言っているに
等しくはないだろうか。
ここで僕が言う終活とは、
人生の終わりに向けた
潔い身支度ではない。
いつの日か
必ずや迎えるであろう
終わりの日を
しっかりと見据えながら
今をキチンと生きる、
とゆうことである。
キチンと生きる、
とは
考えることであり
楽しむことであり、
そして
身辺をちゃんと整えておくこと、
そんな風に思う。
だから僕には
大谷くんが
自らの「生き急ぎ」感を
自覚している、
そう感じた。
そして
29才の男の子
の悟りの声に注目したマスコミは
きっと少ない。
*
年末に遊びに来る妹家族や
長女・次女、
と飲むために
青葉台でワインを買う。
*
年内、
今度は亡くなった母の
アルバムを整理しようと思う。
うーん、
年内にできるかな、
年が明けてからになるかな。