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餃子倶楽部

あぁ、今日もビールがおいしい。

ラ・ボンバンス検定2級自習問題

2012-02-19 22:36:04 | Hepburn
 問 以下の(1)~(10)は西麻布「ラ・ボンバンス」の2012年1月期の献立である。それぞれどのような料理であるのかを簡潔に答えよ。

(1)・10-FUABU2AE

(2)るじすかのりぶどさ

(3)おめでたい

(4)手動くす玉(当たりが出たらスタッフまで!)
   ぶり34 焼きおにぎり29 ○カサギルタルタsoー3

(5)新春の三冠王

(6)(株)♪64

(7)gyu029 他家の子 blue10 Bz

(8)あ~んこう鍋

(9)51.875×16+1=

(10)Chuー? Hill You

[Notes]
 しーちゃんは、ラ・ボンバンスの2月期メニューを期待して、2月4日(土)にお店を訪れたと言っていた。
「それがさ、2月メニューは6日(月)からで、4日はまだ1月メニューだったのよ。1月メニューは前に食べて知っているから、2月メニューにしたかったのに―!それでね、コースが終わってお酒を飲んでいるときに、何かおつまみはないの?って言ったら、岡元さん、カラスミを炙って出してくれたの」
 しーちゃんは、最後は少し嬉しそうに言って、「はい、これ」と僕にラ・ボンバンス1月期メニューのカードを渡してくれた。
 コースの終わりのお酒って、十四代だよな。カラスミに十四代なんてとてもおいしそうじゃないか。カラスミは台湾風にネギを添えて食すのもまたイケるんだよな。



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白金ハ鳴リヤマナイ Scene 15, 16, 17

2011-12-30 22:44:31 | Hepburn
白金ハ鳴リヤマナイ Scene 15

10月4日(火)

 この日の夜、僕たちは新宿高島屋近くにある「沖縄料理ぱいかじ」に集合した。84会は15回目になる。
 参加者は6名で、いつもよりこじんまりした飲みになった。まるで、大学の授業が終わった夕暮れ、何人かで芝白金団地付近を歩きながら、「このまま帰るのもなんだし、少しどこか行ってみますか」「そうしよっか」などと話しつつ、何となく店に寄ってみた、という感じだった。もちろん、実際にそんなことがあったというわけではないのだが。
 人数が少なかった分、トークは白熱したのだが、僕としては「マジで?」ばかりをバカみたいに繰り返していた気がする。マユミちゃんがスマッシュトークを連打していていたからだ。
「だから、いつも年末はギブスしてるのよー」マジで?
 いやはや、ハードパンチャー・マユミが繰り出す数々のエピソードは破壊力抜群だった。2軒目に入った、「ぱいかじ」の上階にある「老辺(ろうべん)餃子館」(大陸風の皮モチモチ、餡の肉汁ジュワジュワの餃子はおいしかった)で、僕は完全K.O.された。
「お母さん、顔が血だらけよって娘に言われてさ」マジで?
 だから、残念なことに断片的な記憶しかない。来年はちゃんと取材して、記録に残さなければならないな。「マユミ・レジェンド」を。いや、マジで。

第15回MG84会 2011年10月4日(火) 「沖縄料理ぱいかじ」(新宿)にて
出席者6名:シズカ、モチヅキ、カオリ、マユミ、ジュンコ、タカユキ
   
   
   
   
   
白金ハ鳴リヤマナイ Scene 16

 11月18日(金)

 この日の84会に僕は行かなかった。スケジュール帳代わりにしている何でも帳の大学ノートを開いてみると、その日の欄には何も書き込まれていないので、仕事をしていたのだろう。レギュラージーズン中の金曜日は、朝9時から夜9時まで、あざみ野でぎっしりと仕事が入っている曜日だ。
「2次会もあって、プリクラも撮ったのよ~」とシズカちゃんは後にメールをくれた。
 プリクラ?マジっスか?―よく言葉を失う男である。男子2名(ニシノは早退したらしい)、女子6名のプリクラかあ。なんだか大学時代より楽しそうだ、と僕は思った。
   
第16回MG84会 2011年11月18日(金) 新宿にて
出席者9名:タグチ(初参加)、コマツ、ニシノ、カオリ、マユミ、スミヨ、カナコ、エミコ、シズカ
  
   
   
    
白金ハ鳴リヤマナイ Scene 17

12月16日(金)

「あらっ!」と声をした方を見ると、トモエちゃんの少しびっくりしたような顔があった。
「久しぶり」
「昨日会ったばかりじゃない」と言ってトモエちゃんは顔をほころばせた。そして「シズカ、シズカ!」と歩いて過ぎ去ろうとしていたシズカちゃんに声をかけた。
 12月16日のこの日、夜7時から17回を数える84会が六本木で開かれることになっていたので、その前に、僕は仕事を終えたジュンコちゃんを誘って、毛利庭園とミッドタウンのイルミネーションを見て来たのだった。イルミ鑑賞後、ミッドタウン・ガレリアB1Fのアンリ・ルルーでテイクアウトしたキャラメルオレを店舗近くのベンチに腰を下ろして、飲んでいたところに、やはりイルミネーションを見てきたトモエちゃんとシズカちゃんが通りかかった、とそういう訳だった。

 僕たちは4人連れ立って、この夜の84会会場である「曳治屋(えいじや)」に向かった。
 店にはすでに、幹事役のアンジーとカヨちゃん、そしてモッちゃんとカズユキが来ていた。アンジーはこの日も―もはやアンジー的なとしか形容のしようがない―スマートな幹事振りであった。今年カヨちゃんに会うのは2回目。前回はカヨちゃんが84会に初参加してくれた8月だった。昔と変わらない涼しげな目が微笑すると、僕はいつもあの甘美なる空気に包まれた過去に引き戻されてしまう。モッちゃんとは前述の10月以来、そしてカズユキとは8月に青森のねぶたで世話になって以来だ。今回、カズユキははるばる青森から初参加。本来ならば、同じサークルだった僕が接点となるべきところだが、カズユキはシズカちゃんらとFacebook上で連絡を取り合って、今回の参加を決めたらしい。シズカちゃん、コーディネート役お疲れちゃん。
 僕たちのすぐ後にキヤス、それから少ししてエミコちゃん、スミヨちゃん、カナちゃんが到着。
 エミコちゃんは「プレ飲みしてきたのよ」―マジでか!?―と言って、キヤスと僕が座っていたテーブルの椅子を引いた。僕の左隣にエミコちゃん、正面にはキヤス、となると例の「2丁拳銃」の始まりはじまり。この日は飲み放題ではないというのに、まったく困った酒飲みたちだ。気がつくと―このあたりからすでに記憶は断片的になる―いつものように僕たちの前には冷酒と熱燗の徳利がところ狭しと並ぶこととなった。
 そして次に気がついた時には、僕は別のテーブルの席に座っていて、カナちゃんとスミヨちゃんと話をしていた。大学時代、2人とはあまり話したことがなく、この夜だけで、これまでの会話量の総計を優に上回ったと思う。もっとも、何を話したかは覚えていないが。
 ちょっと記憶が飛んで、僕は今回が初参加のシミズと話をしていた。大学時代以来の再会だったが、「ソアラ前輪破損事件」―シン、覚えているかね?―などを思い出し、2人して大いに盛り上がった。
 何時頃だったのだろう、会も半ばを過ぎた頃、コマッちゃんがやって来た。この日コマッちゃんは、出張先の九州から帰京し、その足でこの84会に出席する予定だったものの、降雪のために空港で足止めを食っているので、参加は無理なようだ、と夕方シズカちゃんから聞いていたのだが、どうやら飛行機は飛んだのだな。それにしても羽田から直接駆けつけてくれるなんて、相変わらずコマッちゃんは義理堅い。コマッちゃんは九州から、青森からはカズユキ、そしてモッちゃんはこの後、長野の自宅に帰ると言っていた。日本全国股に掛けてのプチ同窓会になりつつあるようだ。
 
 それにしてもこの週は84の連中とよく遊んだ。

13(火)キヤスと第三舞台観劇。その後、新宿3丁目の鼎(かなえ)、富久(とみきゅう)でジュンコちゃんを交えて飲む。ジュンコちゃん、誕生日プレゼント、本当にありがとう。とても嬉しかった。
15(木)築地ツアー(?さすらう餃子#1「築地へ行くの巻」)
16(金)第17回MG84会
17(土)青山パネルハウスで広研、放研合同年次会/シズカちゃんはコーサカたちと上海ガニツアー

 2011年末も白金は鳴り続けている。時を告げる教会の鐘の音が緑あふれる丘を渡るように、ますます高く、澄みやかに。

第17回MG84会 2011年12月16日(金)「曳治屋(えいじや)」(六本木)にて
出席者14名:カズユキ(初参加)、モチヅキ、アンジー、カヨコ、シズカ、トモエ、ジュンコ、タカユキ、キヤス、エミコ、カナコ、スミヨ、シミズ(初参加)、コマツ
  



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さすらう餃子#1「築地へ行くの巻」

2011-12-17 13:40:21 | Hepburn
 1月15日、午前10時少し前、僕は少し離れたところに自転車を停めて、晴海通りと新大橋通りの交差点にある「LAWSON」前に立っていた。程なくして、横断歩道の途中で手を振るシズカちゃんの姿が見えた。トモエちゃんも一緒だ。
 この日、僕たちは4人で築地においしいものを食べに行こう!ということで現地集合することにしたのだった。もう1人のさすらう餃子、キヤスはまだ来ていない。
 キヤスは前日、自宅のある三鷹から築地まで自転車で行く―「やってみたいんだよ!」―と言っていたが、果たして無事到着できるのだろうか。僕がそのあたりのことを2人に話していた矢先、シズカちゃんの携帯が鳴った。キヤスからの電話だった。
「キヤポン、今どこにいるの?…えっ、築地!」おおッ、無事ついたか、キヤス、大したもんだ。「キヤポン、築地のどこ?待ち合わせはLAWSON前よ…えっ、築地入り口?地下鉄の駅?」シズカちゃんは僕の方を向いて「今、駅の入り口にいるって」と言った。築地駅(日比谷線)なのか、築地市場駅(大江戸線)なのか、どっちだ。
「築地市場だって」周りに朝日新聞のビルが見えるかどうか、訊いてみて。「見えるって」わかった。じゃあ、3人でキヤスのところまで歩いて行くことにしよう。
 日も高くなり、築地場外の新大橋通り沿いはますます人で混雑してきていた。駅の入り口前でキヤスと合流した僕たちは、築地市場正門から築地場内へと入って行く。
 買い物客と観光客、そして市場で働く人たちと彼らが乗り回すターレ(Turret Truck:小型三輪トラック)の波をかき分けて、食堂エリアを目指す。
 
 まずは和食「かとう」へ。ここの魚料理(焼き魚や煮魚など)や刺身は絶品揃いだ。なのに、待たずに入れるところが超エラい!
 細長い長方形の店内には両辺にカウンター席があるだけ。僕たちは、奥から、僕、シズカちゃん、トモエちゃん、キヤスの順で並んで座らせてもらった。
「お茶でいいっスか?」店内を切り盛りする姉さん―すらっとして魚市場の雰囲気そのままに威勢のよい、実にカッコいい姉さんだ―が訊いてきたので、僕は、前日に「えっ?ビール?当然でしょ」と宣(のたま)われたシズカちゃんの言いつけ通りに、「ビール2本」と伝えた。
 すぐにキリンラガーの大瓶2本とコップ4つ、そしてお通しの「イカの塩辛」が出てきた。コップにビールを注いで「カンパーイ!」。4ウグウグほどで一気に飲み干す。ウィークデーの昼ビアということもあって、身震いするほどの背徳的なうまさだ。「いやあ、夕方からはエビスって感じだけど、昼にはなぜかキリンラガーが似合うんだよな」ビールをつぎながら僕がそう言うと、「そうそう、特に運動後はね」とキヤスも嬉しそうに頷いた。
 お通しの塩辛をつまむ。身の厚いイカを浅めに漬けたこの塩辛はイカのフレッシュな甘さが人気で、この店の名物となっている。持ち帰り用もあるほどた。
「何に致しましょ?」絶好のタイミングで姉さんが訊いてくる。僕は自転車で築地に来る間に考えておいた4品を伝えた。人によって好みは別れるだろうが、その4品は「かとう」でのベストチョイスの1つと言っていいだろう。
 最初に運ばれてきたのは「アジ刺し」だ。「かとう」の壁に並んでいるメニューを書いた札には「(つり)アジ」と書いてある。「釣り鯵」は巻き網などで獲った鯵よりも丁寧に扱われ、仕入れ値は倍ぐらいすると聞くが、その分おいしい。網で大量に捕獲された鯵は超過密状態で長時間船倉に入れられてから水揚げされるので、身体に傷がついたり、ストレスと酸欠で弱ってしまうからだ。お皿の上には、その一本釣りの鯵の刺身が8切れほど並んでいる。大振りに切られた刺身からは今にもビカビカと音でも聞こえてきそうだ。
 続いて「盛合せ刺身」。中トロ、メジ(マグロ)、ブリ、イカ、ホタテ、ウニなど、冬のレギュラーメンバーが8種ズラリと勢揃いしている。
「シズカちゃん、そのウニをさ、イカの上に乗せて食べてみて」
「食べる、食べるーっ…おいひーッ」
 ビールの後は冷酒を注文。「富翁」(京都伏見)の1合瓶が2本到着。トモエちゃんが冷酒を注いだお猪口を伏し目がちに口元に運んで、そっと喉を鳴らす。トモエちゃんはいつも顔色を変えず、つややかにお酒を飲むなあ。それに引き換え、キヤスと僕は顔を赤くして、すでにヘラヘラ化してしまっている。この構図は翌日も場所を六本木に変えて繰り返されることになる。いや違うな。永遠にだ。
 3品目は「アジ酢」。先程紹介した鯵の刺身を軽く酢で締めたもの。「かとう」の中で僕がもっとも好きな一品だ。パクリ、とアジ酢を一切れ口に放り込み、冷酒で濯ぐ。魚と酒が渾然一体となったその後味は、平日の昼から日本酒を飲んでいるそのアウトロー的な感覚も手伝って、オレもうどうなってもいいや的にうまい。「お酒、あと2本下さーい」
 最後はこの季節ならではの「アンコウ煮」。この醤油仕立てのアンコウ煮には、お宝あん肝も入っていて、最後の1滴まで、実にいい味を出してくれる。
 
 「かとう」の魚料理を十分に堪能した僕たちは、1棟隔てたところにある「とんかつ八千代」へ向かった。そもそも、ここの「あじ穴子フライ定食」を餃子に書いたことから、この築地ツアー企画が持ち上がったのである。
 同じ棟にある「寿司大」や「大和寿司」は今日も行列。「寿司大」などはディズニーランドも真っ青の3~4時間待ちというではないか。「とんかつ八千代」にも外国人観光客の家族が外で順番を待っているところだった。僕たちがその後ろに並んでいると、中からおばちゃんが顔を出して、2人なら席が空いたよ、と声をかけてきた。観光客家族は小さい子供がいるから一緒に座りたいということで、シズカちゃんとトモエちゃんが、じゃお先に、と店内に入って行った。少しして、家族連れが席に案内され、続いて、キヤス、僕と1人ずつ中へ入って行く。結局、僕たちは入り口付近のカウンターに並んで座った。
 僕が椅子に腰掛けた時、トモエちゃん、シズカちゃんはカキフライ、穴子フライなどを単品で、キヤスは「あじ穴子フライ定食」を楽しんでいるところだった。そうなると、それ以外の「八千代」の名物が要るな、ということで僕は単品で海老フライを注文した。そうして僕たちは「八千代」が極めたフェザータッチのミラクル・シーフードフライをいろいろとみんなで分け合った。
「サックサクのフッワフワよー」とシズカちゃんがニコニコ顔でおいしいビームを放射する。キヤスは一人モリモリと穴子フライとご飯を頬張る。トモエちゃんは静かに頷いている。みんな満足してくれたようで、ホントよかった、と僕は海老の頭をカジりつつ思う。
 「とんかつ八千代」の揚げ物は日本の洋食文化がたどり着いた一つの到達点である。日本の食文化は底が知れないので、探せば、さらに究極と言えるフライもあるかも知れない。だけど、僕はここでいい。いや、ここがいい。
 数年後、築地の魚市場は豊洲に移転するという。それは、日本一、ということは世界一の魚市場が長い年月をかけて生み出したこの奇跡のような食堂街も消えてしまう、ということを意味する。「食」は味や素材や技術だけの問題ではなく、接客、雰囲気、背景知識、時代感覚といったもの、要するに「文化」そのものに関わるものだ。だから、別の時空で再現することなど絶対にできやしないのである。他の多くの美しいものたちと同じように。
 
 「八千代」を出ると、僕たちは築地を後にして銀座まで歩いた。お腹はかなり満たされていたのだが、三越1Fの「デンマーク・ザ・ロイヤルカフェ」のテラス席に陣取った。「かとう」の前菜、「八千代」のメインときて、締めはやはりデザートとお茶がなくては。
 2時から信濃町で用事があるというトモエちゃんがまず最初に店を出て、キヤスが、3時までには自転車で三鷹に戻らなくちゃ、と言った。ここが潮時と、僕たちはみなそれぞれの日常へと戻ることにした。
「それじゃ、また明日」手を上げて、そう言い、僕たちはバラけた。そうなのだ。翌日は翌日で、六本木で84会が予定されているのだ。まるで大学生じゃないか、と僕は思った。

 さすらおう この世界中を ころがり続けてうたうよ 旅路の歌を(奥田民生)

              (了)




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「ラ・ボンバンス」日本酒デギュスタシオン・ラインナップ(2011年11月期)

2011-11-26 09:49:52 | Hepburn
1 純米吟醸 伯楽星(宮城 新澤酒造店)

2 純米吟醸 東洋美人 大辛口(山口 澄川酒造場)

3  純米酒 五凛(石川 車多酒造)

4 醸し人九平次 大吟醸(愛知 萬乗醸造))

5 八海山 しぼりたて原酒 越後で候(新潟 八海酒造)

6 船中八策 純米辛口(高知 司牡丹酒造)

7 純米酒 菊姫(石川 菊姫酒造)

8 御湖鶴(長野 菱友醸造)

9 純米吟醸 十四代(山形 高木酒造)

10 超濃厚ヨーグルト酒(宮城 新澤酒造店)


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<「ラ・ボンバンス」検定準1級問題(2011年11月期)>解答

2011-11-23 22:24:27 | Hepburn
1(タイガー29 ~33 ↑わかぐふ <°)))彡chi-zoo麺麭)
虎フグ刺しとカラスミ
“タイガー”は「虎;トラ」、“29”は「ふぐ」と読む。“~”は「から」、“33”は「すみ」。あわせて、〔虎フグ刺しとカラスミ〕。
フグ皮揚げ
“↑”は「揚げ」、“わかぐふ”は「ふぐ皮」のこと、あわせて〔ふぐ皮揚げ〕。ふぐ皮の下には春菊の和えもの。
シラスチーズパン
“<°)))彡”は魚の形をしている。それはわかるが、さらに「シラス」とまでは誰にもわからない。“chi-zoo”は「チーズ」、“麺麭”は中国語で「パン」のこと。あわせて〔シラスチーズパン〕。アーモンドチョコレート大の小さくて丸いパンが2つ焼きたてで供された。

2(プースムーリクコノキ か2brownone64 ?ムニエル)
キノコのクリームスープ カニの茶碗蒸しと白子のムニエル入り
“プースムーリクコノキ”は右から読んで「キノコのクリームスープ」。“か2”は「カニ」、“brown”は「茶」、“one”は「椀(わん)」、“64”は「蒸し」で、「カニの茶碗蒸し(百合根も入っていた)」。“?”は「白子(雲子とは鱈鱈の白子のことを言う?エピキュリアンVol.5)」で白子のムニエル。以上、あわせて、〔木の子のクリームスープ カニの茶碗蒸しと白子のムニエル入り〕(ベーコンがデリシャス・アクセント)。

3(ギハワカ34 ゴールド逢いたい u2焼りぎにお 葉葉葉)
カワハギ寿司
“ギハワカ” はやはり右から読んで「カワハギ」。“34”は「すし」。あわせて、〔カワハギ寿司〕。
金目鯛の漬け
“ゴールド”は「金」、“逢い”は「アイ」で「目」、“たい”は「鯛」。あわせて、〔金目鯛〕。軽くあぶった漬けは新鮮だった。
ウニ焼きおにぎりと三つ葉
“u2”は「ウニ」、“焼りぎにお”は「焼おにぎり」。“葉葉葉”は「葉が3つ」で「三つ葉」。あわせて、〔ウニ焼きおにぎりと三つ葉〕。

4(フォワグラソテー ○73 木の子ちん トリュフ2枚)
フォアグラソテー 揚げ丸茄子とトリュフ乗せ
“○73”は「丸ナス」、“木の子ちん”は「キノコあん」のことをかわいく言ったもの。エイミーがルフィーのことを「ルフィーちん」と言うように。キノコは、ナメコやエノキなど。“トリュフ2枚”は1枚じゃなく、豪華に2枚なんだぞ!というメッセージか。

5(たこ焼き 黒のり のthe罠)
たこ焼き風エビしんじょ 黒のりと野沢菜のせ
“たこ焼き”はそのまま「たこ焼き」だが、中身は小麦粉ではなく、エビ芋のすり身にタコや車エビやホタテを入れたもの。トッピングにはのりと野沢菜に加え、松の実も。

6(婆℃33b8き10根葉葉葉)
地鶏の炭火焼と根三つ葉浸し
“婆℃”は「バード」で「鳥」、“33b”は「炭火」、“8き”は「焼き」、“10”は助詞の「と」、“根葉葉葉”は「根三つ葉」のこと。あわせて〔(地)鶏の炭火焼〕。

7(☆貝柱鍋 焼尼鯛 蕪 水菜 厚アゲアゲ)
干し貝柱鍋 焼き甘鯛、カブ、水菜、厚揚げ入り
“☆”は「ほし」で「干し」貝柱鍋。“焼尼鯛”は「焼き甘鯛」、“蕪”は「カブ」、“水菜”はそのまま、“厚アゲアゲ”は「厚揚げ」(上々―ageage―の気分で食べましょう)。あわせて〔干し貝柱鍋 焼き甘鯛、カブ、水菜、厚揚げ入り〕

8(旬野菜)
キノコのマリネ キュウリの和え物 ミツバのお浸し 梅を挟んだ大根のスライス レンコンチップス

9(29雑炊)
フグ雑炊
1と同様、“29”は「ニク」ではなく「フグ」。とき卵がかかり、アサツキとポン酢が別皿で供される。前回の「イクラ丼」もそうだったが、こういうどこにでもありそうなシンプルなものに、技術のありったけを注ぎ込んで、どこにもない料理を作って、それでコースを締めくくるというところに、僕は岡元さんの非凡なセンスを最も感じるし、尊敬もする。だけど、とふとある疑問が頭をよぎる。ふぐ刺しとフグ雑炊はおいしく頂いたけど、フグちりはどうなったのだろうか。もしかして賄い!?


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