SUNDAI1989

模型をいじったり、漫画を読んだり、日々感じた事を
綴っていこうと思っています。

5/18の123さんのコメントへの返事

2008年05月19日 | 時事ネタ
ホビーショーに行ってきました (123)

2008-05-18 17:22:11

輪、和
確かにどちらも大切にしたいです
というのも、最近メーカーと模型店の連携が取れていないらしいのです
回った店の方は一様に下を向いておられました
循環がどこか壊れたようです
模型50周年の次はあるのか、それもこれも冒頭の2文字の今後次第でしょうが
おー、怖




返信>   ギョウケイ

ホビーショー、行きそびれてしまいました。

深いコメントですね。

推測するにメーカーは模型店からの利益収入に見切りを付けて量販店に卸すことをメインに戦略を立てるようになったということでしょうか。

㈱バンダイで例えるなら大企業になるにつれ従業員も増え過ぎ、冒険や失敗は許されない状況なのでしょうね。

こういった事情があるとしたら和や人情では縛れないのかもしれません。

「じゃあしょうがないな。寒い時代になりましたね・・・」

で納得してしまうのはあまりにも悲しいので私なりに一案挙げてみることにします。


  ①問題はプラモデル購入層の新規開拓。

  ②そのためには魅力的なアニメを作ること。

  ③主役メカ交代はしないこと

①現在の模型購入層はほぼ決まっているので爆発的なヒット商品というのはありえない。
これから入門するであろう人達が増加する発端はいかに面白く魅力的なアニメを創れるかどうかに掛かります。

②面白く魅力的なアニメを作れば商品は売れるということは至極当たり前でそれを意識して創っているのでしょうが、私から見るとまだ努力の余地があるような気がします。

例えばバンダイがメインプロデューサーでアニメを製作するとき、
企画を出した時点で話の大筋を広く公募して面白い内容があれば採用し
その筋を何人かのスタッフと最終回まで煮詰めてから創れば、
途中からつまらなくなったとかいう事もなくなると思います。



③商品展開を目的にかっこいいロボットをたくさん創るのでなく、
個性的な能力を重視したメカデザインに絞るだけでも、ロボットアニメとしての魅力が3割は増すはずです。
(ビームは撃てるけど移動力が低いとか、砂地では最強の機体とか、空は飛べるけど一番弱いとか)
要はロボットは将棋の駒のように一長一短あり、そのクセを登場人物が活用したり罠にかけることで見せ場を作ることが出来るのです。

こういった演出によって視聴者は一体一体のロボットに愛情を持ち始めます。

逆に現行の、ドイツもコイツも宇宙に行けたりビームやミサイルをバンバン撃って見得を切るカッコイイだけのロボットに対する愛情はあっという間に冷めてしまいます。


そろそろ長文になりすぎたのでまとめますと、

発想の転換さえすればまだまだ面白いロボットアニメは出来るわけで、

ロボットアニメのドラマ部分がしっかり創られていればアニメファン以外も食いついて関連商品も売れるわけで、

町の模型店にも潤いが来るはづです。



P.S
ついつい熱く語ってしまいましたが、業界の人は見ちゃーいないのでしょうね。
オファーがあればいつでも行って尽力することも出来るのですが。