全国交通ニュースブログ

金剛バス撤退→富田林市西部のコミュニティバス大幅減便

関連ブログ記事・・・2023/11/16付「富田林市農業公園「サバーファーム」へのバス復活は幻に終わる

富田林市の実質的なコミュニティバスである「レインボーバス」ですが、金剛バスの撤退に関連して従来路線が大幅に減便されることになりました。

https://www.city.tondabayashi.lg.jp/soshiki/29/1147.html

2023/11時点では、富田林駅と市西部の一大住宅地である金剛団地エリアを結ぶ路線を平日9往復・土日祝7往復運行していますが、

https://www.city.tondabayashi.lg.jp/uploaded/attachment/91628.pdf

2023/12/21からは半減以下の1日3往復となり(平日・土日祝共通)、8時台および14時台以降は運行がなくなります。

https://www.city.tondabayashi.lg.jp/soshiki/29/93172.html

これは、金剛バスが撤退する富田林市東部の東條地区で、同社の路線を引き継ぐ南海バスの便だけでは通勤通学時間帯に輸送力が不足するため、これを補充する形でレインボーバス用の車両を活用して運行することになったためです。本当に「苦肉の策」ですね・・・

上記ブログ記事で

>近鉄バスがレインボーバスとして東條線の南海バス担当分を補完することは変わりませんが、サバーファーム(富田林市農業公園)方面を循環する部分が丸ごとカットされ、その代わり運行便数が3循環程度から4循環程度に増えています。資料には「※ 前回の協議事項から、右図の点線の区間を除いた区間に変更して協議するものとする」とあるだけで理由は書かれていませんが、今後公開予定の議事録において触れられるかもしれませんね。

と書きましたが、あるいは当初時点ではレインボーバスの東條地区での運行は「富田林市の施設であるサバーファームへの来場客の便を図り、金剛バスが以前に運休した分を復活させる」という目的だったのが、一連の協議で地元住民の通勤通学需要を精査した結果「サバーファームへの対応までの余裕がない」ことが判明し、通勤通学時間帯に運行するように計画を変更したのかもしれませんね。残念ながら、2023/11/27付で公開された第4回協議会の議事録では、このあたりの経緯については触れられていませんでした。

ちなみに、レインボーバスのこれまでの経緯については、市の公式サイトで公開されているこちらの資料に詳しいです。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「金剛バス廃止関連」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事