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金剛バス後継の愛称は「金剛ふるさとバス」に決まりましたが・・・

金剛バス撤退に伴い地元自治体が急遽運行を開始した代替のコミュニティバスですが、急遽故に愛称決定が間に合わず、これまでは「4市町村コミバス」という名称で案内されていました。

2023/12/21の運行開始と同時に4市町村の在住・在勤者を対象に愛称候補を募り、1か月間で316件の応募がありました。その中から無効な候補66件を除外し、次いで大阪芸術大学教授の意見を聴いた上で25件にまで絞り込みました。この25件について、2024/3/29に書面開催された「令和5年度第6回富田林市、太子町、河南町及び千早赤阪村地域公共交通活性化協議会」の場で広域協議会委員による投票を行い、

https://www.city.tondabayashi.lg.jp/uploaded/attachment/96823.pdf

https://www.city.tondabayashi.lg.jp/uploaded/attachment/96829.pdf

「金剛ふるさとバス」「みなみかわちフルーツライン」「南河内フルーツバス」の3つが最終候補に残りました。

これらについて住民による最終選考を行うこととし、最多得票のものを愛称に決定する手はずになりました。

https://www.asahi.com/articles/ASS4Z3DJ0S4ZOXIE01DM.html

応募期間は2024/5/7まででしたが、最終決定が得票数のみを根拠とするというプロセスだったこともあり、10日後の2024/5/17に早くも「金剛ふるさとバス」に決定したと発表されています。他の2候補に2倍の差をつけての圧勝ですが、他の2候補はよく似ているので票を分け合ったということなのかも。

https://www.city.tondabayashi.lg.jp/soshiki/5/108630.html

https://www.town.kanan.osaka.jp/soshiki/somubu/somuka/gyomuannai/1/kongoubasuhaisi/7194.html

https://www.town.taishi.osaka.jp/topics/5349.html

https://www.asahi.com/articles/ASS5Z3V56S5ZOXIE00HM.html

次のステップは「この愛称をいかにして地元に浸透させていくか」ですが、決定から2週間が経過した時点でもまだ富田林市・河南町の公式サイトのコミバスを直接案内するページでは「4市町村コミバス」とだけ記載されています。

https://www.city.tondabayashi.lg.jp/soshiki/5/105566.html

https://www.town.kanan.osaka.jp/soshiki/somubu/somuka/gyomuannai/1/kongoubasuhaisi/6750.html

あとは、「バス停の標柱への愛称記載」「もと金剛バス車両の前面・側面への愛称記載」「近鉄バス・南海バス車両について、コミバス運用中のみ愛称を記載したマグネットシートを車体に貼る」あたりが考えられますが、今後の推移に注目ですね。

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