前回(「十三高槻線正雀工区の2024/3/17時点の状況」参照)から3週間後の状況です。
工事の進捗は全くなく、自転車・歩行者用の跨線橋も全く未供用の状態のままですが、現地掲示類に動きがありました。
巨大な構造物の東側の様子。信号機は設置されましたが、相変わらず道路を構築しようとする様子は見られません。
工事看板のうち、阪急電鉄が発注者のものについて、「橋梁工事を行っています 令和6年3月31日まで」の部分(2024/2/20付ブログ記事参照)が「歩道橋工事を行っています、令和6年9月30日まで」に書き換えられています。供用できていないだけで橋梁工事は予定通り終わっており、付属する自転車・歩行者用の跨線橋を使用可能な状態にするための残工事に移ったということなんでしょう。
現地には高架部開通の遅れに関する看板が設置されています。理由は「関連する地下埋設物工事で支障物が見つかり」という表現になっており、それが吹田市の水道工事であることは明記されていません。
現実には、これが工事遅れの全ての元凶です。
「都市計画道路十三高槻線事業に合わせた下水道管の整備工事」に関するわかりやすい掲示が新設されていました。工事着手時点で設置しても良かったような気がしますが。
阪急京都線を越えた向こう側の自転車・歩行者用の跨線橋の上り口(当然封鎖中)の傍らにも、この2つの掲示が新たに設置されていました。
さて、新たな供用予定時期が公表できるようになるのは、いつ頃でしょうか・・