Yahoo!路線情報、 Yahoo!乗換案内アプリにおいて、全国の路線バス事業者のカバー率100％が達成されました。2024/1/25付でLINEヤフー社が発表したものですが、
https://blog-transit.yahoo.co.jp/info/20240125_bus.html
もちろん但し書きがあります。
・対象は「車両台数5台以上の路線バス会社（高速バス、コミュニティバス、オンデマンドバス他、要予約や不定期運行のバスを除く）」
・一部検索されない系統もあり（近日中に対応予定）
したがって、
・車両台数が4台以下の零細規模のバス会社が運行する路線
・コミュニティバスのうちLINEヤフー社へのデータ提供体制が整っていないところ
は引き続き非対応です。
同社が公開している路線バス対応事業者一覧によれば、大阪府内のコミュニティバスで対応しているのは
| 和泉市コミュニティバス |
| 貝塚市コミュニティバス |
| 四條畷市コミュニティバス |
| 吹田市コミュニティバス |
| 摂津市コミュニティバス |
| 大東市コミュニティバス |
| 富田林市コミュニティバス |
| 阪南市コミュニティバス |
| 箕面市コミュニティバス |
| ４市町村コミバス |
| 太子町コミュニティバス |
となっています。（「４市町村コミバス」は金剛バス代替として2023/12/21に富田林市などが運行を開始したもの）
したがって、当ブログでこれまでに取り上げた岬町や河南町のコミュニティバスは非対応です。
岬町コミュニティバス・・・2023/11/6付「大阪府岬町のコミバスは、並行する鉄道線より安くて便利（後）」
河南町コミュニティバス・・・2023/10/3～4付「大阪府河南町の「カナちゃんバス」の実情（前）（後）」
特に前者は、並行する南海多奈川線よりも運賃が安く（バスは100円・鉄道は180円）、昼間は本数が多く、所要時間も遜色ないときているのですが、収容力の小さいマイクロバスを使用していることもあり、あくまでも町民のために運行しているというスタンスから敢えてLINEヤフー社にデータを提供していないのかも。
ちなみに、「４市町村コミバス」も、このブログ記事を書いている時点では全部のバス停が登録されているわけではありません。「喜志駅～近つ飛鳥博物館」とか「喜志駅～太子町役場前」は検索可能ですが、喜志駅～近つ飛鳥博物館線の途中にある東山バス停（大阪芸術大学の目の前）のデータは登録されていません。Yahoo!乗換案内で出発地を「喜志駅」・到着地を「大阪芸術大学」と指定すると、徒歩34分という結果を返してくれます。金剛バス時代はちゃんと登録されていたのかもしれませんが、いつ対応するかに注目ですね。
