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相生有年道路の有年駅付近区間、整備完了は2030年前後?

相生有年道路の最新のパンフレットはこちら (近畿地方整備局姫路河川国道事務所が制作、2023年版)

相生市内区間の4車線化が2022年10月に完了し、2023年度は(これまで遅々として整備の進んでいない)赤穂市有年地区のバイパス区間の工事に本腰を入れるかとも思いましたが、そうでもないようです。バイパス新設に関連し矢野川を付け替える区間の工事は継続中のようですが・・・

https://www2.njss.info/offers/view/25772914

さて、姫路河川国道事務所は2023/3/15・16の両日に、未完成区間の事業認定の申請に向けた事業説明会を地元関係者向けに開催しました。 

https://www.kkr.mlit.go.jp/himeji/kisya/2022/20230302.pdf

既に用地取得率は約95%に達していますが、「話し合いでの用地取得が困難な場合に備えて、土地収用法活用に向けて準備を並行して進めており、同法に基づく事業説明会を開催」したとのこと。

この説明会を地元紙「赤穂民報」が取材した記事が同社の公式サイト上で公開されていますが、

https://www.ako-minpo.jp/news/17473.html

今回の説明会の対象は、未完成区間の東端にあたる相生・赤穂市境(現道がJR山陽線を越える付近)から、矢野川の付け替え区間のすぐ手前とのこと。この区間の大部分は「JR線路のすぐ北側に作りかけの4車線道路が延々続いている」状態ですが、

https://www.cosay.co.jp/info/works/civil/post627/

合わせて残りの5%程度(面積にして1900平米程度?)を占める東端の現道との接続区間、および矢野川の手前の未施工の空き地部分が未買収エリアと推測されます。

そして、この説明会の参加者からの今後の工事の進め方や整備完了の見込みなどについての質問に対し、事務所側は「基本的には東側から工事を進めていく。我々の気持ちとしては令和10年代前半の完了を念頭に置いている。具体的な目途が立った時点で対外的に公表する」(カギカッコ内引用)と回答したとのこと。

令和10年=2028年ですから、これから工事が順調に進んだとしても、整備完了は2030年前後になりそうなわけです・・・ そして、矢野川を北側に付け替えてJR線路沿いに新たに4車線バイパスを建設する工事の着手は、上記東端区間の工事完了のメドがある程度ついてからになるのでしょうね。

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