放言随記

凡人の独り言です。人の役には立ちません。悪しからず。

時効廃止は犯罪抑止と考えるべき

2010年02月28日 23時53分34秒 | 意見

筆者も時効廃止には賛成です。ただ懸念もあります。


 


時効廃止は犯罪被害者の団体による陳情によって議題になったわけですから、実現すれば一定のけじめはつく考えられます。


しかし、時効を廃止によって未解決事件が一様に解決可能になるわけではない事は、一つ念頭に措かなければなりません。


時効が廃止されるということは、未解決事件の再捜査はいつでも出来ると解釈する事も可能になります。これまでは時効があるために、未解決事件解決を急ぎ、捜査員の割り当てを行うことも出来ましたが、いつでも出来るとなると、優先順位の考え方が変わってきます。ここは犯罪被害者の団体との確認が必要かもしれません。米国のコールドケースやドラマの「ケイゾク」のような組織も必要かもしれません。


 


一方、時効完成前事件への時効廃止適用は避けるべきであると考えられます。法の不遡及を曲げるべきではありません。暫くの間、時効完成前事件と新事件との不公平感が生まれます。これは時間が解決してくれるでしょう。ここも犯罪被害者の団体との確認が必要と考えられます。団体は将来の犯罪被害者の為に尽くしたと納得して頂く必要があります。


 


犯罪者は刑に服したときに初めて犯罪が消滅するのです。時効によって消滅するなど考えられません。時効廃止によって得られる最も大きな効果は犯罪抑止であると考えられます。



可能なら、死ぬまで働きたいと思っています。

2010年02月28日 16時11分51秒 | 座右の銘

筆者は、サラリーマンですので、定年がありますから、その後の事は考えないといけませんが、可能なら、健康を維持し、死ぬまで働きたいと思っています。


健康を考えるのは、祖父も、父も早世したので年金をもらっていませんから、規定通り年金は頂きたいと考えるからです。


死ぬまで働きたいというのは自然にそう思っているのですが、それは父も母の実家も商売を営んでいるからなのかもしれませんが、定年という感覚がありません。


 


筆者の職場はアジア地域で纏まりをもっていますが、日本側は平均年齢が高く、人事異動も少なく、(当然人件費が高く)、あまりよく思われていません。常に職場の若返りや経費削減のプレッシャーを感じています。若い人が責任のある地位に就かないといけない様な雰囲気を感じます。キャリアを求めて外に出ていくことも良い事とされています。


しかし、本来、年を取っていても、働く事は良い事の筈です。長い年月働けば専門性も増します。いつも違和感を感じながらも気にせず働いています。


 


これから日本は高齢化社会を本格的に迎え、定年に対する考えも変わっていくかもしれません。職場の平均年齢は更に高くなるでしょう。アジア地域とのギャップはさらに大きくなると考えられますが、胸を張って働いていこうと思います。


 


長生きは、人間の努力の結果です。なのに高齢化社会をマイナスに捉えしまっては、これまでの努力が水の泡です。高齢化社会は誰も経験した事のない社会かもしれませんが、克服すれば経験値となり、これから高齢化社会を迎える国々の見本となるでしょう。つまり高齢化社会に取り組み克服することは、立派な国際貢献となる筈です。



最近地震が多いですね。やはり地球は寒冷化ですかね。

2010年02月28日 02時37分00秒 | News

最近地震が多いですね。チリにも早く救助隊を派遣しましょう。


 


地震の原因として宇宙線説というのがあります。宇宙線説が多く地球に降り注ぐと地震の引き金になるという説です。


現在の地震予知はプレートや断層の歪みを調べて、地震の発生確率を求める方法が主流ですが、この説では、論点が違い引き金を探しその一つとして宇宙線を想定しています。


 


宇宙線が多く降り注ぐ原因として、太陽の黒点の減少があるそうです。今は通常だと、黒点活動の極大期にもかかわらず。太陽の黒点が極端に少なく観測されているのだそうです。宇宙線が多いので地震が多いと考えられます。


 


また、宇宙線が多いと気候が寒冷化する事が知られています。宇宙線は雲の発生の引き金としても知られ、雲が多く発生すると、太陽光線が地表に届かず、気温が下がります。道理でこの冬は寒かった訳だ。世界的にも寒波に見舞われたところが多かった様に思う。


 


この情報は以下の動画から仕入れました。 


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メディアパトロールジャパンに期待

2010年02月28日 01時11分27秒 | 期待

メディアパトロールジャパン(http://mp-j.jp/)に期待。


 


メディアを監視するメディア。以前から必要だと感じていました。


 


メディアは報道、言論を媒介する企業や団体ですが、マスコミが主体の一方通行のコミュニケーションであるため、メディアは情報を捏造したり、不作為による無視で、正しい報道が行われない事が数多くあるにもかかわらず、自浄作用が働く事はありません。


 


誰かが、それを監視、チェックし告発する事が必要です。


 


これまでは大学がそういう役割をすると思っていました。アメリカのCRJ(コロンビア・ジャーナリズム・レヴュー)のようにです。


 


日本では言論界が立ち上がってくれました。期待します。



諜報は案外平和的な戦争であるかもしれません。日本に最も必要なものです。

2010年02月28日 00時54分09秒 | News

日本で諜報といえば、戦前の陸軍中野学校が有名です。中野学校で諜報部員の心得としていたのは、『誠』であったと伝えられています。『誠』とは国家にも(相手国の)協力者にも誠を尽くす事だそうです。多分、協力者を絶対に捨てないと言う事だと思います。


 


イスラエルの公安は協力者パレスチナ人のスパイ ムスアブ氏を捨てず、ムスアブ氏は現在アメリカで暮らしています。おそらく、ユダヤ人の強いアメリカで保護されていると考えられます。イスラエルの公安に『誠』があるのかどうかは判りませんが、協力者を捨てない諜報機関は信用できます。


 


パレスチナのイスラム原理主義組織ハマスの創設者の息子ムスアブ氏は、パレスチナ側のテロやイスラエルによる暗殺から人の命を守るためにスパイになったと発言しています。また、ムスアブ氏はイスラエル公安に対して機密情報を提供し、数十件の自爆攻撃を失敗に終わらせ、多数のイスラエル人の生命を救ったと伝えられています。


 


諜報/Inteligence はこのようにテロによって失われる死を避けるのに役立っています。諜報は憲法で戦争を放棄した日本には最も必要なものではないかと思われます。それが中野学校の精神を受け継ぐものである事を望みます。