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放言随記

凡人の独り言です。人の役には立ちません。悪しからず。

新聞紙面の美しさは一つポイントです。

2009年04月23日 01時11分00秒 | その他

若い頃3ヶ月ごとに新聞を転がしている時期がありました。景品目当てだったのですが、図らずも各紙の違いも見えました。


 


一番紙面が綺麗でカラー化も早かったが産經新聞、カラー化も遅く紙面も老朽化したイメージだったのが朝日新聞です。朝日新聞を読みながら居眠りすると顔に紙面の文字が写ったものです。産經新聞は部数を伸ばすために企業努力をしていたのでしょう。朝日新聞は印刷の品質より記事の品質こそが新聞だと思っていたのでしょう。紙面も対照的なら思想も真逆の二紙でした。いくつかの新聞を比較しながら相対化して読むのもすばらしい体験でした。


 


結局、生涯で一番長く購読した新聞は産經新聞でした。思想はともかく紙面は綺麗な方が読んでいて気持ちのいいものです。



結局、理想の社会のリーダーはヒトラーなのか?

2009年04月13日 10時59分23秒 | その他

産経新聞コラム『【新響地】客員ロンドン特派員・葉加瀬太郎 心地よい音楽的な言葉』http://sankei.jp.msn.com/entertainments/music/090412/msc0904120345000-n1.htm


によれば、『「人々は普段からもっと、自分の話す言葉が、相手に美しく音楽的に聴こえているか、を考えながら話すべきなんです」。心地いい音楽のような語り口。そういう美しい言葉は、普段の生活でもより人の心を動かすだろう。社会のリーダーともなれば、それはもっと大切だ。』なのだそうだ。


 


脳科学者茂木健一郎さんのコメントである。


これを肯定的に捉えてはなりません。


筆者はこれを反面教師と捉えたい。


究極的には民主主義に反します。


 


音声の良さ・力で人の心を動かすといえば、かの独裁者アドルフ・ヒトラーである。この点については音声・音響学の先生方がよく研究されているので細かくは触れないが、アドルフ・ヒトラーは茂木さんが仰るような資質を備えているということです。そのヒトラーは間違った政策をこの資質を使って、ドイツ国民を扇動しました。


 


このような社会のリーダーが登場したとして、そのリーダーの政策が誤っていても、心地いい音楽のような語り口。そういう美しい言葉が人の心を動かすとすれば、かなり危険な事である。誤った独裁者を生む危険があるといえます。小泉元首相はそれに近かったかもしれません。


 


どちらかといえば、このような社会のリーダーが登場したら、懐疑的に見る国民を育て、最終的に政策内容の良さで社会のリーダーを選ぶようにしなければなりません。


 



外国の国名や都市名の発音はややこしいものです。

2009年03月21日 23時29分00秒 | その他

グルジアを”ジョージア”にするのは問題があると思います。


 


以前ブリュッセルに支社のあるアメリカ企業に勤めていましたが、その会社ではブリュッセルと発音しません。英語のブラッセルズが社内の公用語となっていてます。ブリュッセルの社員たちもブラッセルズと言うのを見て驚いたのを覚えています。彼らに聞いてみると、アメリカの会社で公用語が英語だからネ。とあまり気にしていないようでした。英語話者のコミュニティの中でで、日本人がNipponと言わず、Japanと言うのと同じでしょうか。


中国でもややこしい問題があります。厦門といえば日本ではアモイ(福建語と思われる)ですが、北京語では正式にはシァメンです。香港も日本ではホンコン(広東語)ですが、北京語では正式にシャンコンです。国際コミュニティでは慣習を重視し、アモイ、ホンコンです。


しかしグルジアの扱いは難しそうですね。


グルジアは??????? ???のようにラテン文字でも、キリル文字でも、ギリシャ文字でもないアルメニアと並ぶ独自の文字を持つ国で、西中南欧のラテン文字圏、東欧のキリル文字圏と同列に扱うことはできません。主要各国の対応を見る必要もあります。慣習も重要です。しかも政治が絡んでいる。


個人的にはグルジアのままでいいのではないかと思いますが、もし変更するならその国の実際の発音に準じたもの(発音しにくいようですが)にするのがいいと思います。


意味が同じであるとはいえ、英語風のジョージアはいただけません。



TBSがストライキを決行したようです。さすがです。

2009年03月18日 21時07分00秒 | その他

ANAのストライキがテレビで報じられていました。このご時世にストライキとはいいご身分ですね。そういえばTBSが珍しくストライキを決行したようです。TBSをほとんど視聴していないので気がつきませんでしたが、アナウンサーも管理職以外「お休み」だったようです。


何故他のテレビ局は大きく報じないのでしょうか?お約束の局同士の配慮でしょうか。アナウンサーまで参加してのストライキなんて大ニュースだと思いますが。。。


とにかくTBSもいいご身分ということですね。潰れても知らないぞ。毎日新聞も危ないと聞く。


 



テレビのコメンテーターをしている「ジャーナリスト」は相変わらずいい加減

2008年12月27日 09時43分14秒 | その他

よみうりテレビの番組ウェークアップを視ています。コメンテーターのジャーナリスト江川紹子氏が秋葉原連続殺傷事件と派遣労働を関連づけるようなコメントをしていました。犯人の加藤智大が派遣労働者であったのは事実ですが、どちらかと言えば恵まれた(当時)労働者であったといえます。事件は本人の身勝手な考えから引き起こされたのであり、派遣労働とは関係ありません。


「事件によって派遣労働がクローズアップされた」と控えめなコメントですが、江川紹子氏が派遣労働と事件は関係があると今も考えているのか、派遣労働を批判するためのコメントなのか判りませんが、ジャーナリストは事実を伝えて欲しいものです。いい加減な、勝手な考えで、視聴者を誘導するのは止めて欲しいものです。


一方番組では、「2008年の怒り」を特集していましたが、筆者個人は能くネットで「マスゴミ」と形容されるようにマスコミに怒りを感じる2008年でした。