バウンティの方はフレームの調整をしましたが、ビクトリーの方は、相変わらず、アナトミーシリーズのビクトリーの翻訳をしています(毎日最低でも半ページ、できれば1ページを目標にやってます)
一等艦の歴史とビクトリーの年表、ビクトリーに座乗した提督のリストなどを終え、いよいよ、ビクトリーの建造の章に入りました。今までの翻訳は簡単だったのですが、建造に入ってくると、専門用語のオンパレードで、スピードが鈍ります^^;
ランダムハウスという二分冊の大型の辞書(図書館用は6分冊、家庭用なので内容は同じで、字が小さくなってます)を使用しているのですが、特殊な用語になってくると、「フレームを支える腕木」とかしか載ってなくて、この腕木とかの種類が50種類くらいあると、何のことかさっぱりわかりません。仕方なく、図面を解析しながら、内容を理解して、はじめて、文章の文脈が理解できたりします。海事専門の英英辞典を持っているのですが、家が狭いためしまいこんだ段ボール箱の奥底にあって探し出す気力がなく、役立たずです。
というわけで、まだ、キールの説明を過ぎてスタンポストのあたりで、今日はおしまいです。
構造の話で疲れたので'Jack Aubrey Commands'という、マスターアンドコマンダーを見て、海洋冒険小説とか、18世紀の海戦とかに興味を持った人を目当てにかかれた、当時の海軍全体について解説した本を読みました。海軍の軍人の生活や階級章、役職なども解説さえています。
今はだいたいどこの海軍でも、佐官は三階級で、キャプテン(大佐)、コマンダー(中佐)、ルテナンコマンダー(少佐)です。
当時はキャプテン(大佐)、コマンダー(海尉艦長)、マスターアンドコマンダー(海尉艦長兼航海長)があり、コマンダー(マスターアンドコマンダーも含め)階級章は左側だけにつけ、艦長に昇進すると今度は右側だけにつけます。そして三年たったら両方の肩に階級章をつける習慣のようです。
そもそも、士官の階級は、キャプテン佐官)とルテナン(尉官)の二つだけで、18世紀頃に、ルテナンが指揮する小型船の艦長の呼び方のコマンダーが、階級として定着し始めたようです。キャプテンになると、終身身分が保障(つまり、給料がずっとでる)されるのに対し、ルテナンは、定年があり、海上勤務でなくなると、給料が半額になるので、生活は大変だったようです。
海軍の組織が充実して、守備範囲が広くなってくると、小型艦の需要が高まり、それまで、あくまで臨時的な役職だったコマンダーが指揮するクラスの船が、大量に固定的に運用されるようになったので、階級化したもののようです。
しかし、後の階級と異なり、以前の風を引きずっていたので、階級章で区別するというより、階級章(エポレット)のつける場所で区別したのでしょう。
話がビクトリーの製作から大幅にずれましたが、まだまだ、実質的な製作には入れそうにもありません。
一等艦の歴史とビクトリーの年表、ビクトリーに座乗した提督のリストなどを終え、いよいよ、ビクトリーの建造の章に入りました。今までの翻訳は簡単だったのですが、建造に入ってくると、専門用語のオンパレードで、スピードが鈍ります^^;
ランダムハウスという二分冊の大型の辞書(図書館用は6分冊、家庭用なので内容は同じで、字が小さくなってます)を使用しているのですが、特殊な用語になってくると、「フレームを支える腕木」とかしか載ってなくて、この腕木とかの種類が50種類くらいあると、何のことかさっぱりわかりません。仕方なく、図面を解析しながら、内容を理解して、はじめて、文章の文脈が理解できたりします。海事専門の英英辞典を持っているのですが、家が狭いためしまいこんだ段ボール箱の奥底にあって探し出す気力がなく、役立たずです。
というわけで、まだ、キールの説明を過ぎてスタンポストのあたりで、今日はおしまいです。
構造の話で疲れたので'Jack Aubrey Commands'という、マスターアンドコマンダーを見て、海洋冒険小説とか、18世紀の海戦とかに興味を持った人を目当てにかかれた、当時の海軍全体について解説した本を読みました。海軍の軍人の生活や階級章、役職なども解説さえています。
今はだいたいどこの海軍でも、佐官は三階級で、キャプテン(大佐)、コマンダー(中佐)、ルテナンコマンダー(少佐)です。
当時はキャプテン(大佐)、コマンダー(海尉艦長)、マスターアンドコマンダー(海尉艦長兼航海長)があり、コマンダー(マスターアンドコマンダーも含め)階級章は左側だけにつけ、艦長に昇進すると今度は右側だけにつけます。そして三年たったら両方の肩に階級章をつける習慣のようです。
そもそも、士官の階級は、キャプテン佐官)とルテナン(尉官)の二つだけで、18世紀頃に、ルテナンが指揮する小型船の艦長の呼び方のコマンダーが、階級として定着し始めたようです。キャプテンになると、終身身分が保障(つまり、給料がずっとでる)されるのに対し、ルテナンは、定年があり、海上勤務でなくなると、給料が半額になるので、生活は大変だったようです。
海軍の組織が充実して、守備範囲が広くなってくると、小型艦の需要が高まり、それまで、あくまで臨時的な役職だったコマンダーが指揮するクラスの船が、大量に固定的に運用されるようになったので、階級化したもののようです。
しかし、後の階級と異なり、以前の風を引きずっていたので、階級章で区別するというより、階級章(エポレット)のつける場所で区別したのでしょう。
話がビクトリーの製作から大幅にずれましたが、まだまだ、実質的な製作には入れそうにもありません。
早く製作報告を期待しています。
何しろ現物があるし、近年大修理をしたので、写真も多いし、なかなか手を出しかねる状況です。
取り掛かるようになったら、また記事にしたいと思っています。(いつになるやら・・・)
また遊びに来てくださいね。