円形の大型の堅い木の円周にそって溝が彫ってあり、シュラウド(またはステイ)を固定する為の静滑車。
ラニャードを通すための穴が三個開けられている。
対向した二つのデッドアイの間を三往復して締め込み、固定する。この装置で、支索類の張りを調整する。
アイ(穴)に動かない索を通すことからデッドなアイとして名前がついたとも、索具を外したデッドアイがしゃれこうべに見える事から、穴のことを死人の目(デッド . . . 本文を読む
バウスプリットの途中から海面に向かって突き出している円材;バウスプリットの先端をヘッドステーで持ち上げられないようマーチンゲールステイで、下に引っ張るのにその張り出し材となるもの . . . 本文を読む
1 台胴:円柱や彫像の台石(pedestal)の頂部(cap,surbase)と基部(base)との間の部分
2 腰羽目:床面から1メートルくらいの高さまで張った羽目で、壁紙や織物で仕上げることもある。
3 大入れ:仕口の一種;二つの材を直角または斜めに組み合わせるために一方の材につけた切り溝。
腰羽目を張る
(材を組み合わせるために)溝をつける、
dado in (板などを)溝にはめ込む . . . 本文を読む
1 (木製金属製などの)まくらくさび、輪留め;隙間を埋めたり、物を固定したり、動きを防いだりする為に使う
2 チョック;A 甲板、埠頭にとりつけて、錨鎖の導索器として使う金具;B (甲板上のボートやたるを載せるための)受け台、敷き台、まくら;C (木造船の隙間をふさいだり、アングルを補強する為に使う)止め木、詰め物
ボートを受け台に載せる、ボートをまくらでかう . . . 本文を読む
(水が浸入して下に流れ込むのを防ぐ為、屋根・床・デッキなどの開口部・穴の周りに作った)上げぶち
1 甲板の開口部の周囲四面に作ってある四枚の上げぶち囲み板;特に前後の二枚をさす。
Cf.Headledge
2 船内の金属隔壁や甲板室の補強のため、その最上部と最下部の分厚にした部分
3 (木造甲板室の)木材の敷居 . . . 本文を読む
船体の線図(lines plan)において、フレーム(肋材)の位置に応じて、船首尾軸に直交する垂直面と外板の(shell)の表面(通例内表面)とが交わる線;側面線図(sheer plan)では、垂直に立つ線で、半幅線図(harf breadth plan)では横に走る線で、正面線図(body plan)では曲線または角度で、それぞれ表される。 . . . 本文を読む
船体の底の中央部を船首から船尾まで縦に通って船首材及び船尾材に接続する;通例、これと直角に肋財または肋板が取り付けられている;船の安定を保つ為に、船底から突き出ていることもある。 . . . 本文を読む